劇場公開日 2008年2月2日

「美しくも哀しい、万華鏡」東京少年 漂流たる漂流さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5美しくも哀しい、万華鏡

2014年3月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

単純

「麦子さんと」を観て堀北真希さんの過去の出演作品をTSUTAYAでレンタルしている私ですので多少、堀北真希さんに甘めのレビューをしてしまうかも。

さておき、この作品で私はさらに堀北真希さんにはまりました。
この作品はBS放送プロデューサーの企画のひとつとして制作された、いわゆる低予算映画です。
物語自体はとても単調で、意外性に欠けます。されど侮るなかれ、主演の堀北真希さんの演技とサントラの哀しいピアノの調が妙にマッチして、哀しくも美しい世界観が演出されています。まるで万華鏡の中に閉じ込められたような世界です。

映画館で1800円払って見るような映画ではなく、一人でじっくりと味わいながら見る映画でした。

漂流たる漂流