アースのレビュー・感想・評価
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絵は綺麗
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北極を中心に、タイガやら砂漠地帯やらでの生態系を追う。
彼らと共存するために自分達に何が出来るか、それを考えよう。
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ドキュメンタリー映画って始めた見たのではないか?
画像が綺麗で壮大で、そのために眠気を誘う部分も多々ある。
取り立てて面白いものではないが、色々考えさせられる。
普段から、先進国を中心とした人間の醜い欲望には疑問を感じている。
金満連中のみならず、先進国の底辺近くの人間も、世界的に見れば贅沢だ。
ネット難民なんて言ってるけど、遊べるだけの余裕はあるのだから。
ましてや動物達から見れば、人間は本当に害虫そのものだ。
この映画を見て各自何らかの気付きがあれば、それで良いと思う。
地球のために、少なからず出来る事はあるのだろう。
映画に入り込めない
予告編はよくできてるよな~っておもったんだけど、本編見たら予告でおいしいところもっていきすぎと思いました。
確かに映像はきれいだし、温暖化で白熊が絶滅の危機に瀕しているから地球規模で何とかしないといけないっていうメッセージは伝わったけど・・・全体的に見ても、NHKのドキュメンタリー特集のが良くできてて好きかも。
それに、渡辺健のナレーションとか要らないよ。
なんでもかんでも有名人使えばいいってもんでもないでしょうが。
ナレーションが入るたびに現実に引き戻されて気分悪かったです。
ナヌーは助けにこないのか?
主演は渡辺謙ではなく、46億歳になる地球だ。映像は北極から南極までを縦断し、各地に生息する野生動物やダイナミックな自然を描いている。『ディープ・ブルー』のスタッフがNHKでも放映された「プラネット・アース」の膨大な映像を劇場用に再構築したものだそうです。
最初に登場するのは北極のシロクマ。『北極のナヌー』と同じ視点で始まるものだから混乱しそうになりつつ、針葉樹林、広葉樹林とロケ地を移動し赤道直下の熱帯地方へと旅をするのです。定点カメラのコマ撮りなんだろうけど、季節の移り変わりを数秒で描いているのは美しくもあるけど、CG処理してあるのではないかと勘違いしそうになる。
絶滅危惧種のシロクマ、アムールヒョウなどはいいとして、地球温暖化がテーマでもあるんだし、多くの動物を登場させるとその分ぼやけてしまう。たしかに珍しい生態や決定的瞬間は魅力的だし、大きなスクリーンの迫力は鑑賞の値はあるものの、長く印象には残りそうもない。一昨年観た『ホワイト・プラネット』も覚えてないんだし・・・。最近の自然ドキュメンタリー映画は『皇帝ペンギン』や『北極のナヌー』のように、ターゲットを絞ってドラマチックに編集することが求められるのかもしれません。
こども500円キャンペーンが示しているように幼児も対象にしているためか、残酷シーンの一歩手前で編集されているのも特徴で、サバンナの夕日が映えているせいでヤコぺッティの世界を期待した人は眠くなってしまうかもしれません。オオカミに襲われるトナカイ、チーターに襲われるガゼル、ライオンに襲われるアフリカ象などなど、美しい地球を追及するあまり、その後のシーンを映さずに捕食や生態系のバランスなどは学校で習いなさいと言ってるようなものなのです。
そんな中、これまで見たことなかったアネハヅルのモンゴルからインドへ向かうためのヒマラヤ越えは印象に残りました。朝青龍がサイババに会うためにヒマラヤ登山するようなものかもしれませんが、“アネハ”と聞いて、どこかに偽装工作があるんじゃないかとも疑ってしまいました。
野生の王国
北極から南極まで、地球を縦断するかたちで描かれる、ネイチャードキュメンタリー。
ナレーションは、プロフェッサーXでお馴染みのパトリック・スチュワート。(日本語版は渡辺謙)
動物が可愛らしいし、大自然のスケールも見応えアリ。見てて癒されます。癒されついでに寝ちゃうかもだけど、それも良し(^^)b
やることない時に、ぼーっと見るのも良いかもね~
人間…お邪魔しちゃってます
地球上の野生を追ったドキュメンタリー映画『earth』。
大自然のホンモノの光や色彩、まるで意志を持ったように蠢く水や空気の様子は、『もしコレがCGだったら却ってやり過ぎになっちゃう!』と感じてしまう程の鮮やかさと併せて脅威を含んでいて、一瞬、呼吸を忘れた。
常に、生き抜くための時間の中にいる野生動物たちが創る壮大な光景には『人間、地球にお邪魔しちゃってます…』な、気持ちになった。
弱肉強食の場面ももちろん描かれていた。
生命・種族保存の為に進化してきた、その無駄のないしなやかで逞しい造作と身のこなしは、命懸けだからこその美しさがあって、目を見張る。
残酷かも、不謹慎かもしれないけど、そう感じた。
鯨の目の動きや肌の質感まで解る… そんな、本来なら人間が見るはずの無い映像に、感動する以上に脳の回路がプチパニック&思考停止。
あと、コレはきっと泣くポイントじゃないんだろうなぁ~?と思いながら…
渡り鳥たちが気流と闘いながらカラダひとつでヒマラヤ山脈を越えた瞬間や、太陽のエネルギーが氷を溶かして、その水が流れだし生命の恵みが溢れ満ちていくさまに、何故か涙がポロポロ止まらなかった。
この『幸運の惑星』は生命の塊なんだ…って、知っていても忘れてた。
この作品のメッセージにはひとつ、地球温暖化の現実を見つめて環境保護の意識を高める…というのがあるだろう。ナレーションもそれで締め括っていたし。
ただオイラには、その言葉も場面ごとの音楽も、まるで蛇足・押し付けがましいモノに感じられた。
日常生活では触れることのほとんど無い『野性』や『生命力』。
それに触れて『私達みんな、生き物として呼び覚まされるべきモノが自分の中にも眠っているコトに気付くことが出来るはず』っていうのが、込められた最大のメッセージのような気がしたんだ。
出来るはずだもん!
美しい光景
景色の切り取り方と、その組み合わせ方は美しく、美しさを味わっているだけで感動がこみ上げてくる。
動物だけでなく、広大な景色一面に雪がキラキラ光っているさまや、エンゼルフォールを上空から見下ろす雄大なショットなど、自然の風景自体をもメインモチーフの一つとして魅力的に映している。
ただ、タイトルは「アース」だが、地球上の全体観を見せたり、あらゆる側面を網羅するというような内容ではない点に少しだけ注意がいる。
登場するのは哺乳類と鳥類のみで、それも彼らの特別ドラマチックな瞬間を取り上げている。
また、意図的にスローモーション等の効果を用いて編集している。
もし子供に生物多様性の文化的価値を伝えるために見てもらうとしたら、自然についての偏った認識を持ちかねないのではないだろうか。
広大で過酷な自然界・・
北極、南極から赤道付近、海中に至るまで過酷な自然界に生きる動物たちを中心にカメラが追っている。映像美は勿論だが、渡辺謙の正統派のナレーション、ベルリン・フィル・ハーモニーの演奏する音楽も一流で良かった。ホッキョクグマ、ザトウクジラ、ゾウ、カジキマグロなど親子愛や獲物を追う姿に素直に感動する。映画は地球温暖化を懸念するというテーマがあるらしい・・2007年の独英合作のドキュメンタリー映画。
20点
映画評価:20点
地球は壮大ですね
そして我々もその一部だと気付かせてくれます
でもドキュメンタリー過ぎましたね
映画っぽくなく退屈しました
新しい発見もあり、気付かせてくれる作品ではありますが最初から飽きている様な気持ちになるのは否めない事実です
【Gyaoで鑑賞】
映画館で見たかったなあ。
とは思ったのですが、今のCG、VFXは凄くて極端な話、何でも造れると思えば、何だか巨大なPCの壁紙見ているかのようでした。テーマが最後に出てきて初めてそういう映画なんだとわかった感じで。メッセージが弱いなぁ。もう少し残虐で悲惨なシーンを入れた方がよかったのでは。撮影大変だったとは思います。アングル凄いし。でもキレイ、すごい~で終わる作品。
子供に理解させるのは、困難では?
ヒットした海洋ドキュメンタリー『ディープ・ブルー』のスタッフが再結集。5年の制作期間を経て、生きた地球を表すドキュメンタリー。日本語吹き替え版では、渡辺謙がナレーションを担当しています。
5年前撮り始めたときは、それほど話題にもなっていなかった地球温暖化。時を経て、完成する頃には、一大問題になっていました。その為、当初予定していた内容と異なる内容になってしまったのではないでしょうか? 映像を見る限り、極限の環境に生きる生物たちがテーマで撮り始めた様な気がしますが、進んだ地球温暖化に対しての啓蒙の意味も混め、編集段階で、地球温暖化もテーマに盛り込んだような気がしてなりません。非常にいい映像で、感銘を受けるのですが、そのような印象を受けてしまったため、テーマがボケてしまったような気がして残念です。
今回は、日本語吹き替え版で見たため、内容を追うのが簡単で、逆に途中、眠くなってしまったりもしましたが、映像は非常にきれいです。動物の群れの中からの映像があったり、直ぐ側を動物が横切ったり、水中で魚の群れを追っていたりしていますが、一体、どうやって撮ったんでしょう? 非常に興味深いです。
日本語版の渡辺謙のナレーションは抑えた感じで、映画の雰囲気にマッチしていて良いと思います。子供(幼児)をつれた家族連れが沢山居ました。しかし、この映画には動物は沢山出ますが、子供(幼児)向けとは思いません。子供だったら、小学校以上で無いと、理解できないでしょう。
前作「ディープ・ブルー」より良くなった
総合:70点
ストーリー: 50
キャスト:0
演出: 70
ビジュアル: 90
音楽: 70
過去のドキュメンタリー番組の映像を切った貼ったでつないで作った映画なので、普段からドキュメンタリー番組を見ている私として特に目新しいものはない。どれも過去に見たことがあるものばかりである。この意味で前作の「ディープ・ブルー」と変わらないのだが、いくつか進歩した部分がある。
まず一つ一つの場面に関して少しは物語性というか流れというかそのようなものがより強く表現されている。ある動物の狩りや生活がある程度時間をかけてしっかりと描かれるようになった。そして映画全体に対して、北から南へそして地球環境の変化という主題が持たされている。このためにたくさんの生物の映像をただ順番に目まぐるしく羅列して飛び飛びになった前作よりも、もっと落ち着いて鑑賞できるようになった。
映像の良さは相変わらずである。映像の美しさの意味で質がいいだけでなく、よくこのような決定的な場面を撮影したと思わせる素晴らしいものばかり。とはいいつつもやはりドキュメンタリー版のほうが詳しく見られることに変わりはない。所詮は総集編であるのだが、でもこれくらい丁寧に各場面をまとめてくれれば総集編も悪くない。普段ドキュメンタリーを見ない人には充分お勧め出来る。
「ディープ・ブルー」が傑作だったと改めて感じる
「ディープ・ブルー」(2003英=独)のヒット以降、毎年公開され、“ネイチャー・ドキュメント”というジャンルまでできた自然と生命の記録映画。途中、「皇帝ペンギン」(2005仏)、「ホワイト・プラネット」(2006仏=加)といった駄作があったが、今回はさすが「ディープ・ブルー」のスタッフと思える作品に仕上がっている。
ただ、「ディープ・ブルー」は自然が持つ力強さが溢れていたのに比べ、今作「アース」はやや物足りなさを感じた。「ディープ・ブルー」は画質の粗いカットがいくつもあった。じゅうぶんな機材を持たないときに遭遇した珍しいシーンを集めたからだ。だからこそ自然を切り取った写真的魅力がある。それに比べ「アース」は、最先端の機材を用意して“撮りにいった”作品だ。いわば、端から公開を意識した映画的映像なのだ。この差が、たった98分の上映時間を無駄に長く感じさせた。
渡り鳥がヒマラヤを越えるシーン、ホオジロザメがアザラシを襲うシーン、海中を素早く泳ぎ回るバショウカジキは見ごたえがある。
p.s. 映画は映画館で観ないと本当の良さはわからない。この作品なんかは、TVだったら★ひとつ減っちゃうだろうな。
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