「松山くんの演技が見もの」L change the WorLd 姫28さんの映画レビュー(感想・評価)
松山くんの演技が見もの
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“人類の存亡を賭けた新たな事件”はありきたり。「デス・ノート」のような激しい心理戦や知略、大どんでん返しもなく、解決のカギも最初からわかってしまいます。
見どころは、やはり松山ケンイチの演技でしょう。台詞のないシーンでの目配りが達者で、Lが2度背筋を伸ばす場面があるのですが、そこで初めて『あ、松山ケンイチだったんだ』と思い出すほど、猫背のLは自然体でした。
最期の23日間は、ワタリとL自身が誇りにできる23日間だったと、納得のラストです。
地欲を言えば、“数学の天才”ボーイ(Lが彼をどう名付けるかはナイショ)の天才っぷりを、「キューブ」みたいな感じでもっと描いてほしかったですね。
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