劇場公開日 2008年9月13日

パコと魔法の絵本のレビュー・感想・評価

全65件中、41~60件目を表示

5.0感動

2010年3月23日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

もう泣ける😭
鉄拳のヘイハチを彷彿とさせる役所広司も笑えるけど、土屋アンナとか阿部サダヲとか笑えるメンバー揃ってるけど、暖けぇ😭感動作品ですよ😭
役所広司の心の変化とか、一番最後のだいどんでんがえしは号泣です

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てるすけ

5.0日本映画の壁を越えてしまった傑作

2010年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD

泣ける

笑える

楽しい

中島監督は期待を裏切らない監督だと思う。
CGを使った独特な世界観は、違和感を感じさせず
完璧な中島ワールドを作ってしまった。

原作を超えた名作といってもいいと思う。

笑えるのに、泣かせる。
本当にいい作品です。

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のーまん

4.5正に飛び出す絵本ですね

2009年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

楽しい

この世界観にすっかりはまってしまいました。
テンポ良い流れに乗せられ、最後迄一気に観てしまう感じです。
なのにその中に笑いあり涙あり、本当に飛び出す絵本を観ているようでした。

素敵な役者陣も、派手なメイクで誰だか判る人と判らない人が・・・。
妻夫木君辺りはは、観た後に調べないとどの役だったのか判りませんでした。(^^;
観た後、一日中「ゲロゲェ~ロ♪」って言う言葉が耳から離れません。

人に感想を聞かれたら、「僕は大好きだけど、人の評価を耳に入れず先入観無しで、素直な気持ちで観て欲しいです」と言いたいです。

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くろすけ

4.5絵本みたい!

2009年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

アヤカ・ウィルソンちゃんがとってもかわいかったです。
映画全体が絵本みたいで、キラキラ・ワクワクしっぱなしでした。
CGと実写の切り替えもうまくて、小さい頃好きだったもの、入りたかった世界にいる気分になりました。

妻夫木くんとか、土屋アンナちゃんとかも出てるんですよね。
個人的にはアヤカ・ウィルソンちゃんと役所さんの映画でした。

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anya

5.0【笑】と【泣】のギャップにノックアウト

2009年6月24日
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

楽しい

公開時のキャッチコピー【子供が大人に読んであげたい物語】

いや~ 泣いちゃった~ 久々に泣いた~

またしても中島監督にヤラレタ~

『下妻物語』でもそうだったけど
さんざん笑わせといて最後で泣かせてくれる

いつもこの【ギャップ】に見事ヤラレる

もう後半は所々で3回くらい涙腺を刺激されて
ポロポロ泣いた~

正直 鑑賞前と冒頭あたりは
目が眩む様な【色彩とギャグ】が全開なもんで
コッチも軽~い気持ちで観てたんす

【舞子は~ん】的な(阿部サダヲ的な)ノリが最後まで続くのかという
勝手な先入観だったんす

だから なおさら泣けたんだな~

『下妻物語』も同じ構成で
ラストの深キョンの【土屋アンナ以上】のタンカ切り場面で号泣
あのシーンがあるだけで傑作だと言い切れる程の名シーン

前半で油断させといて後半で泣かせるニクイ展開

『下妻』も『松子』も『パコ』も
観終わったらキャスト全員を大好きになってしまう様な

まさに【パコと魔法の映画】です

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Natsuki

3.5チグハグナ面白さ♪

2009年4月2日

泣ける

笑える

楽しい

舞台の台本が原作とあって、
舞台特有のハチャメチャなギャグや、
オーバーアクションが苦手な方には不向きな作品かも・・・
しかし、パコのために患者も医者も看護師も一丸となってお芝居を作ろうとする後半は、涙線の弱い方は大きめのハンカチとティッシュが必要かも・・・

それにしても、個性豊かな脇役陣の演技には脱帽です。
そして、カナダ人を父に、日本人を母に持つアヤカ・ウィルソンちゃん。
彼女の愛らしさなくして、この作品は作れなかったんじゃないですかね。

それから、ギャグや演技はメチャンコ日本的なのだけれど、
作品全体の作りは、メ一杯ディズニーを意識して作られていました。
そのチグハグサも一興かも♪

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shikahiko

3.0中島哲也監督との三度目の遭遇

2009年3月5日

楽しい

知的

偶然にもこの監督の作品は三本とも見ている。
しかも三本とも、劇場公開から少し、
日を置いてから鑑賞。

中島監督の作品の中では、
フカキョンと福田麻由子ちゃんが出ていた
「下妻物語」が一番良かったと思う。
それでは、この作品は。。

この監督にとってはごく普通だが、
日本の映画作品では珍しい、ファンタジー映画。
パコを演じたアヤカちゃんは可愛いし、
土屋アンナの看護婦も決まってた。
相変わらず 阿部サダヲの演技は絶品だし、
妻夫木クンの情けない役も笑えた。

そして、私がもっとも感心したのは、
加瀬クンの奥さん役をしたドS女。
観ている時は
最後まで誰がやっていたのかわからなかった、
が、エンドロールで彼女の名前を観つけて
えらく納得してしまった。
切れ味鋭いS女なら松雪さんだが、
肉感溢れる迫力あるドS女なら、小池栄子だ。

さて、肝心の作品の方は、
役所演じる大貫老人が、何故
パコにだけ優しい気持ちになったのか、
その必然性が飲み込めず、
最後まで合点がいかなかった。

と、言う事で、スコアの評価になってしまいました。

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カサキショー

4.5絵に描いたような笑って泣ける作品。

2008年12月7日

泣ける

笑える

興奮

中島哲也の作品なら入場料2000円でも構わない!
でも観たのは懸賞の試写会でしたが…。

絵に描いたような笑って泣ける感動作品。

ただ難を言えば1時間45分は短すぎる。
もうちょっと感情移入する時間が欲しい。
唐突に心情が動く。
大貫がパコに心を奪われるシーンもあと3つくらいのエピソードがないと…ちょっと…観ているこっちは動かない、動けない。

子供に観せたいという欲求で
子供の集中できる時間で仕上げたい編集というのが
ありありとわかりました。
「嫌われ松子〜」で丁寧に心情を描いてた割に唐突すぎる心を通わせているのが…あまりにもテンポがよすぎた。

実写と3Dを融合させる挑戦的作品…。
中島哲也は毎回、映画的既成概念に挑んでますが…
今回はそんなに目新しさは感じなかったけど
毎回、観客のハードルの超えてるだけでも素晴らしい。

それにしても…アヤカ・ウィルソン。。。
怖いくらい美少女の笑顔というのを初めて観た気がします。

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スズ

4.5のせられた

2008年10月31日

泣ける

笑える

笑いあり、涙ありで、そのテンポも非常に良い映画で、観ていて上手くのせられてしまいました。

だれだって自分が一番偉いガマ王子です。だけど人のためにしてあげられることを一生懸命に探して、また苦悩する。現実では本当に難しいことですがこの映画はそれをすごくわかりやすく表現していて、デフォルメしていて、笑いにもかえてしまっています。それですっかり心奪われてしまいました。

あと、個人的には土屋アンナが大声で叫ぶと、パブロフの犬のごとく条件反射で涙が出てしまうのですが、あれはなぜでしょう?

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てぃち

3.0策士策に溺れる

2008年10月24日

笑える

楽しい

実写とCGを巧みに組み合わせ、極彩色に彩られた世界を現出させた中島監督の手腕に文句を言うつもりはない。映像の面だけで言えば文句はないから。

ただ、舞台を原作にした本作は、やはり舞台向きの作品だったのではないかと強く思う。中島監督が、役者に舞台っぽい演技を指示した、という記事をどこかで見た記憶があるのだけど、会場の隅々の観客にも届けるため、大げさになりがちな舞台の演技は、繊細な感情の揺れを描きたかったであろう本作に関しては、裏目に出たような気がしてならない。そういう意味では、策士策に溺れる、という言葉が当てはまると思う。

てなわけで、次回作hに期待したい。

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ダース平太

4.5忙しかった!

2008年10月21日

笑える

なんだかとってもあわただしい映画でした。昼食後の眠い時間だったので目を少し閉じた瞬間に話がかなり進んで、あたふたしていました(笑)
笑いあり涙ありの監督さんの凝縮した作品だったなと伺えます^^

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かほりんご

4.5おもしろい!

2008年10月8日

泣ける

笑える

楽しい

公開日に、夫婦と4歳の娘で行きました。
皆で笑いっぱなしでした。
セットがとても凝っていて、別世界に行ったような感じでした。
娘には難しいかなと思いましたが、相当楽しかったようで、毎日パコの真似をしています。

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ののもん

4.0ひとり映画遊園地気分。

2008年9月25日

笑える

悲しい

楽しい

こんなにポップで、クドい世界観を作り出せるのは
この監督くらいでしょうね^^;
たったひとりで○ィズニー映画を創り上げてしまった様な
天才的な映像がスクリーンいっぱいに広がります!圧巻♪
前作、前々作もそうだったので、映像に対する監督らしさは
存分に発揮されている作品だと思います。

ただ個人的には今回のお話、原作が舞台劇ということで、
やっぱり映画になっても舞台劇の要素が強かった~。
それが悪いわけじゃないんだけど、好き好きが分かれるかな。
全体的にとてもいい話です。絵本になるくらいだから単純で、
主人公のパコがその話の中にすんなりと入っていける面白さ。

主演?のガマ王子をはじめ、豪華キャストがそろい踏みで、
しかも特殊メイクで誰だか分からない(ほどではないけど^^;)
くらいに楽しい(コワい)映像に仕上がっているし、
冒頭~中盤のちょっと眠気をもよおすダラダラ感が、メインの
劇に入るとパワーアップし、ものすごいスピード感に早変わり。
良くも悪くも、ホントにこの監督の作る世界はスゴイわ(爆)

役所広司は相変わらずの巧さで大貫を演じているんだけど、
クソジジイ。というほどのひねくれ感は私にはなかったかな^^;
どちらかといえば、一代で業を築いた真面目な爺さんならではの
世直し術というか(爆)ロクデナシたちを一喝している感じ。
そんなロクデナシたちを観てきた爺さんが、純粋に生きている
女の子を目の前にして、へりくだって奮闘する!みたいな。。
その他の面々も実はいろんなものを抱えていて、かなり良心的。
おっかない土屋アンナ(彼女はこういう役しか回ってこないのか)
にしても、実は初恋を引きずる可愛い~女の子だったりして。

いやしかし~。
どんな名優を持ってしても越えられないブッとび感はこのヒト、
阿部サダヲにすべて委ねられている~という感じ^^;
彼の出番になると、全部がサラーっとさらわれていく感じ。
トンでもキャラ度はダントツ☆で、監督の世界観にも通じる。
端役でもない劇中においても(むりやり役を作って)大活躍!?
ナンなんだこいつ~?感を出せるのは彼以外にいなそうです。

ドタバタ感満載で楽しい作品ですが、個人的には前作の方が
好きでしたねぇ。こちらはファミリーで観て楽しい作品かな。

(私の場合、ゲロゲ~ロ♪じゃなくてゲロゲロリ(軍曹)なのだわ)

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ハチコ

5.0不覚にも。

2008年9月25日

泣ける

笑える

楽しい

久しぶりに号泣してしまいました。
ある程度の予備知識を持って望んだのですが
まさかの展開?
さらにはあれだけのキャストを誰かわからないくらいまでのメイクで
ほんとに絵本でした。

配役それぞれの人間的な部分をコミカルに描き、その背景までもが
この映画のたった一瞬の中に凝縮されていて驚きました。

「松子」や「下妻」も確かに良かったけど
完全に「パコ」に軍配ですね。

お子様より、少し自分や自分の生活なんかに疲れた方にお勧めです。

お医者さまだから治療方法を教えてくれます(*^-^)ニコ

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hana

5.0パコと魔法の絵本

2008年9月19日

泣ける

笑える

楽しい

因業なじじいが無垢な少女と出会って生まれ変わる。要約すればそれだけのお話。スクルージのバリエーション。タイトルからして「パコと魔法の絵本」だし、「おくりびと」ならまだしも、忙しい大人を引き寄せる要素は皆無だ。実に残念だ。素晴らしい作品なのに。大人は観に行かないだろうな。でも、ポニョかわいいとか言ってる場合じゃないんだよ。断然パコなのだよ。

優しさなのか弱さなのか、どこか壊れた入院患者達。啖呵を切るのはスタイル抜群の看護婦さん。号泣するのは強面の男達。タフでなければジェントルにもなれぬという意見もあるが本当に優しいことが一番強い、というメッセージは傾聴に値する。

アメコミ風デザインのキャラをコスチュームプレイする役者達の、一見誰とは分からぬメイクとオーバーアクトがキッチュな背景とも良く調和している。それぞれのキャラが明確で、どの役者も思いっきり役を楽しんでいてとても楽しいし魅力的だ。クライマックスは実写とCGアニメをハイテンポなカットバックでつなぐという手間のかかる仕事振りで見せ場は最高に盛り上がり、パコを中心にした高揚感が安らぎと希望に満ちたエンディングへと美しく豊かな実を結ぶ。

派手派手しく洋風にお洒落っぽい作りだが、尻がむず痒くなるような恥ずかしさとは無縁の堂々たるファンタジー振り。日本でもこんな高水準の作品が出来ちゃったんだなぁ。ディズニーにもティム・バートンにも遜色ないどころか凌駕する勢いに胸をうたれる。下妻、松子、パコと観たことのない世界を拓き続ける中島哲也!凄い!。チャレンジングなクリーエーター魂が炸裂した本年屈指の傑作なのである。ゲロゲーロ!

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rasen

4.0大人が泣けるおとぎ話

2008年9月18日

泣ける

笑える

楽しい

「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也 監督、最新作。最初に言っておきますが、ムッチャクチャ面白かったですわ!
 映画館に入った瞬間、座席を埋める子供の多さに、一瞬ひるんでしまいました。『え?コレってお子様向け映画?CMとかだけ見てたら、そんなイメージ抱いちゃうのかな~(ウチの娘も『これ、見たい!』とか言ってたし)。大丈夫か~?この映画!』と、少々不安を抱えつつの観賞となったのですが、いざ上映が始まると、そんな不安はどこかへフッ飛んでしまいました。映画前半、『これでもか!』と言わんばかりに繰り出される、とってもダークな“摩訶不思議、阿鼻叫喚・暴走中島ワールド(^^;”に、『こんな映像、子供は恐がるんちゃうの?』と思いつつも、ぐいぐい引き込まれ(あ、意外とお子様たちは大人しかったです)、後半からは子供も大人も楽しめる、“超原色フルCGキャラクターショー”に狂喜乱舞!そう、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような、1時間45分でした。でも、ただただ楽しいばかりなく、ストーリーもキチンと練られていて、大人の吾輩が観ていても何度か“ホロリ”と…いや下手すると“号泣”しかねないほど、愛と優しさに満ち溢れた素晴らしい、“大人向けのおとぎ話”でした。

 役所広司、妻夫木 聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬 亮、小池栄子、劇団ひとり、山内圭哉、國村 隼、上川隆也…主要キャスト陣の奇抜なメークと、彼等がCGキャラとして描かれた後半の“絵本芝居”のシーンは、もお絶対必見です!役所さんは貫禄でしたが、吾輩的には「魅せられて」を絶唱する國村さんと、ヒース・レジャーが演じた“ジョーカー”を彷彿させる(チョット、褒めすぎ??)、妻夫木クンの“ザリガニ魔人”の怪演が、大ヒットでございました。あと、アヤカちゃんは、凄いですね~。上手いし、カワイイし(←変な意味じゃなく!)…ホントに“天才子役”誕生ですね!

 しかし今年は“ポニョ”だの“パコ”だのと、カタカナ名前が流行ってますね。この方が子供にはウケがイイのかな?何となく、大人が聞いてても楽しい響きですしね。でも、ホントにこの映画を観るために、あんなにたくさんの子供たちが来ているとは、想像いたしませんでした。いやあ、CMの力は凄い!

 『子供が大人に、読んであげたい物語』←いいキャッチですね。意外にも(!)親子で楽しめます。是非映画館でご覧になってください。あ、決して“実写版・ケロロ軍曹”ではございません(^^;!

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mori2

4.0命きらめく!

2008年9月18日

泣ける

悲しい

楽しい

前半のドタバタ自己紹介と,
現在と過去が行ったり来たりする画面に集中できず,
なかなか世界観に入り込めない。

その,もどかしさが解消するのは,
純粋無垢な少女パコが前面に出てきてから。

全員がひとつになってパコを励ます劇中劇が素晴らしい!

愛情と優しさに満ちたカラフル&ハートフルな芝居に拍手。

濃ゆ〜い面々の全員に見せ場があって楽しかった。

どうにもならない現実を描きながらも,
動いた事には必ず結果が残るという前向きなメッセージに,
支え合う人生の豊かさを感じさせてくれる素敵なお話でした。

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AKIRA

5.0日本映画の未来は明るい!

2008年9月16日

泣ける

笑える

悲しい

しばらくぶりに見た日本映画がこれ。ひょんなことから子供たちのいうなりに映画館に行き、全く期待しないで見たのですが、これが大当たり。今年見た全ての映画の中で最も泣かされました。

内容はファンタジック・コメディ(?)。最初はこんなにたくさんの配役イラネーと思っていました。しかし、徐々にそれぞれのキャラが絡みだして、個性的な俳優陣がそれぞれ素晴らしい演技を見せてくれ、最終的に観客に感動と涙をもたらしてくれます。特に役所浩司と土屋アンナの立ち回りシーンで号泣してしまいました。とっても素晴らしい演技です。ちなみに涙の止め方は映画の中で教えてくれるので安心してください。

あらすじは「傲慢なクソじじいがとある病院で、絵本を抱えた少女に出会う。その少女には実は秘密があって・・・。」というところでアイデアとストーリーはそんなに新しいものではない(レモニー・スニケット+パンズ・ラビリンス+落下の王国)のですが、日本の十八番のアニメ演出(といってもCGアニメ)がうまい具合に絡んで、世界に「これが日本の映画だぜ!」と胸を張って言える出来だと思います。(でも、ぎらぎらした映像は、私は気になりませんが、スピードレーサーが苦手だったヒトはちょっとつらいかも)

「落下の王国」と同じで、監督はアヤカ・ウィルソンというとても魅力的な少女を起用することができて、そういう意味でも、奇跡の映画の部類に入ると思います。家族4人で映画見てポップコーン入れて1万円近い出費でしたが、この映画はその価値あると思います。子供たちも「いっぱい泣いたよ!」とうれしそうでした。おすすめです!

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dobuboba

4.5すごいと思う

2008年9月12日

下妻の監督はやっぱ楽しいですね!!
私的には下妻派ですがとてもこの映画もすてきです!
ぜひ、小さいコに見てほしいと思います!
てか、映像もむちゃくちゃカワイイですが、脚本がすごいと思います!
CGになったり実写になったり、よくわけがわかるようになってるなーって思いました♪

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たってい

4.5ちょっとブラックな和製ドリームワークス

2008年9月9日

笑える

楽しい

幸せ

試写会で見てきました。
観客は主人公と同年代と思われる層が多かったです。
でも、子供はもちろん、大人もとっても楽しめる映画に仕上がっています。
(そこここに散りばめられた 監督の趣味と思われるガンダムとかのネタは
 R35世代の方が楽しめるでしょう)

とある病院の中で繰り広げられる ちょっとの間の物語。
病院、というと 白いとか暗いとかいうイメージありますが、
そういうのとは全く違うカラフルな世界が繰り広げられていた・・・。
個性的なキャラクター達と、優しさにあふれたストーリー。

キャストの皆さんが本当に楽しそうに演じていてそれが伝わってきました。
その素晴らしい演技を生かすメイクや衣装もインパクトがあってすごく良かった。

主人公のパコを演じるアヤカ・ウィルソンちゃんは 本当に天使のような笑顔!
役所さん演じるオオヌキが心を動かされるのも当然です。
ストーリーテラーでもある阿部サダヲちゃんは、期待通りの変人ぶりで笑えます。
個人的には小池栄子ちゃんと、事務所的にOKなんだろうか!?と
ちょっと心配になるくらいの妻夫木くんのキレた演技がお気に入りです。

CGと実写との融合!とのことで どんなものになるのか
若干心配だったのですが、ファンタジックなストーリーにしっかり合った
使い方で、違和感無く絵本の中の世界が表現されていたと思います。
若干サイケデリックで、でもかわいく、カッコいいCGにアメリカ製アニメの
ような大仰な音楽。それがまたいい感じ。

ここのサイトでも意外にも「見たい度」が低いですが、
「子供向け」と思って見ないでいると、ちょっと損しちゃうかも。
そのくらい、楽しめる映画です。
ちなみに 試写会場では最後に拍手が起こっていました。
珍しいですけど、納得。

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ゆきだるま