スパイダーウィックの謎のレビュー・感想・評価
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蜘蛛もスパイダーマンも出てきません
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原作は「スパイダーウィック家の謎(2003)」という児童向けファンタジック・アドベンチャーのベストセラーとのこと、映画のタイトルに家が無かったので蜘蛛が出てくる話かと早とちり鑑賞・・。
古い館の屋根裏部屋に隠された謎の妖精読本が巻き起こす怪事件、本が災いの元といった点ではさしずめ「死霊のはらわた (1981)」の子供版といった趣きだがアクションも怖さもコンパクト、1時間くらい過ぎて獅子鳥グリフィンが登場してからはネバーエンディングストーリー調で目を見張ったが敵らしいのはタンポポの種風の妖精なので肩すかし、妖怪と闘うのに塩やトマトソースが武器というのもホームアローン流、まあ、子供向けの似たようなプロットをかき集めた感があり親しみやすさと言う点では受けるのでしょう。
離婚した母子家庭のギクシャクさを持ち込んだのは離婚率の高いアメリカの世相に寄せたのでしょう。まあ、おじさん向けではないのは明白ですから感想などは、お呼びでないでしょう・・。
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フレディの演技がいいんじゃない!
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フレディ・ハイモアが上手い!
天晴れ。双子の性格の違いを演じ分けていた。
妖精も小悪魔もCGの助けで活き活きと描かれている。ライラのように突拍子なシチュエーションも無く自然に画面に参加できる。
シーンは大半が森と家。それだけに単調だが、フレディの演技力に助けられてA-の評価。ちょっと過大評価かな。
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