「重いテーマに、清々しい爽快感」JUNO ジュノ カサキショーさんの映画レビュー(感想・評価)
重いテーマに、清々しい爽快感
まず、薀蓄(うんちく)から。
ジュノという名は
数多くの愛人が持ったゼウスの
唯一の奥さんから名付けられた名前です。
16歳の高校生が妊娠そして出産という
普通の高校生とはまるで違った経験をすることによって、
等身大通りの生き方を送っている人々との違いや、
彼らの生き方を知り、
成長していく姿を、
爽やかに、
実に爽やかに描いています。
観終わった後、
女子高校生とその母親とおぼしきの二人連れが
楽しそうに話していました。
この問題ストーリーなのに、
それ以上の感動が二人にあったのでしょう。
そう、私には思えました。
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