「どちらかと言えば面白くない」イントゥ・ザ・ワイルド はまちさんの映画レビュー(感想・評価)
どちらかと言えば面白くない
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生きるってなんだ、っていうテーマの映画だけれど、明確な答えを教えてくれるわけじゃなかった。
ある意味、淡々としているというか。実話だからしょうがないか。
彼は最後の地アラスカで、何を感じたのだろう。幸せだったのか。なんで最後、助けを求めに行かなかったのだろうか。自分が死んでまで、貫くべき信念なのだろうか。
幸福の定義とかロンの話とかは名言だと思ったけど、アレックスの言葉では無いからなんとなく感動に欠ける。
正直、アレックスの人生からなぜ生きるかの答えを見つけるのは自分にとって難しかった。結局、奥さんと子供に愛を注ぐことが一番の幸せになるのだろうか。
何度も別れを惜しまれながら、家族を心配させながら、アラスカでそっと1人死ぬ。
なぜそこまで、執拗に1人になろうとしたのだろうか。最後の「幸福が現実になるのは、誰かと分かち合ったときだ」っていうのは、後悔だったのかな。
途中出場の女の子、トレーシーの歌はマジでよかった。ヒッピーがどんな人間なのかこの映画で知った。
140分はちょっと長かったな。。。
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