劇場公開日 2008年7月19日

  • 予告編を見る

「風刺ききまくり」百万円と苦虫女 ググルググさんの映画レビュー(感想・評価)

風刺ききまくり

2020年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

つい山下監督作品を連想。優れた作品だと思う。練りに練った筋立て。なぜ百万円
なのかに意味はない。鈴子は自分が魅力的なのを知っている。少し影がある分余計に。
どこに行っても絡まれる。百万円貯まるくらいの期間がちょうどいい。留まるに。
それぞれの職場でケッサクの展開。農家でのそれは爆笑してしまった。そのたびに
苦虫をかみつぶしたような表情。自然に身に付いたおかげで中島君にも見抜かれ
大笑い。鈴子は正直なのだ。ただし、最後にドーナツをかじりながら街を歩く
姿はムリありすぎ。何の暗喩なのかわからず。少しふてくされてみたくなった
とか・・・・。味のある作品だと思うよ。

ググルググ