「すずこと拓也が、大人と子供、女と男、違う場所で生きていくのと同じ場...」百万円と苦虫女　ゆうなさんの映画レビュー（感想・評価）

すずこと拓也が、大人と子供、女と男、違う場所で生きていくのと同じ場所で生きていく、真反対のことと自分がいる環境に居心地の良さを感じていない同じ部分が対比のように描かれていて、分析していくと面白い映画だと思った。
ラストシーンで同じ場所にいるのに会えないという展開に一瞬「まーじか」と思ったが、そこで会ってしまうと、すずこの旅が終わってしまう=すずこという人物の完結、という感じがして会えないというラストが良かったのかもしれないと思った。また、出会いは一瞬で別れも一瞬なんだというのを感じた。