「「カリオストロの城」実写版のような趣」K-20 怪人二十面相・伝 mac-inさんの映画レビュー(感想・評価)
「カリオストロの城」実写版のような趣
クリックして本文を読む
意外と面白い。日本映画らしくなく、しっかり活劇になっている。
基本的に「ルパン三世・カリオストロの城」実写版のような趣。これを見ると宮崎駿は大したものだと思う。根底にしっかり宮崎駿の「設計」(というかアイデア)が生きている。人物造型、場面設定、アクションにいたるまで。
ただ、それを具現化(実写化)する力量も凄いものだと思う。日本映画もこれぐらいアクションの切れのいいものを撮れるということでうれしくなった。
話は、まあまあです。とりあえず及第点という感じ。
人物の魅力はやはり宮崎駿のオリジナルを超えられない。
金城武もいいが、松たか子が思ったよりよかった。仲村トオルは、もう性格俳優になってしまった。これは褒め言葉。他によかったのは、國村隼の奥さん役の高島礼子。この人は、雰囲気があっていい。
コメントする