崖の上のポニョのレビュー・感想・評価
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崖の上のポニョ
最初宗介がポニョを見た時、「金魚だ」と言っていますが、あれは新種の人面魚ですね。自然で生きている生き物は拾って飼ったらいけませんね。海に返してやらなければいけません。それとカルキが入っている水道水でも生きられるというのが凄いですね。
ポニョの父フジモトは父親失格ですね。妹達と一緒にすれば妹達が水の膜の牢屋を壊し助けるのは分かりきった事です。そのせいで宗介の所に行くのに津波を起こし関係のない人たちを巻き込んでしまった。これはいけませんね。
宗介の家に入り込み、ご飯を食べる机に足を置くという、躾がなっていませんね。私だったら小突きますね。で、ハムが好きとは贅沢ですね。
宗介も津波でいろんな人を巻き込んだポニョを責めないといけません。引っ叩かないとダメでしょう。
それと年齢設定が低すぎます。5歳でこういうことが出来るはずがありません。せめて10歳ぐらいが良いのではと思います。
5歳の子が水没するという言葉を使うのも不自然です。
ここで重要なことは、トンネルに入るまでにポニョは魔法を使い切り、眠たくなってしまうということですね。そうしないとポニョはトンネルを嫌がり宗介が引っ張っても行かないと思いますので、魔法を全部赤ちゃんに使うことで眠たくなり力も出せませんので宗介の言う通りにトンネルに入って行くということでしょうか。試練に立ち向かって行く為にはポニョが眠たいのが好都合かもしれません。
いろいろな解説にもありますが、赤ちゃんに魔法使う事で初めて他人の為に魔法を使ったと思います。今までは自分のわがままだけで魔法を使っていましたので。
最後になりますが、ポニョの父のフジモトは決して悪者ではないと感じますね。
フジモトこそ地球を守っている人だと思いますね。
ポニョを外から出さない様に、外に出すと魔法で地球が破滅するかもしれないので、何とか隔離しようとしたのではと感じました。
ポニョポニョのプニョプニョがウジャウジャ!モヤモヤしてクルクルしてポニャポニャになりました🧠👼
人面魚のポニョと、5歳の少年である宗介との出会いにより引き起こされる大騒動を描いたファンタジー…というかホラー・アニメ。
監督/原作/脚本を担当したのは『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』で知られるアニメ界のレジェンド、宮崎駿。
ポニョの母親、グランマンマーレの声を演じたのは『世界の中心で、愛をさけぶ』『ザ・マジックアワー』の元タカラジェンヌ、天海祐希。
第32回 日本アカデミー賞において、最優秀アニメーション作品賞を受賞!
……………………?
なんやこれ一体?
恐ろしい手間暇をかけた、巨匠渾身のポルノ映画。
幼女や幼児、果ては老婆の顔面にまで液体を吹きかける、フェティシズムの塊。
そして、海から破滅を呼び寄せる押しかけ女房が襲来すると言うホラー映画。怖えーよ…😰
異常なまでの幼児愛と老婆愛がメーターをぶち破って噴出した、フェティシズムのカンブリア爆発💥
『千と千尋の神隠し』から顕著になった、物語の整合性を無視する、というか放棄する作劇方法はこの『ポニョ』で頂点に達した。
世界広しといえども、ここまで製作費を費やし、そして広く大衆に受け入れられたコンテンポラリー・アートは存在しないだろうし、今後も存在しないだろう。
作画的には見所はある。というか、見所しかない。徹底的に手書きに拘った作画は狂気性すら帯びている。
総作画枚数17万枚以上…。頭おかしいのと違うか?
レジェンドアニメーター、田中敦子さんが手がけたというクラゲがぷかぷかする海中シーン、ここ1カットで1600枚描いているらしい。怖えーよ…😰
これまでの宮崎作品に用いられてきた、まるで実在しているかのようなリアリティのある美術を今回は封印。
宮崎駿が姉と慕う絵本作家のレジェンド、中川李枝子さんの作品のような、ほんわかした世界観が描き出されている。
『崖の上のいやいやえん』というタイトル案も出ていたらしいし、完全に中川李枝子リスペクトの作品なのは間違い無い。
作品の舞台となる保育園「ひまわり園」と、それに隣接している老人ホーム「ひまわりの園」。
生の象徴たる幼児と死の象徴たる老人が隣合わせに存在しているという建築物は、そのまま本作のテーマを表しているようで意味深であるが、「虫眼とアニ眼」という宮崎駿×養老孟司の対談本に宮崎駿の理想とする街のイラストが載っている。
そこには「町のいちばんいい所に子供達のための保育園を!」「保育園と地つづきでホスピスを!」とある。「オレこういうとこで死にたい」とも記述されており、本作の舞台はまんま宮崎駿の願望がダダ漏れになった結果の産物であることがわかる。深い仕掛けとかは多分無い。
ちなみに、本当はもっと保育園が舞台になるはずだったが、制作の途中で本物の保育園をスタジオの隣に作っちゃったから、映画中で描くことへの興味を失ってしまったらしい。だから前半でしか「ひまわり園」は登場しないわけです。この辺りのエピソードからも、いかに本作が無茶苦茶な作られ方をしているかがわかる。
ポニョの本名がブリュンヒルデ、つまり戦死者を天界へと導く半神ヴァルキュリア、であることからもわかるように、本作が「死」の物語であることは明白。
新たなる生命の誕生には旧来の生命の死が必要不可欠であるという、『風の谷のナウシカ』の原作に顕著な宮崎駿的哲学が全開。
『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』を観た人なら、やっていること一緒やんけ!と思うだろう。
まぁ実際一緒なんだけど、単純に子供を楽しませるためのギミックであった洪水を、本作では滅びと誕生のメタファーとして描いている所は興味深い。
あれだけの洪水であれば、当然死者が沢山出ている筈だが、住民はみんな呑気にしている。
これを『パンダコパンダ』的な牧歌性の表れとみるには、本作で描かれている世界は不穏すぎる。
現世が生と死の入り混じった世界へと変貌してしまったからこそ、死という概念が存在しない牧歌的な世界が舞台であるように見えるという、暗喩的な構造を持っているのが『ポニョ』という映画内世界なのだと思う。
で、説明が無いのに何故か印象的なトンネル・シーン。このトンネルを抜けた先は明確な「死」の世界。
だからポニョはトンネルを抜けるのを怖がったわけだが、このトンネルを抜けて神であるグランマンマーレから認められることにより、生と死のカオスとなった世界を元通りに修復する、というのが『ポニョ』の物語。
こう書くと壮大な神話が展開しているのだが、そういうことを全く説明していないんだよ〜😅
もうこれは普通の物語を描くことに飽きてしまった老人の暴走に他ならないわけで、おいおい大丈夫かよジブリ、しっかりしてくれ。と公開当時に『ポニョ』を観たファンは思ったことだろう。
次回作『風立ちぬ』でも相変わらず暴走している宮崎駿翁だが、ポニョ的な全ての説明を放棄してアヘアヘする、という方向ではなくなったのは素直に嬉しい。
我々宮崎駿ファンは新作『君たちはどう生きるか(仮)』の公開を首を長くして待っているわけだが、散々待ってまた『ポニョ』みたいな映画を観させられたら…最悪だな😅
何気に嬉しかったのはエンドロール。
役職を無視して五十音順にスタッフを並べるという独特なスタッフロールだが、その中に千尋の声優だった柊瑠美さんの名前が。赤ちゃん抱いていたお母さん役ですね。
スタッフの名前の横にそれぞれイラストが描かれているのだが、柊さんの名前の横には千尋とカオナシが描かれている。
こういう何気ないファンサービスって素敵よね。
※ジブリ作品の北米版声優は異常なまでに豪華。本作もご多分に漏れない。
グランマンマーレをケイト・ブランシェット、宗介の父耕一をマット・デイモン、魔法使いフジモトをリーアム・ニーソン。
ハリウッド第一級のスターに、こんなわけわからない作品の吹き替えをさせてしまって、なんとなく忍びない気持ちになってしまう…😅
宮崎駿監督の育児放棄宣言、そして『風立ちぬ』へ
『ゲド戦記』を悟郎監督に取られたヒガミw。
ニーベルングの指環になぞらえたりしてスネまくってる駿監督の、オオゲサな独り言。
親が長年かけてこつこつ溜めていた、世界を一変させられるような映画のアイデアを、モノゴトよくわかってない未熟な子供が勝手に持ち出して世の中にばらまいた結果、世界中が大混乱する、というおはなし。
映画でも何でも勝手にやってりゃいい。海生生物を水道水で飼おうとする無知な子供や、それをかわいいとちやほやする年寄りを、せいぜい喜ばせてるがいいさ。
その代わり自分は、家庭より仕事優先な父や、子供より夫優先な母をさらっていく。
彼らを相手に映画を作っていきます、という宣言。
ひとでなしの業と美しさを高らかに謳いあげる『風立ちぬ』への布石がここで打たれている。
奇想天外で、ハチャメチャで
でも。
宮崎駿の観察力は本当にすごい。
子供の動き、表情、発言。
勇敢で、優しくて、可愛い二人の物語。
ポニョは、多分宮崎作品で一番目つきの悪いヒロインだけど(笑)、クラゲの上のお昼寝はものすごく気持ちよさそうで羨ましいし、魚になってる津波の上を走ってる姿はカッコ良かった。
そして、宗介は私の中で、パズーに並ぶいい男でした。
多分、嫌いな人、受け付けない人も多い作品だろうけど、私は好き。
子供のために作られた映画
3才の息子がトトロにはまり、その流れでポニョを借りて見ました。
トトロも驚きのハマり方で、毎日のように見ていたのですが、ポニョはなんとそれ以上に大好きになりました。
海の生き物が好きなので、ポニョとニモを一緒に借りたのですが、3才の子にはニモは刺激が強すぎたらしく、怖いと嫌がっていました。
ポニョは大人から見るとわけが分からず、冒険感も少し物足りない感じがしますが、小さな子供は不思議をそのまま受け入れるし、刺激の少なさも逆にいいみたい。
ポニョをひと目見て「金魚」と判断し(大人から見るとえ?金魚・・・?て感じですが)、泣いている赤ちゃんを見て「この赤ちゃんは怒っているね」と言っていました。映画評で「この赤ちゃんは生まれてこなければ良かったと思っている」というのを読んで納得。子供は監督の意図したところをストレートに受け取るようです。
ポニョがそうすけくんを大好きな気持ちを真っ直ぐに表現するシーンと、そうすけくんがママに抱きしめられるシーンが大好きで、ママのシーンのときはママのところにきて抱き締められたがります。悪い人が出てこず、子供から見て、愛に溢れた、見ると幸せになれる映画なのだと思います。
宗介の母親リサは魅力的なキャラクターでした。
人間世界に興味を持った人魚のポニョと、人間の少年の物語。
尊敬する宮崎駿の作品ですが、余り高い評価をしていない作品です。
正直言って、何を描いているか私には良く分かりません。
冒険譚としては山場が乏しく、成長譚にしては主人公が幼過ぎますし、その苦悩等も描かれていません。
ただ、ポニョと宗介の可愛らしさを堪能できた作品で、上記の通り私的評価は厳しめです。
かわいくて泣いちゃう
そうすけの初めからの優しい気持ちと、男らしい踏ん張りに感動した。
船を大きくして、二人で準備してる所が、可愛すぎて涙が出てきてしまった。
リサのさっぱりとしてでも、何も動じなく優しくポニョと接する所も、胸が暖かくなった。声優の山口さんピッタリだと思いました。
宮崎駿先生の作品3作品目だけど、とても良いものだなぁ。と、思い「もっと見なければ」と、強く思いました。
楽しい
ポニョが可愛いかった。
海の底の沼にはゴミがたくさんあるのは
現実でも一緒だと思った。
ポニョが傷口を舐めると舐めた所が治る、とても不思議な生き物でした。
ポニョが血を飲むと人間になるのも不思議で驚きました。
ポニョはハムが好きで美味しそうに食べてました。
もうちょっと詳しく
そこまで悪くなかったけど....
でも何で大洪水が起きたのか、魔法とは、なんでポニョ達は魔法が使えるのか、ポニョのお父さんお母さんは一体何者なのか、観ていてどうして??何で??と思うシーンが沢山あるのに最後まで解説されずにうやむやな感じで気持ち悪い
ただの人間の男の子と魔法が使える魚のお話....
ジブリって本当当たり外れがはっきりしてる
複雑な気持ちになる
とても可愛らしく描かれているけれど、死の世界を連想させられて複雑な気持ちになった。
伝えたい事がなんなのか分からず、全体的にはあまり好きにはなれない作品かもしれない。
キャラクターや場面場面は面白かったです。
そこはさすがジブリだなぁと感じました。
ハムがいー!
純粋に楽しめばいいのに、と思うよ。
怖いっていう人もいるけどどこが怖いのだろうね。このくらいトチ狂ってる方が楽しいと思うんだけどなあ♪
フジモトは顔色が悪いね。先日、会社を出たら近寄ってきて名刺交換をしたいと言ってきた彼に似ていて不健康そうだ。
帽子は小さくなってしまったけど・・・いいのか?
映画やアニメがことごとくパチンコキャラとして使用されているのにジブリだけは頑なに拒否している姿勢は評価できるのですが、なぜかポニョの顔がデフォルメされるとパチキャラの玉ちゃんに思えてしまいました・・・いかんいかん。
最近の宮崎アニメは意味不明の部分が多かったり、謎は謎として観客に委ねてしまう傾向があるのかな~などと考えてしまう。4年ぶりとなる今作もアンデルセンの『人魚姫』がモチーフであるとわかっていながら、5歳児のように純真な心で観ることができない悲しさ。なぜ地球を崩壊させ(?)て海中心の世界にしなければならないのか。なぜ古代魚なのか。なぜ『魔法のマコちゃん』じゃいけないのか・・・等々と悩みつつも、3DCGアニメに疲れた現代人にとっては優しい人間の手による作画に心奪われていきました。
怪しげなフジモトという男から逃れて上陸したさかなの子。崖の上の一軒家に住む園児宗介が助けた途端、“波”のような巨大魚が彼を襲う。『となりのトトロ』のように子供にしか見えないという設定の巨大魚でしたが、海底のゴミとともに描かれると『ゴジラ対ヘドラ』のヘドラに見えてしまうのだ。と、妄想にとりつかれていると、フジモトは天本英世氏をモデルにしてるんじゃないかと疑ってしまう。同じように、マックロクロスケのように蠢くフナムシの群れが小さな王蟲に見えたのも固定概念に縛られていたためかもしれません・・・
幼児向けの映画だったんだな・・・などと諦めるつもりが、ゴミ公害だとか、温暖化による海面上昇だとか、色々思いめぐらせていると、ふと子供を旅立たせることがテーマだったんじゃないかと疑ってしまいました。評判の悪かった『ゲド戦記』。だけど、ポニョを人間界に出してやってもいいんじゃないかと考えなおすフジモトは息子を独立させる決意をした宮崎駿監督本人に思えてしょうがない。そうやってストーリーを見てみるとと、デボン紀の古代魚なんてのは監督の原点を思い出させようとするメタファーだったのかもしれません。親子の確執、そして試練を乗り越え全て受け入れているメッセージ。それとも自身の過去との決別か・・・
過去作品を彷彿させるのは、まず軽四のカーアクションや水没する町で『カリオストロの城』。崖の上の家が浮かんだ様子が『未来少年コナン』の“のこされ島”。巨大魚もそうだが、ポニョの本名“ブリュンヒルデ”は『太陽の王子ホルスの大冒険』の悪魔グルンワルドとヒロインのヒルデの名前。古代魚や虫が『風の谷のナウシカ』。なぜだか『トトロ』以前の作品が多いことにも意味がありそうだ。
やはり不満なのは声優。長嶋一茂なんてのは『トトロ』の糸井重里並だし、所ジョージにもがっかり。『アルフ』のときはよかったのに・・・
時代の匂いとして未来を感じ取っていたのでは
魚が人間になるって凄いエネルギーを発生させる。
その為に大津波が起きてしまう。大津波は街を飲み込む。
水位は下がらないままだけど、何も破壊していない、家は立ったまま、木々もなぎ倒されていない。
そして、ポニョは人間に受け入れられて完全に人間になる。
おばあちゃん達は立って歩けるようになる。そして木々も何もかもが生き生きとしている。
これはファンタジーである。
魔法の力は奪いもするが、与えもする。大きな変化を起こす。
子供の描写が本当に上手い、瞬間の幸せだけがある。それだけでも観る価値あり。
私は今回初めてこの作品を見たが、311を想起させて、あまりにも凄い。
時代の匂いとして未来を感じ取っていたのではないかとさえ思う。
何度と見たら段々とわかる
不思議な話、展開がどんどん変わるので、
何度も見ると段々と印象が変わる映画でした!
話もおもしろいですが、
シーンの中に出てくるインスタントラーメンがすごく美味しそうです。
ジブリの映画はどれも美味しそうなものばかり、グルメ好きならお腹が空くようシーンがあります
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