ターミネーター4のレビュー・感想・評価
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シュワちゃんの存在意義
個人評価:2.4
ターミネーターの続編のはずだが、ただのSFのB級映画化を見ているよう。それはターミネーターの世界観が引き継がれてないからだろう。シュワちゃんとの存在感はターミネーターの世界観と同義だったのだと、改めて実感する。
僕は少数派でしょうが・・・(笑)
公開当時劇場に観に行ってすごく面白かったです! オープニング・タイトルやアクション・シーンがいちいち好みのシーンが多くて、ハマってしまいました! シュワちゃんが出ていない時点で『ターミネーター』ではないと言われればそれまでですが、初めて本格的に審判の日以降の未来の戦争が観れたのも良かったです!
俺の心臓をあげる
オープニングは2003年の刑務所の中。死刑囚だったマーカス・ライト(ワーシントン)はセレナ博士(ヘレナ・ボナム・カーター)から検体を提出してくれと求められ、サイバーダイン社の契約書にサインする。潔く死刑になることも厭わないでいたのだが、セカンド・チャンスを手探りしていた彼は人間らしいことをしようとしていたのだ・・・しかし、彼のサイボーグ化は初めての侵入型ロボットの役割。抵抗軍へ侵入し、ジョン・コナーをスカイネットに誘導することがプログラミングされていたのだった。
マーカスは10代のカイル・リース(イェルチン)と少女スター(ジェイダ・グレイス)と共に行動し、機械と戦いながら人間らしさを取り戻しつつあった。そしてカイルとスターはスカイネットに囚われ、ブレア(ムーン・ブラッドグッド)を介して抵抗軍に合流・・・しかし、彼の体が機械で出来たことを知り、自身も驚くが、抵抗軍の皆からも攻撃される羽目に・・・
サラ・コナーが遺したテープを何度聞いてもマーカスの名前は出てこず、マーカスを信じきれないジョン。しかし、最後の賭けとして、マーカスをスカイネットに侵入させ、カイルが捕らわれている場所を暴くことで彼を信ずることにしたのだ。
抵抗軍司令官(マイケル・アイアンサイド)はスカイネットに総攻撃をかける命令を出したが、ジョンのラジオでの呼びかけにより、兵士たちは思い止まる。侵入したマーカスは自ら人間の道を選び、ジョンと共にT600、T800と戦いつつカイルを救う。大量生産されていたT800の核を利用してスカイネットを壊滅させるのだが、ジョンは胸を突かれ重傷を・・・瀕死のジョンに対して自らの心臓を提供しようと申し出るマーカス。セカンド・チャンスに漸く到達したのだった。
ターミネーターシリーズ初の未来版であり、ひとつのエピソードに過ぎないのだが、ほとんどマーカスの物語。シュワちゃんのCGも登場させてるし、最後の戦いにはシリーズ1、2を彷彿させるシークエンス。
なんじゃこりゃ
オリジナリティを感じる非オリジナル映画
異色作
いらない&つまらない
私が声を大にして言いたいのは、大ゴケした理由は実のところ今作の出来が良いかどうかなんてあまり関係ないと思う。
なぜなら「いらない」からだ。
つまりは需要がないのだ。
売れないものをいくら作ったって売れるわけがない。
そりゃ今作が大ゴケしたのにはいくつか理由がある。
まず単純にストーリーがつまらないし雰囲気が暗い。
後者は当たり前かもしれないが前者はなんとかならなかっただろうか。
半分機械の人間を出すのではなくジョンとカイルの友情を描けば良かったではないか。
あと全然一作目と二作目で描かれてきた審判の日っぽくないのも問題だと思う。
少しは似せても良かったのではないか。
話は戻るが審判の日の後のストーリーなんて暗いに決まってるので面白くなるわけがない。
バッドエンドの後のストーリーなんて誰が知りたいのだろうか。
興行的に失敗して当然だ。
あとここのレビューに限らず3より4の方が良いといった意見をよく目にする。
別に他人の意見なのであれこれ反論する必要はないのかもしれないがどうかこれだけは言わせてほしい。
「3より4の方が良いなんてありえない!! 4の方が良いなんて言う奴はターミネーターのファンではない!!」
ちょっと言い過ぎだったかもしれないが本音なので許してほしい。
3は悪く言われるが個人的には嫌いになれない
むしろ前2作のプレッシャーに負けずよく作ったと思う。
3を黒歴史と言う人が絶えないが一体どこがそんなに気に食わないのだろうか。
確かに主人公は冴えないし結末は賛否が分かれるとは思うがそれ以外にあるだろうか。
特に思いつかない。
いずれにせよ今作および4は誰得の映画なのか分からない。
CGだけど、シュワちゃんも登場
これこそ。
これこそが、シリーズの魂を受け継ぎ、新たな展開への扉を開く作品だった。3はつなぎに過ぎなかったが、挑戦的な作品だった。つづくこの作品は、シュワルツェネッガーの存在に依存することなく(オマージュはあるが)、重厚なドラマ性を纏い、人とは何かを問う良質な作品として成立していたと思う。
元々の計画ではここから新たなシリーズが計画されていたと聞く。ジェニシスは明らかにシュワルツェネッガーに依存し(同時にキャメロンに媚びるようであった)、シュワルツェネッガーのエゴによってシリーズの魂が踏みにじられた作品だった。4のつづきを観られなくなってしまったことを心から悲しく思う。
クリスチャン・ベールも、サム・ワーシントンも、アントン・イェルチンも良い演技をしていたのに…興行成績ばかりが優先されると、ロクなことはないという典型的な例になってしまった。
願わくば、ジェニシスを無かったことにして、この作品のつづきが作られることを。
SFとしてどうかと思う。
一方その頃
これでいい
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