「次回は誰が。」ウルヴァリン:X-MEN ZERO ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
次回は誰が。
原作コミックは読んでないけど、映画は全部観ている。
しかし今回、ローガンの兄・ビクターがセイバートゥース
だったとあって、えぇっ!?そうなのぉ?とチトびっくり。
一作目は違う俳優が演じてたはずだよなぁ(黒目がちの)
…まぁいいや。ゼロとかいってるし^^;と思い直し劇場へ。
しかしなんか最近こういうのがやたらと多い気がする。
「ビギンズ」とか「ゼロ」とか「エピソード1」とか。
ネタ切れなのか、ネタばれなのか?よく分からないが
とりあえずどれも興行成績はいいみたい(良かったねぇ)
今回はもちろんウルヴァリンことヒューたまの肉体美を、
裸体を、、あ^^;まぁ、それメインだったりなかったりで、
本人がかなりの気合いの入れようで臨んだ作品なので
こちらも気合いを入れて観てみたがけっこう面白かった。
所々でファンをニンマリさせる場面があるうえ、
まだうら若きメンバーたちが拉致されて登場してきたり、
ゼロならではの創生期が描かれ、悲しみが一層染みる。
あくまでメインはウルヴァリン^^;なので一番カッコいい。
が、兄・ビクターを演じたL・シュレイバーもすごくイイ。
残忍な性格をしても弟の傍から離れない(爆)っていう…
最後まで二人が葛藤を繰り返しぶつかり合うのが見せ場。
そしてファンの間では人気が高いガンビットも登場~v!
もともとウルヴァリンはメンバーの中でも異端的存在で、
浮いたところがあったが、それが何故なのか、今作で
綿密に描かれているので分かりやすい。でも彼の場合、
心は傷むわ、身体は痛いわ、幼い頃から残酷な出来事が
重なり過ぎてあまりに気の毒としか言いようがない。
全身を改造され、アダマンチウムの鋭い爪を持つように
なっても、その強さよりもそれを出す痛みの方が勝るのだ。
今作のヒットを受け、続編も出来るらしいが…。
そしたらビクターはセイバートゥースで登場するのか!?
どうでもいいが、R・レイノルズはもっと分からなかったぞ。
(全てのキャラに脚光を当てるには24時間上映ですかねぇ)