「「キミもシンジになる。」最もエモーショナルな劇場版。 「今日の日はさようなら。」「翼をください。」」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
「キミもシンジになる。」最もエモーショナルな劇場版。 「今日の日はさようなら。」「翼をください。」
「キミもシンジになる。」
重厚・荘厳・悲壮・勇猛・果敢・暴走・狂気・繊細・哀切…
喜怒哀楽が激しく、感情の振れ幅が大きい。
激しく傷ついてボロボロになって、感情が爆発する!
時に感傷的になり、破壊的になり、カタルシスに浸る!
子供たちに芽生える互いに思いやる心。感情の機微。
最高のクオリティ!
とにかく完成度が高い!
海外で観せて自慢したい!
アートな使徒、壮大で緻密でリアルな新東京市、機械的に滑らかな動きのCGの使い方が今回も見事!
ストーリーもエピソードも再構築。
アスカ登場(苗字が違う)から始まり、
映画オリジナル新キャラ(あからさまな萌えキャラ)も登場。
子供たちの人間関係や性格も微妙に違っていて面白い。
そして最も印象に残ったのは「歌」と「セリフ」の『演劇的な演出』です!
「今日の日はさようなら。」「翼をください。」絶妙な選曲眼!
1度ならず2度までも盛り上げる。
鳥肌ものでした!!!
もちろん、初公開時の「新宿ミラノ」、夜、最終回の終映後は客席から拍手が起きました。
今回は朝だから?拍手が無くて残念。
今回、数回目の鑑賞でも、その爽やかな歌をバックに繰り広げられる凄惨なシーンと、ミサト、リツコにより語られるセリフが、最高に盛り上がり、泣いた!!
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