「後味が悪すぎる」幸せになるための27のドレス no koさんの映画レビュー(感想・評価)
後味が悪すぎる
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途中まではわかるが、
主人公が妹の結婚式で妹の過去の写真をバラして辱めるシーン。あれは駄目だ。
以下イライラポイント。
・確かに自分で式の用意をしない妹は悪けど、「ノー」と言わない主人公も悪いよね。
・確かに旦那をゲットするためについてた嘘はよくないが、内容がベジタリアンだーとかアウトドアが好きーとか、嘘が浅すぎてどうでもいい。相手の話に合わせて言ってしまうことなんて恋愛においてはいくらでもあると思うわ。
・小さい頃から面倒を見てて鬱憤溜まってたのは分かる。
でも、主人公が小さい頃から大好きで大切にしていた"結婚式"という場所を、それも身内のを、最悪の形で汚したよね。
この時点で主人公の魅力も努力も一切が水の泡となった。前半部分が全て無駄なシーンに思えた。
・しかも、そのまま未練もなくスパッと辞職する神経。なんのためにあんた、人のために駆けずり回ってたんだよ。
主人公にとってはそんな程度の仕事だったのか。薄っぺらい。
・んで浅〜い嘘を見抜けず、浅〜い嘘を理由に婚約解消し、その後速攻で主人公にキスしちゃうボス。おま、会社全員から慕われてる最高の人格者(設定)が聞いて呆れるわ。
・そしてあんな仕打ちを受けても最後ヘラヘラと姉のプライズメイドできる妹もどうかしてる。自分の結婚ご破算にされたのに、普通絶縁レベルだろ。
とにかく何が言いたかったのか全く分からない作品だった。
プラダを着た悪魔が完成度高くて騙されたなー。まぁあれもよく考えるとファッション映画なのだけど、比べると今回のは主人公に魅力が無さすぎた。
最後の27人のプライズメイドは演出として面白かったけど、そこだけかな。
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