「大人になりきれない少女の憤り、切なさが胸を打つ」東京少女 かみぃさんの映画レビュー(感想・評価)
大人になりきれない少女の憤り、切なさが胸を打つ
自ブログより抜粋。
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最初に断っておくと筆者はこの作品の制作に関わっていました。オチがわかっている上で観たので、伏線が登場した時点で泣けてきて、客観的には批評しようがないことを御了承願いたい。
しかしオチを知っているのに、こんなにすんなり作品世界に引き込まれるとは予想していなかった。小中監督のしてやったりというところか。
さらに言えば撮影現場の裏側を知っているので、あんな低予算ゆえの小規模、短期間のタイトな撮影で、(言っちゃなんだが)こんなまっとうな映画に仕上がっていることにも驚かされたり。
ところどころ、とくに明治時代の描写に低予算作品ゆえの辛さを垣間見てしまうが、それもあまり気にならない。
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