劇場公開日 2008年7月26日

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「鑑賞後は肉まんとラーメン。」カンフー・パンダ ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0鑑賞後は肉まんとラーメン。

2008年8月6日

笑える

楽しい

単純

最近観たアニメでは、ダントツです!!面白かった~♪
いやもう、予告の時点でね、大笑いしてましたけど…^^;
まぁドリームワークスだし~ギャグ満載なのはお約束。。
だとしても、今回の出来は本当に素晴らしかったです!!
アニメだと思って?バカにしない方がいいですよ(^-^)

私はもちろん字幕版で観たんですけど(だってJBが声だし)
本当はこの主人公のパンダのモデルはサモ・ハンなのです。
しかーし!JBにも通じている。だって彼そのものに見えた!
声と動きがピッタリと合ってて、まったく違和感がなし。
(あっちは声が先だから当たり前だけどね^^;)
もちろんD・ホフマンのシーフー老師にしてもおんなじで、
ここまで俳優が声優化してくれるとホントに嬉しいもんです。
どっかの国のアイドル使いなどとは比べもんになりません。
(あ、吹き替え版ってどうだったんだろう…^^;)
なのでキャラと声に、まず大変満足~♪

もちろん絵の方は申し分ない美しさなので割愛しますが、
今回はかなり場面や舞台を作りこんだそうですよ。
数々のカンフー映画の舞台ともなった場所を見事に再現し、
さらにはオタクが泣いて喜ぶ名シーンあり、
アクションに対するオマージュも半端ではないそうです。
よくぞアニメでここまで。。と私ですら思いましたが。^m^
アクションの方は、なんとJ・チェンが監修しているそうで、
彼の作品がモチーフ(知ってればもっと楽しめたよな~♪)
となっているシーンも多いみたいです。あ、ちなみに彼は
声優も務めています。マスター・モンキー役(ちょっと短い^^;)
ということで、アクションにも大変満足~♪

残るは脚本なんですが。。
まさかこんなにいいとは思わなかったんですよね(失礼!)
どうせ悪ふざけ80%ノリで、いつものパターンかなと。。
師匠と弟子。父と息子。…とくれば「あ!あの映画か!?」
と思い起こす作品は数あれど…それらがギュッと凝縮された
素晴らしい話になってます。しかも単純で分かりやすい(爆)。
観た目に分かりやすいから^^;かなり連想もしやすいですよ。
笑うところは大笑い、泣けるところはしっかり泣ける、
闘いはスリリングで容赦なく、友情と師弟愛にも満ちている。
さらに音楽もいいんだ~これが♪
エンディングの名曲には涙がチョギレる余韻も味わえます。
というわけで、脚本・演出にも大変満足~♪

最近、オタク愛に満ち満ちた映画が多く作られるようになり、
もちろん映画ファンとしては大喜び♪なのですが、
本当に楽しめる映画ならオタクだろうとなかろうと、関係なく
そのお話にどっぷりとのめり込むことが出来るはずなので、
どっち向きにも到達できる作品を作れるのがいちばんですね。
今回のドリームワークスは大成功だと思います。

(これの前にドラキンを観て^^;まさにアチョー!な一日でした)

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ハチコ