「邦画コメディの最高傑作」ハッピーフライト RAIさんの映画レビュー(感想・評価)
邦画コメディの最高傑作
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まだ小学生くらいの頃に初めて土曜プレミアムで初めて観てそれから毎年は観てるくらい何度見ても飽きない一作。
この映画の凄いところは一度見終わっても登場人物の名前を覚えていないところだ。(ギリ原田機長くらい)なのに楽しめてしまう。コントを観てるのとはちょっと違うけど、一つの飛行機を巡って奮闘する人や振り回される人たちを2時間内に描き切ったハイクオリティな映画だと思う。
また、前半はコメディ色強め、後半に展開が気になるようなドラマを持ってくる。テルマエロマエや謝罪の王様のような邦画コメディの典型的な作り方だが、これの難点は後半パートが主人公中心に描かれすぎることだ。前半にたくさんのクセの強いキャラクターがいるにも関わらず、後半は全く出ないそんな弱点がある。しかしハッピーフライトは総脇役大活躍、そして主人公がそれらを一心に背負った期待をなんとか着陸させようと奮闘する。まるでエンドゲームのクライマックスを観てるかのようなそんなクライマックス。文句なし!2時間楽しませてくれっぱなし!最高の映画です!
個人的に好きなキャラは前半ただのだらしないおっさんだったが、後半になって頼りになるかっこいい上司にキャラ変する岸辺一徳!
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