劇場公開日 2008年10月4日

容疑者Xの献身のレビュー・感想・評価

全198件中、21~40件目を表示

5.0タイトルなし

2021年8月26日
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鑑賞方法:VOD

これを黒澤明が撮っていたらどんな評価だったかと思うとゾッとする。
東野圭吾一人で菊池隆三等々の脚本家以上の話を作ったってことになる。
邦画有数の作品ではなかろうか。スクリーン向けの絵じゃない以外ガッカリするところはなかった。そりゃ愛する人以外の人間はカスやろ。当たり前やん。

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kazuyuki

5.0DVD持ってて大好きな映画ですが、改めて視聴 素晴らしい映画です。...

2021年7月29日
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鑑賞方法:VOD

DVD持ってて大好きな映画ですが、改めて視聴

素晴らしい映画です。
映画とかドラマで泣くことほとんどない自分ですが、最後の「どうして」ででウルウルきてしまいます。毎回。
あと、KOH+の「最愛」も最高です。

あえてマイナスをあげると、松雪さんが美人美人言われることへの違和感とか、
ダンカンとかの配役でしょうかね。

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なと

5.0素晴らしい!

2021年1月29日
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鑑賞方法:VOD
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ゴハン

5.0おうち-258

2020年7月18日
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悲しい

愛さなくていいから、遠くで見守ってて

仕事終わりのマツキヨ、ふと入ると、この映画の主題歌「最愛」がかかっていた。
もうだめ。『タイタニック』と同じで、主題歌の前奏だけで泣けるから。『ターミネーター2』と同じで、タイトルだけで泣けるから。
堤さんは『泣くな赤鬼』といい、最近は「やまとなでしこ」の欧介さんといい、ほんと泣かしてくる。
そんなわけで曲が終わるまで、マツキヨで呆然と立ちつくし(変人)、曲が終わったら何も買わずに直帰(変人)、即アマプラ。

「愛さなくていいから、遠くで見守ってて」
主題歌はまるで、石神の心を描いたよう。
石神を演じる堤真一さんの演技が、ただひたすらに凄まじい。
電話ボックスで、靖子に電話をしたあと。
職場で靖子の弁当を食べるとき。
他の男の車から出てきた靖子を見たとき。
そしてラストシーン。すべての表情が忘れられない。
どうしたらあんな演技ができるんだろう。
福山さんはどうしたらこんな曲を書けるんだろう。
東野さんはどうしたらこんな心をえぐって、ぐちゃぐちゃにするのに、透明な涙が流れる物語を紡げるんだろう。
はぁ。感情揺さぶられ過ぎて疲れるよ。

堤さんにやられた映画なので、堤さん祭りのレビューにしましたが、松雪さんの抑えた演技も素晴らしかったです。
観賞後は、YouTubeで「最愛」を検索→一発目の動画で映画を超える涙量を観測しました(笑)

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かいり

5.0孤独な男の、愛のカタチ。

2020年7月12日
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たなぽんたん

5.0最愛の人を守ることとは

2020年3月17日
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セイリュウ

5.0残酷な切なさ

2018年9月19日
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深い愛故の結末。
トリックも巧妙で最後まで楽しめただけでなく、本当に感動して涙が止まらなかった。

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たんたん

5.03度目の鑑賞ながら、いいわー。たまらんわー堤慎一。天才だけどコミュ...

2018年7月28日
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3度目の鑑賞ながら、いいわー。たまらんわー堤慎一。天才だけどコミュ障ってひとの演技がうまい。

そして天才コミュ障ならではの言動。

彼女と娘を助けるため、何のためらいもなく人を殺し自分のすべてを犠牲にする。見返りは求めない、いや、これだけのことをする理由は充分にあると、当然のように思っている。
普通の人から見たらおかしいけれど、いるんだよね、こういう人。
唯一の誤算は、華岡やすこが普通の人で、その普通の人の心理をわかっていなかったこと。
最後の絶叫は、ほんとに心底「なんで⁉︎」だったと思う。
完璧に終わって、あとは幸せになるだけだったのに、なぜ?っていうのと、彼女が自分なんかを気にかけることが理解できない。

ちょっと前に流行った、「彼女がその名を知らないナンチャラ」なんかより、ずーっと激しくて全てを捧げた愛だと思う。

ガリレオとやらの劇場版だからしかたないけど、これ福山いなくても全然良かったよな・・・まあ説明要員としてはいてもいいけど。柴崎コウはもちろん要らないし。

堤慎一のための映画だよ。

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まるぼに

5.0全てのファクターが合致し相乗効果を生み出している。

2018年1月15日
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モテラド

5.0最高です

2017年10月23日
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私が今まで見た映画の中で1番リピートした映画です。
ガリレオシリーズが大好きで全部見ているのですが、この作品はずば抜けて好きです。
見ている側がバラバラに知り得た情報が、最後の最後でぴったりとパズルのピースのように重なって、最高にスッキリしました。
見終わった後にこの映画のタイトルの意味がわかるところも好きです。
個人的には、他のどのサスペンス映画よりも心に響きました。
堤真一さんの演技もさすがという感じです。

結末を知っていても何回も見たくなる映画です。

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プリマベーラ

5.0忘れられない

2015年9月8日
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犯人のトリックを知った衝撃はいまだに忘れられない。人を愛することで生かされてるという言葉に心をつかまれた。

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Jun

5.0演技…

2014年8月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

福山さんの、演技も 良かったですが、
堤さんの あの 演技は 凄かった…
松雪さんも、モデルから、
上手いと思います、

あの形も、ある意味 「愛」なんだとおもいました。

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may be…

5.0思った以上の良作

2009年8月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

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gambarca

5.0不器用な男の不器用な物語

2009年2月16日

泣ける

悲しい

知的

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だいすけ

5.0ハラハラと崩れるように鳴き落ちる堤真一の演技に鳥肌がたちました。

2008年10月21日
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鑑賞方法:映画館

 本作は、テレビドラマ『ガリレオ』の劇場版です。小地蔵は、テレビ版は全然見ていません。それでも楽しめましたからこれから見る人もご安心を。

 本作は、推理ドラマとしては異色の犯人と犯行を冒頭で明示してから進行します。しかし犯人には、完璧なアリバイがあり、捜査は行き詰まりますが、見ている方もアリバイに捕らわれすぎました。
 本編を支配する数学的ギミック。簡単に言うとある面ばかりしか考えない思い込む人間の習性にギャフンとさせられるのは捜査陣ばかりではありません。
 容疑者の数学教師・石神は、観客にも数学的思考を要請しているように思えました。そしてストーリーテーラーとなる物理学者の湯川学の解説を通じて、本作の事件を別な視点で推理する必要を痛感しましたね。
 頭脳派二人がぶつかるとき、無言に近い以心伝心の対決が見物でした。そして数学=最初に真相回避の命題を開示して、それを実現する公式を次々編み出していく発想法に対して、物理学はひたすら実証と推論を繰り返して、真相に近づいていくという二人の立場の違いが鮮明になったと思います。

 さて、犯人の花岡母子は、別れた夫にアパートを突き止められ、二人ははずみで前夫を殺してしまいます。隣の住人だった石神は犯行を察知して、花岡宅に乗り込みます。てっきり脅迫するのかと思ったら、共犯のリスクがあるのに石神は、事件の隠蔽とアリバイ作り、そして警察への対応を完璧に母子に指示し、捜査を攪乱してしまうのです。

 観客にとって大きな謎は、冒頭に元夫殺しを見せつけているのに、警察の特定した死亡推定時間には、親子で映画を見ていたという完璧なアリバイが出来ていたことです。石神はどんなトリックで、アリバイを作り上げたか。
 この謎はラストまで引っ張り、犯人母子も知らなかった容疑者Xの常識を越える献身ぶりが、明らかになって行きます。
 真相がわかったとき、思わずそんな手があったのか!と思われるでしょう。
 そしてホームレス街にポツンとベンチに取り残された荷物が意味なくアップされる、中盤のワンシーンに隠された重大な意味に気づかれて、あっと驚かれるのに違いありません。

 もう一つの謎は、なぜ容疑者Xは見返りを求めず犯人母子に献身しようとしたかです。これもドラマとともに次第に明らかになります。単なる恋心でなく、母子に出会ってもたらされた生きるための意味が、彼にとってどれほど大きなものであったのかしれなかったのです。
 そのために決定的なのは、石神という人物のキャラクターです。堤真一はこれまでのネアカで活動的なキャラを覆し、陰の深い数学オタクの教師役をリアルに演じていました。クライマーズ・ハイとの余りの違いに、当初は別人だと思ったくらいです。
 そして圧巻は、東野圭吾作品のヤマ場。仕込んだトリックが崩壊して、犯人が号泣するお約束のシーンで、ハラハラと崩れるように鳴き落ちる堤真一の演技に鳥肌がたちました。犯行が張れただけでなく、全知全能を尽くして仕立てた自分の献身が音立てて脆くも崩れてしまった刹那だったのです。

 反面福山雅治は、湯川という役柄を作り込みすぎている感じがしました。石神と心を通わせる後半は、ずいぶん馴染んできたような落ち着いた演技になっていました。

 それにしても、伝わってくる思いメッセージは、真実を暴くことが正しかったかということです。それでは誰も幸福になれないではないかという石神の言葉が、湯川を追い込んでいきました。
 物理学者は、立証してなんぼの商売。聡明な湯川でも、論理を超えた情という不確定因子の前には、自分の信念が揺らいで、後味の悪さばかりが残ったことでしょう。
 映画『ビック・フィッシュ』のテーマでもありますが、事実よりも作られた記憶の方が重要な意味を持つことも考えなくてはいけませんね。

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流山の小地蔵

5.0トリックに絶賛♪キャストに魅了^^

2008年10月8日

泣ける

悲しい

TVドラマは、まともに観てはいませんでした^^;
なので、TVイメージも先入観もないままに観れたのが、返って評価を高くしたのかもっ♪
ゴチャゴチャとややこしくない単純なストーリーが良かった^^
トリック・・・タネを明かせば単純なのにっ、見事にしてやられた感じですっ(笑)
完璧に天才物理学者:湯川教授の世界に引き込まれましたね。
それに、なんつったって堤真一さん♪
彼はイケメンなのに、この地味な天才数学者の役が似合うことといったらっ^^
キャスティングもバッチグ~☆です\(^o^)/

          10月6日109シネマズ高崎にて観賞

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ゆりこ

5.0ドラマとは別物かな(いい意味で)

2008年10月5日
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鑑賞方法:映画館

公開前日のスペシャル版を見てから映画館に行きましたが、見てなくてもOKかな^^;
ドラマで見られる軽いノリは影を潜めていて、キャストは同じだけど別の作品のようでした。ホント良かったです。
ドラマはガリレオのキャラを作るための準備だったのかなぁ。。

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ぐるもこ

4.5まさに献身

Rさん
2025年9月25日
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R

4.5愛とは何でしょうか

2025年9月19日
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 私もこの映画には思うところがありました。
 愛とは何なのでしょう。

 ヘルマンヘッセという作家の小説の中で、恋に破れた主人公に恩師が「恋と愛との違い」を語る場面がありました。「恋とは見返りを求める自分本位のもの、対して愛とは自分をいれない無償のものだ。これから君は人を愛しなさい…」と。

 恋は、そのモノクロだった人生に色彩を与えてくれます。私にも経験があります。でも成就しない時、嫉妬心や独占欲などの煩悩(自分の心を煩わせ悩ますもの)がその心を苦しめます。夏目漱石の「こころ」で、煩悩から離れた仏門を志していた友人が、恋をしたことにより苦しみ、その信念に対する殉死を遂げてしまったように。

 対して、愛には決して彩りがあるわけではありません。ただ、その人の幸福(発展)を願うだけのものだからだと思います。(人に限らず可愛がってきた動物や取り組んできた趣味に対してもそうだと思います)

 極端に言えば、もしもの時、その対象のために死ねるかという事かもしれません。

 そして人間は、愛を知って初めて「生まれてきた意味」というものをかみしめる存在だと思います。動物は初めから常に愛を持って生きていると思います。生まれてきた意味を知っているからです。人間はどうでしょう。

 この世界の全ての人間が「あらゆることを自分を勘定にいれない無償の愛」を持って生きていれば、不幸な暴力や搾取などの無い生活が、彼女にもきっと送れていたはずです。

 最後に、
 愛をもって出来ることは、やはり赦すことと正すことだと私は思います。
 主人公の過ちは、赦すことはできても、彼女の行為も、自分の行為も正すことができなかったことだと思います。角田光代さんの「八日目の蝉」や「紙の月」にあった歪んだ愛(母性)が暴走してしまったように。

 湯川の、この友人に対する「愛」が、それを正してくれたのだと思います。それは主人公にとっても、彼女にとっても、これから生き続けていく上で、必ずや心の支えになるはずだと私は思うのです...

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AKIRA

4.5救いのないドラマ

2025年9月15日
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あまりに救いのない物語り、、、湯川はそれを暴く事の無惨さ無意味さ救いのなさを全て理解した上でこの事件に関わった。その必要性が本当にあったのだろうか⁇…と、思ってしまう映画。

確かに石神は人を殺めた。その罪は償わなければならない。しかしここに、この物語りに対する大きな疑問が残るのである。なぜなら石神ほどの頭脳の持ち主ならば何の罪もない他人をあんなに簡単に殺す事が出来るのであろうか⁉︎ 石神にとってかけがえの無い隣人であった事はおおいに分かるし理解できる。しかし行う行為は殺人である。どんなに大事な家族であってもそれを守る為に躊躇なく人を殺せるものだろうか⁉︎ それが出来るならばそれこそ、ある意味サイコパスである。

石神は隣りに越して来た花岡家によって命を救われ、それだけでなくその隣人の花岡靖子に恋をする否、愛(め)でる事の感情と言うものを初めて知った。が、しかしである、だからと言って殺人迄犯すだろうか⁇ ← ここがどうしても私には納得出来ないのである。
だが、もうひとりの自分が言う……石神は愛でる事を知り人になったのだ!だから人を殺めてしまったのだと…だとしたら、なんと皮肉な事だろう。。

そして此れら全てを分かったうえで湯川は靖子に石神が行った犯行を話す。(湯川はどう見ても自己満足でしかないと思ってしまう…)この事によって靖子は罪の意識にかられ自首してしまう。この時の堤真一の迫真の演技が心に突き刺さる‼︎ そして誰も救われない…。。
切なさだけが残る傑作である。

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えーじ
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