ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛のレビュー・感想・評価
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続きものの弊害
何度も書いてると思うけど、1話完結じゃない映画は駄目。
ダイハードとかのように続編が出るのは全然構わんが、
この映画の場合、1作目を見てないと何が何だかよくわからない。
とか何とか言いながら、実は1作目は見てるんやが、
面白くなかった印象しかなくて、登場人物達が何物なんかも覚えてへん。
っていうかこういう壮大だが目的のはっきりしない映画はつまらん。
ロードオブザリングと同様の意味で面白くなかった。
でも特撮は綺麗だった。
何やわけのわからん水のおっさんが出てきたり、
やたらと偉い神のようなライオンが出てきたり、
ついついアスラ~ン♪って古いCMソング口ずさんでしまったわ。
あとガキが白兵戦で剣も持たず弓矢使ってた。
弓ってのは遠くから射ないと防御がガラアキになるんだよ。
などとツッコミたくなってしまった。
戦争は大人になってから!
『LOTR』並に上映時間が長いとヘルニア国物語になりそうですが、前作と比べるとストーリー構成もしっかりしているし、大人を経験している4兄妹の性格や演技も落ち着いているので鑑賞も苦痛ではありません。さらにオマケのオリジナル・オカリナが欲しくなって記念コンボを買ってしまい、オカリナがいつ登場するのかと楽しみにしていました・・・角笛しか出てきませんでしたけど・・・
先日観た『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』の感動が冷めやらぬうちの鑑賞だったので、ミラース夫人の垂れ目具合が石野真子に見えてしまったり、角笛によってチューバを持った市原隼人を想像してしまったり、巨大な落とし穴に落ちたのは佐々木蔵之介のような気がしたりしました。すでに心の中では“ナルニア軍とテルマール軍の1300年戦争”と名付けてしまってます・・・スケールが違うってば。
何がよくなったんだろ?新たなヒーローであるカスピアン王子(ベン・バーンズ)がポイントだったのかもしれないし、4兄妹が未だ子供のままだけど大人を経験していることから、戦争描写も自然に受け止められたのかもしれません。また、王位継承に絡む醜い内輪もめや、それに絡んで“王は一人じゃない”ことに驚くミラースが面白かったこともあるし、スーザン(アナ・ポップルウェル)の「戦わずに・・・」などといった台詞に肯いたためかもしれないし、ただ、侵略される前に先手を打つ策を採ったのはいただけなかったけど・・・
4兄妹の中ではピーターよりもエドマンドの成長が良かった。精神的にも肉体的にも大人になってると感じたのですが、何より白い魔女に対する恨みを発散させたところがいい。きっと美味しい食べ物にもつられなくなったことでしょう。一方、メインのカスピアン王子は森の中を駆けているとき木にぶつかるところが素敵でした。ルーク・スカイウォーカーですか?
脇キャラでは白い魔女を復活させようとしたドワーフのニカブリクを演じたワーウィック・デイヴィス。よく見かけるな~と思っていたら、『スターウォーズ』から『ハリーポッター』まで多くのファンタジー映画に出演しているんですね。メインのドワーフであるトランプキンよりもインパクトありました。
【2008年5月映画館にて】
角笛の音色が奇跡を呼ぶ!
「ナルニア国物語」シリーズ第2作。
DVDで鑑賞。
原作は、前作公開時に全巻セットを購入して読破しました。
白い魔女との戦いから1300年後のナルニア国。侵略者・テルマール人(その正体に驚愕…。ろくでもないぜ!)によって支配され、迫害された物言う獣たちや妖精は森の奥で身を潜めて暮らすことを余儀なくされていました。
叔父に父王を暗殺されたカスピアン王子は王都奪還のため、王家に代々伝わる角笛を吹くことに…。その角笛を吹くと、何らかの助けが彼方からやって来るという言い伝えがあったためでした。その音色に導かれ、ペベンシー家の4人の子供たちがナルニア国にカムバック!
かなり深刻な現状に胸を痛めた4人はカスピアン王子と手を組み、ナルニア国の本来の姿を取り戻すための戦いへと身を投じていきました。その行方や如何に…?
抑圧を打破するために、弱き者が立ち上がり、強き者へ立ち向かう…。この手の話、嫌いじゃないです(笑) 無条件に胸が熱くなって来る! しかし、まぁまぁでした(笑) やっぱりファンタジーは苦手でございます(笑)
カスピアン王子カッコイイな
相変わらず兄ちゃんと姉ちゃんは可愛げがないけれど、前作で失態続きだった弟君が成長していて良かった。
前半あれだけの苦闘を繰り広げたのにアスランが出てきて一声で敵を壊滅って言うのも何だかなぁだけど、ずっとアスランの登場を心待ちにしていたのも事実だから、まぁこれでいいかな。
ディズニーですから、期待は裏切りません。 1作目よりさらに壮大です...
ディズニーですから、期待は裏切りません。
1作目よりさらに壮大です。
今回は、テルマール人という人間に、ナルニア国が支配されるのを
ペベンシー兄弟とカスピアン王子とナルニアの民たちが戦って救うというお話。
ファンタジーのわりに人が死にまくるし、殺しまくります。
どうやったらこの戦争に勝てるかというのを子どもたちが真剣に話し合っているシーンなどもちょっと異様でした。
ディズニーなのにいいのか。
そしてテルマール人という人間の愚かさを表現して、私たち人間へのメッセージを感じました。
創造主アスランが登場したときはテンションあがったけど、
一声であんだけできるなら、なぜもっと早く登場してくれなかったのか、それが疑問。
全員がアスランのことを信じていなかったから?
アスラン最強すぎ。。。。。。。
あと、スーザンとカスピアン王子の恋模様をもう少し見たかった。
スーザンを王子が助けに来たときは恋愛フラグキターって確実に思いますよね。
カスピアン王子役の人はまさにディズニーの王子って顔立ちしてますね。
イケメンすぎてペベンシー兄弟の男の子たちが普通に見えてしまいました。多分かっこいいんだろうけど。
第三章も期待してます!!!!!
ナルニアの未来のお話
一作目より何百年?も先のお話。
ナルニア人は絶滅に近い状態にされていてこっそりと暮らしていた。そこに4兄弟が笛で呼び戻されナルニアにやってきた。絶滅させた王の息子カスピアンが城を飛び出しナルニア人と出会い、ナルニア人と手を組み国へ乗り込む。
そこでのお姉ちゃんとのアイコンタクトというか目の合わせ方がセクシー!
昔からの城っぽいのは陸対戦のときに砲撃でやられたに近いが地面がばっこばっこにひび割れして相手をやっつけたのには感動と興奮が抑えれなかった。
お兄ちゃんと王の戦いもゲスくてよかった!
カスピアン王子、お願いしますね。
一作目よりは劣るかな?
一作目を見たのが当分前で最初の方はストーリーがよく分かりませんでしたw
だんだんストーリーが進むにつれて分かっていきましたが
見終わったあとはなんとなく何も残らないというか印象に残ったシーンがあまりなかったです。強いて言うなら最後の方の戦いのシーンぐらいです。
曲は良かったと思います!
ファンタジーの中だけの話にしたほうがいいのでは
総合:75点
ストーリー: 70
キャスト: 70
演出: 75
ビジュアル: 95
音楽: 75
ファンタジーな異次元の世界の中で、権力争い・裏切り・内部分裂・敗戦・犠牲・責任の擦り付け合い・強力な敵と命懸けの戦争と、物語として面白そうな要素が詰まっている。十分それだけで完結している物語である。子供向けファンタジーというには少し複雑。映像も美しいしCGも良く戦闘・格闘場面は前作よりも迫力があり楽しめる。前作よりも物語性・映像と全体に質は向上している。
だからこそそのような中でわざわざ20世紀に住む四人の現実の兄弟姉妹が出てくる必然性が強いとは思えない。子供がこれほどの血生臭い戦闘に参加したり複雑な組織を率いる指導力を発揮したりしなくても、このファンタジーの世界の中の登場人物だけで物語を進めればいいのでは。でもそれでは第二章になりにくいのだろうか。
元々が子供向けのファンタジーのはずだが、その割りにかなり大人でも見れるくらいの物語になってしまった。でも今更子供向け映画という設定を変えられないし第一章とのつながりも保たなければいけないしこのまま行っちゃうか、という映画会社の都合みたいなのがあるのかもしれない。大人向けの部分と子供向け部分の混ざった中途半端なものになったように感じる。
それと最後はちょっと反則技ではないか。最初からそうすればよかっただろうに。
だいぶ大人っぽくなりました
原作は読んでいないのですが、前作よりもダークなトーンになり、王子が大人っぽいので前作ほどお子様向け感がなく、重厚感があって楽しめたかも。ペベンシー兄妹も身長伸びたり、だいぶ大人っぽくなって、おそらくいまがこうしたファンタジーには一番いいころなのかも。
せっかく良くなってきたんだけど続編が・・・
前作はやや物足りなかったが、この2作目は面白い。内容が大人っぽくなったからだろう。ラストのナルニア王とテルマール王の一騎打ちも最近にない緊迫感。
また、闇の描き方とカット繋ぎが巧い。リメイク版「隠し砦の三悪人」に足りなかったのはコレだ。
「ロード・オブ・ザ・リング」と同じような場所が出たり、ちょっと奥行き感が物足りないVFXシーンもあるが、多勢に無勢の戦いは割りに理にかなっていて「ロード・オブ・ザ・リング」ほど違和感がなく、物語にハマることができた。4兄弟+カスピアン王の性格も程よく描かれ、2作目にしてバランスがとれたファンタジー作品に仕上がった。
次男エドマンド王役スキャンダー・ケインズと次女ルーシー役ジョージー・ヘンリーが頼もしく育ってきた。次作が楽しみだ。
p.s. ところで続編はどうなったんでしょうね? 今からじゃ、4兄弟もすっかり大人だよねー。
うーん(・_・)
前作第一章よりも爽快感がなくなり寂しい印象。
ここ数年こういうファンタジー系作品が増えどれもこれも続きストーリーになっている。
前作のあの不思議世界感がなくなり、兄弟達はずっとあの世界で暮らしてたのか演技はイマイチだが、ライオンが後半出てくるとこから少しだけ面白味をみせる。
あまり印象深い作品じゃないんでこのへんで。
一人ごと ロードオブザリングシリーズはやっぱり凄い。改めて思った。
自分自身の良心との戦い
とても夢のあるファンタジー、
物語を単調にしない隠し味もピリリと効いて
上質の作品に仕上がっていました。
四人兄弟はテルマール国の王子に
現実の世界から呼び戻され、再びナルニアへ行きます。
平和だったナルニアはすっかり様変わりして
ナルニア人は絶滅の危機、
それを救えるのは四人兄弟とカリビアン王子と
そしてアスランだった。
だが頼みのアスランはなかなか現れ無い。
絶対絶命のなか、
ナルニア軍が取ったのは、
ピーターがテルマール国王に一騎打を挑むという方法。
その一騎打にピーターが勝利し戦いが終わったと思ったのに、
形勢が自分達に断然不利だからといって
国王の重臣達が陰謀をめぐらし、敗れた自分達の国王を謀殺し、
戦いを続けるあたりは、大人風味がたっぷり効いています。
まともにこの映画を観たら随分、
人が殺され残酷のような気がしないでもないが、
あくまでも自分の良心の戦いと捉えれば良いのでは
と思いました。
「女の子は、地図に弱い」「他のものが強いからよ」
映画「ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛」
(アンドリュー・アダムソン監督)から。
角笛で、呼び戻された、ナルニア国の4人の王子、王女たち。
なぜか、子どもの姿になっている。
彼らが、ある場所を求めて、歩き続けていくシーンがある。
行けども行けども、目的地が見つからず、ちょっと不安になり、
1人の王子が「女の子は、地図に弱い」と呟く。
しかし、可愛い少女姿の王女も負けていない。
それが「他のものが強いからよ」だった。
では、何が強いんだよ・・と突っ込みを入れるを忘れ、
タイミングと、そのおもしろさをメモとした。
今だったら、「ナビゲーションがあるから大丈夫なの」と
切り替えさせられそうだな。
「地図に弱い男だっているわよ」では、面白くない。
やっと大人の鑑賞に堪えるレベルになったなという感じです。
前回とつながりがないのかと思っていたら、ペペンシー兄妹がまんま出てきたり、氷の魔女もちょこっと出てきたり、シリーズとしてのつながりを感じさせてくれました。でも、前作を見ていなくても充分に楽しめるでしょう。
本作は、前作のチープなところを大幅に改めて、スケールアップしていました。よかった点としては、カスピアン王子を登場させ、本格的な戦闘シーンを軸に持ってきたことです。主に二つの攻城戦は見どころたっぷりでしたね。
前作の最大の問題点は、ペペンシー兄妹がいきなり勇者となり、戦闘シーンにも参加して勇敢に戦うというところがどうにも違和感を感じてしまったことです。あれからこの世界で1年たち、兄妹も研鑽を積んだようなので、見ていて前作ほどの違和感を感じさせませんでした。やっと大人の鑑賞に堪えるレベルになったなという感じです。
ネズミのリーピチープはキャラとしてかわいく、気の強く誇り高いという点では、ストーリーにスパイスとなる存在でした。
あとルーシーとナルニアの民との交情は、なかなかほろりとさせてくれましたね。
但し今後もペペンシー兄妹+ゲストキャラのダブル主役でストーリーを組んでいくとき、どっちつかずになりやすいという危険性はあると思います。今回も微妙でした。
あとアスランをあまり万能の存在にしすぎるのも問題でしょう。今回も登場が遅すぎると思います。けれどもあの結末では、アスランを早く出してしまうと物語が終わってしまいますからね。つまり黄門さまの紋所のように、アスランの登場が切り札となってしまい、シリーズ各話の集結をワンパターンに持って行く可能性が高くなってしまったのです。 もう少しカスピアン王子を活躍させてもよかったのではないかと思いました。
それにしてもカスピアン王子は自国の兵を平気で殺していきます。中には友人や親類の兵もいることでしょう。どうしてあんなに平気で殺戮できるのかは疑問です。
ラストの砦の攻防で、一見守備が弱そうに見せかけて、巨大な罠が仕掛けてあったのには驚きました。ナルニア側の作戦面は、なかなかのものでしたね。
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