「映画の世界へ、優ちゃんが連れてってくれます」百万円と苦虫女 カサキショーさんの映画レビュー(感想・評価)
映画の世界へ、優ちゃんが連れてってくれます
いま日本で今一番演技力があると評価している、
蒼井優チャンの初主演映画です。
クリアでみずみずしい映画でした。
上手い役者さんというのは、
演じるだけじゃなく、
観客を作品の中へ
連れていってくれるのだと再認識しました。
反発しあっている様で
性格がとても似ている優ちゃんと拓也君の兄弟は
お互いの事を頼りにしている関係です。
お姉チャンはひょんなことから前科一犯になり、
地方を転々とするのですが、
その先々で青春ぽい事件に巻き込まれ、
何と無く成長してるのかなぁ、
って感じのお話でした。
最後はハッピーエンドのクセに
監督が意地悪でスッキリさせてくれません。
みずみずしく、
ライト感覚に仕上がった
優ちゃんの顔立ちのような映画でした。
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