「ベン・スティラーの作風は苦手です」トロピック・サンダー 史上最低の作戦 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
ベン・スティラーの作風は苦手です
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冒頭から偽広告や予告編、そうかと思えばやたらグロテスクなベトナムの戦闘シーン、導入部から面食らったが本作が相当型破りな映画だと察せられる。
半ば自虐的なハリウッドへの風刺は解らなくもないが、ベトナム戦争を劇中劇の偽戦争映画としてグロティスクなブラックコメディのように描くのは如何なものか、頭が固いせいか抵抗感を禁じえませんでした。
アイアンマンのロバート・ダウニー・Jr.が全身皮膚移植での黒人に扮した名俳優役、禿げ頭の激高プロデューサーがまさかトムクルーズ、なんで断らなかったのか・・。
たしかに人類の狂気性など馬鹿々々しくてまともに描けるものかと居直りたいのだろうが暴力性と笑いのブレンド、下劣さのオンパレードが表現方法として向いているのか疑問です。
やはりベン・スティラーが製作監督主演したLIFEでも感じたのだが彼の作風は私には合わないようです。
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