「若い大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人に会える幸せ‼︎」アフタースクール 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
若い大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人に会える幸せ‼︎
そして、驚くほど瑞々しく美しい、常盤貴子さんにも会える。
映画は時系列が行き来する、
中学3年位(?)当時のの過去、から、10数年が経つ現在。
会社員になっている木村(堺雅人)、
木村の同級生の神野(大泉洋)は教師になっている。
例えば、あるシーンがあって、
で、次は?
と、思うと場所も人間も変わっている、
場面も人も話も別になる。
な、ことがたくさんある。
散りばめたピースをアトランダムにはめていくジグソーパズルのようだ。
仕掛けの多さ、トリックの面白さ。
冒頭の場面はホームドラマ。
臨月の若妻の美紀(常盤貴子)と夫(堺雅人)が朝ごはんを食べている。
そこに姑(山本圭)が居て、ぶつくさ不満をだらだらと話している。
(若夫婦とその親・・・と思うでしょ❗️ところが違う)
次の場面では、産気付いた美紀が、神野に、緊急電話をかけてきて、
神野は駆けつけて、タクシー🚕に乗り、
病院で赤ん坊は無事生まれる。
夫(堺雅人)は不在だが、美紀は非常に幸せそうである。
この映画はミステリーなのだ。
借金取りに追われるギャンブル狂の探偵(佐々木蔵之介)が、
ある依頼を受ける。
梶山商事の若手社員・佐々木の行方を探す依頼だ。
実は梶山商事は闇の仕事に深入りしている。
だから社会派ミステリーなのだが、そこに別の目的の
男たちの物語が割り込むという二重構造が仕組まれている。
探偵が木村と謎の女(田畑智子)の行方を探す依頼をうけたことから、
佐々木の出身中学に卒業アルバムを探しに行く。
(それも佐々木の同級生を語って、)
そこで教師の神野と出会い、探偵は神野を助手に佐々木探しを
するのだが、その手法が今風で、
(2008年の映画なのに、)
新鮮なのだ。
スマホで写しながら会話したり、隠しカメラの映像を見てたり、
してストーリーが進むところとか・・・)
でもなんと言っても、
実は彼(彼女)の正体は□○○でした・・・
という謎解きが最高である。
かなり騙された。
実は中学生の友情物語で、それもその後不幸な人生を送った初恋の女子を
助けて守る男の友情。
観終わった気分は、なんとも爽やかなのである。
監督・脚本の内田けんじ、最近噂を全く聞かないが、
どうしているのだろう。
こんばんは〜。コメントありがとうございます。
今日は仕事なので、
明日、教皇選挙を観に行きます。
運命じゃない人は
かなり面白いと思います。
鍵泥棒のメソッドも
面白かったです