「和小が忘れられない。」ジャージの二人 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
和小が忘れられない。
なんかこう…。(爆)
私は昔からジャージという被服が大キライだった。
学校の運動着を思い出させるあのスタイル、素材、
デザイン性、ムダに入っている二本線だか三本線。
立てても広げても首に違和感を与える襟の存在。
さらに昔のには、かかとにひっかける帯まであった。
…ナンなんだ?あのデザインは。
唯一良かったところ。
綿の体操服と違い、すぐ乾く。乾燥性に長けている。
でも、なんかこう…。どうしてもキライなのだ。
しかし、いくらキライな被服を常用した映画でも、
大好きな人々が関わっていれば観たくなる。
堺雅人、鮎川誠 (!)、大楠道代 、監督・中村義洋。
ただ、映画としての期待はしない方がいいと思う。
…だいいち、
ジャージがメインって、どんな映画なんだよと思う。
今流行(なのか?)のユルユルダラリん系作品…。
盛り上がりも盛り下がりもなく、細かなギャグが
「ジャイアントカプリコ」並みの迫り方をする作品。
つまらないといえばつまらない汲み取り便器みたいな
感じではあるんだけど(スイマセン)私は面白かった。
だって、あの、ジャージに書かれた文字の数々!?
特に覚える必要などないけれど^^;けっこう勉強になる。
亡くなった祖母が大事にコレクションしていたらしい、
地元小学校のジャージ…?しかし新品のように見える。
「寒い?」の一言を皮切りに^^;押し入れから出される
異様なカラフル色、鮎川誠の着こなしなどモデル並だ!
(着用時に流れる重低音のテーマがたまらん♪)
よくよく考えると、なんで大人が着れるサイズなんだ?
分からないツッコミは始めたらキリがないことを、
豊かな森林とイノシシ(爆)高い空となだらかな小径、
携帯も通じない田舎の暮らしぶりが教えてくれる…。
なんかこう…。できれば、猛暑の頃に観たかったな^^;
(ジャージよりも不満だった水野美紀。あの妻はナニ?)