「究極のやおい映画だぁぁぁ!すごいぞぉ。」愛おしき隣人 流山の小地蔵さんの映画レビュー(感想・評価)
究極のやおい映画だぁぁぁ!すごいぞぉ。
アンダーソン監督の撮影への執念には脱帽しますが、これどう見ても、北欧のあるアパートの住人たちの平凡な生活を意味なく並べた、典型的な「やおい」作品です。そのヤマなし・オチなし・意味なしの徹底さに度肝を抜かれました。
要所にユーモアを効かせたところがあって笑わせられるのですが、個々にそんなパーツのシーンがあっても、ストーリー性が皆無では、素直に笑う気にもなりません
さらに登場人物が語る台詞は、愚痴ばかり。あとは敵わぬ夢。それを解決することもなく垂れ流すばかりなんです。
トドメはラストの意味ない、戦闘飛行機の群れが延々3分も意味なく続き、突如エンディング。
隣に座っていた人のため息のほうが、台詞よりも耳に残った作品でした。
同じ日に当たってた『スシ王子』の試写会にいっとけば良かったのにと公開しました(;_:)
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