東京少女のレビュー・感想・評価
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妄想的ファンタジーは良いが、 携帯の電源? どうやら、キーポイント...
妄想的ファンタジーは良いが、
携帯の電源?
どうやら、キーポイントになったようだ。
と
月が欠けないのは?
欠けても同じ様につながるのは?
サン=サーンスの動部の謝肉祭『白鳥』は良いね。小学校の下校時間の曲。
多分、宮田時次郎は寺田寅◯先生だと思うけどなぁ。
『吾輩は猫である』のやたらと面白い人。もっとも、そのモデルも寺◯寅先生とは明言されていないが。
ただし、宮田時次郎さんの想いは妄想に留めよう。
追記 矛盾点が少い良い作品だと思う。もっとも、誤解される事は多いが。
また、僕にとっては、この4日後に運命の日がやって来る。
東京市
夏目漱石の門下生でもあった宮田時次郎。出版社に小説を持ち込んでもボツ。それを未歩との100年の時(正確には96年)が離れたやり取りでSF小説を書くこととなる。
折しも、高校生の未歩は母(秋本奈緒美)の再婚問題で悩んでいたところに、地震によるワームホールの出現。携帯電話を落としたことによって100年前の時次郎と繋がったわけだ。その再婚(予定)相手・汐見(近藤芳正)が漱石の弟子の研究家だったことで時次郎について興味を持った。
途中で大きな事件が起きるわけでもなく、平凡なファンタジーだと思っていたのに、時を超えたデートをした日から人生が大きく変わる。特にゑり善のお婆ちゃんが時次郎が頼んだ手鏡を大切に置いてあったこと。この100歳を越えたお婆ちゃんの演技が最高だった。ありがとう。
と、この「ありがとう」の意味がさらに後になってわかるのですが、時次郎の咄嗟の判断が凄い。未来は変えることが出来るのだけど、もっと深い意味があった。5歳のななみちゃんを助けなければ、時次郎と未歩の心は繋がらなかったのだから・・・
タイムスリップはよくある設定だけど、携帯だけタイムスリップ。しかも...
タイムスリップはよくある設定だけど、携帯だけタイムスリップ。しかも100年の時差。2人の心の通い愛がステキだった。
おばあちゃんのくだりもよかった~
ラスト後半(*´iωi`*)泣きました。
突こみどころはありますが…。
夏帆主演の『イルマーレ』プラス『きみにしか聞こえない』
現代社会に欠かせない“ある物”が、約100年前にタイムスリップしてしまうとゆう、かなり強引な設定です。
時次郎さん役の佐野和真が、初めは戸惑いながらも直ぐに使い方をマスターしてしまうのを突っ込みながら観ていたら…。
「熱意ですよ!」って(笑)
そりや、夏帆ちゃんと○話でお話出来るなら、このおじさんだって根性で通じさせてみせるぞ!(笑)
主演の夏帆ちゃんが、お母さんの再婚話に反抗する思春期の女の子で、時次郎さんと知り合った事で淡い恋心が芽生え始めて、成長して行く話です。
かなり強引な話なので絶えず突っ込みどころ満載なのですが、やがてデートの場面へ…。
ここでの、まなみおばあちゃん絡みのエピソードでちょっとしたジャブを喰らい少し泣きモードに(^^;)
そしてクライマックスへ…。
やばいな、かなり泣かされてしまった(x_x;)
オリジナリティーは感じないし、突っ込みどころが一杯あるので、批判的な意見が沢山出そうなんですが…。
個人的にこの映画が…。
好きだ〜!
(2008年2月24日新宿トーア)
女子にはこんな恋がして欲しいな~!爽やかで久々胸キュン
少女趣味な奴と思われてしまうが、こう言う少女漫画にありそうな、時空間を超えた、未来と過去の出会いのラブストーリーって胸キュンで、たまには観ると何とな~く幸せな気持ちと言うか、自分も、遠い過去の純粋で、子供だった頃の可愛い自分に戻れる様な気持になれて、何かお得感満点になるので、大好きだ!
正直、この映画の存在すら、私は今日迄知らなかったが、今日は仕事がオフで、雨降りなので、DVDでもレンタルして見ようとショップへ行くと、旧作が100円と言うので、観ていない作品をと探し始めると、ぴあの満足度万点がどうのと言う、キャッチコピーが書かれていたので、まあ良いか?と軽い気持ちで、ストーリーを知らずに借りて観るとこれが、見事にビンゴ!!休日の雨のウジウジした、損した感がいっぺんに吹き飛んで、ロマンチックな気分になれたのだ。しかも100円で、申しわけ無い程に、得した感じで超嬉しかったですよ!
大好きなメグ・ライアンがかつて出演した映画で、「ニューヨークの恋人」と言う映画が有ったが、この映画も本作同様に過去の世界に生きる男が、突然現代にタイムスリップして来て、現代のNY在住の女性に恋をするラブストーリーである。
この「東京少女」の場合は決して2人が同じ世界で出会う事は出来ないのだけれど、それが余計に切ないし、10代の二人の淡い純粋な恋物語として、胸に迫るものが有り、何ともこの若い2人の関係性が美しいのだ!
月が出ている間だけの時間は、異なる時間軸を生きる明治時代の時次郎と平成に生きる未歩が携帯電話のみで繋がる事が出来ると言う現代ならではラブファンタジー映画だ。
自分の未来や、夢に一喜一憂して、思考錯誤の日々を送るティーンエイジャーの繊細な気持ちは、100年の時を超え、今も昔も変わらず純情・純粋で何かこう言うウイウイしい作品は映画の出来ウンヌンで無くして、個人的趣味で大好きなのです!「バック・トゥーザ・フューチャー」もそうだけれど、人と人の出会いには、必ず時間的な制約が有り、その制約を乗り越えて目的を成就出来たら、こんなに嬉しい事は無いものね。だけれど、決して過去に居る人間は、未来を変える事が出来ないと言うもどかしさがそこには存在するわけだ。何故ならもしも、過去の時間軸であるその世界に変化をもたらせてしまうなら過去からの繋がりの上に今が巡って来ている今と言う時代を、必然的に現在起きている事柄と違う現在に今を変化させてしまう事態が生じる為に、過去の時代を変化させる事は、今と言う未来を生きている人間にも変化が起きてしまう事になると、今2人が共有している時間軸の中での出会いの世界へと存在できなくなって、決して2人が同じ様に、今会う事が不可能になってしまうと言う危うい切なさのみが、残されるのだから・・・
「バタフライ・エフェクト」と言う映画では、過去に戻って過去に変化を起こすと、過去から観て未来で有る筈の現代がまた変化すると言うそこの変化を次々と見せていく楽しみが、あの作品には逆にあった。そしてこの映画のセリフに、努力が違った未来を連れて来ると言う言葉が語られるのは素晴らしく、胸に残る。時は離れていても心は近くにあると言う想いが切なし、遠い世界で生きていても心は身近に感じていると言う2人の姿は理想の姿であり夢の様だ!
自分にしか出来ない事、自分の人生で、自分がしなければならない事とは一体どんな事だろう?
若い人達が未来に悩む時、この映画はきっと1つの可能性と夢を運んで来てくれる気がする。時次郎との思いを胸に大切に、未歩はもう決して迷う事は無く、未来を信じて元気に出直して行く事が出来るだろう!青春って本当に素敵な輝きだ!
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