劇場公開日 2008年4月5日

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「新たなる怪獣映画は、今でも面白い!」クローバーフィールド HAKAISHA ratienさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5新たなる怪獣映画は、今でも面白い!

2024年5月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

公開当時、賛否両論の嵐が吹き荒れた作品。それと共に、考察なんかも飛び交って、話題になってましたよね。DVDが発売されると、即、購入して検証した覚えがあります。
その後、2作目、3作目も製作され、見た覚えもあるんだけど内容は???
ただ、この1作目については大好きな一本で、時々見直したくなるほどの想いがあります。

POVとかモニュメンタリーなんて言われて、結構、流行りましたよね。確かに安っぽいビデオ撮影の演出(斜めの画面や焦点の合わない映像、動きが速すぎて何が映っているのかわからない)は、きれいな画を見慣れた人には不快でしかないと思います。
でも自分は好きです。リアルの追求としてはすごく効果的だったんじゃないでしょうか。いかにも重ね撮りしましたという感じで入ってくる昔の映像も良いですね。特に、最後のシーンは切なくなります。今回、新たに見直しても見劣りはなく、むしろ、以前より楽しませてもらった感もあります。
エンディングの音楽も往年の東宝怪獣映画を髣髴させるものでとても満足しました。

ただ、あの"何か"のデザインだけは今でも好きになれません。そこが自分の中での減点要素です。
DVDについていたメイキングの中で、現在まで人気を誇るゴジラに感銘を受けたみたいなコメントがありました。
映画事態はインパクトもあって、残る作品だと思われますが、あの"何か"が人気者になるのはどうだろう?

ratien