「100個のミント」JUNO ジュノ Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
100個のミント
メールボックスからこぼれ落ちる様を、驚きながら微笑を浮かべて眺めるマイケルセラの表情が実に印象に残る。主人公は恵まれている。父母にも友達にも。
宗教や倫理といった問題よりも、思春期の揺れやすい心境と大人への転換を扱っている。大人への失望感を象徴するジェイソンベイトマンの行いの醜さ。でも、これも男のあり様ですね。主人公もそうだが、ジェイソンライトマンは人を責めない。人のあり様に寄り添って、そのまま伝えようとする。
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