「ヒッチ・コックて、こんな人だったんだ。」ヒッチコック りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒッチ・コックて、こんな人だったんだ。
サスペンスの神様、ヒッチ・コック。
「裏窓」や「鳥」は、とても有名だ。
その監督の素顔って、こんなんだったんだ~と、知らせてくれる。
映画館に置いてあるチラシを見た時、まさかアンソニー・ホプキンスが、ヒッチコックを演じているとは思わなかった。
特殊メイクで、本人にそっくりのお顔。
話し方や体形もそっくり。
仕草までもがそっくりなんだそうな。
そんな彼が、「サイコ」を作り上げるまでの舞台裏を描いている。
のぞき見趣味、ブロンド・痩せ型の女優が好き、美食家、酒好き。
また、妻アルマとの関係。
アルマは、脚本家であり、編集をも得意とする、とても才能溢れる女性だったのだ。
そんな妻がいたからこそ、出来上がった「サイコ」。
ヘレン・ミレン演じるアルマ、最高に良かった。
また、トニ・コレットも、何気にそこに居るだけで、味わい深かった。
サスペンスの神様としては、独創的で才能溢れる人だったけれど、家庭では普通の男性でもあったのね。
有名なシャワーのシーンが、どのようにして生み出されたのか、とても興味深く、良く分かり、嬉しかった。
もう一度、「サイコ」を見なおしたいと思った。
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