トロピック・サンダー 史上最低の作戦のレビュー・感想・評価
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俳優で楽しむ映画
ベトコンズ(差別用語)♥
現時点で一番アメリカキャピタリズムとベトナムソーシャリズムの戦いを表している。
ベトナム戦争なんて、こんな戦争だったと思う。
ロバート・ダウニー・Jr.の黒人としての化粧の素晴らしさを取り立てているが、本当にすごいのは、彼の目の色である。彼はブラウン系の瞳だったはずだ。最後にスゲ~と思う。
『家のアンクル・サムから伝言がある』このギャグが分かる方はそんないないのかなぁ。
いろんな葛映画をごみ箱へ入れろ!!とまともにアンクル・トム・クル◯ズには、言わせる事は出来ないでしょ!
また、彼には『wig疑惑あった?』
傑作なベトナム戦争映画だと思う。少なくとも僕が見たベトナム戦争映画で一番の傑作だなあ。
しょうもない映画を見てしまった
とはいえ ちょっとだけ楽しめた。この俳優の持ち味がよく出ていてね。まあこんだけ支離滅裂の割に最後まで見ちゃったから それなりに楽しかったということであろう。そしてこの映画には特筆すべき いいものがある 。それは 撮影だ。アホなコメディと相反する素晴らしい映像だった。音楽も俺 の好みでエンジョイできた。
・・あれがトムクルーズだと?! 本当かよ!・・ 映画そのものよりも、そのショックの面白さの方が面白かった。そして トムクルーズ さすが だ 誰かわからん デブだったけどそれなりに かっこよくてインパクトがあっていい俳優だと思ってたんだよ。 サンクス
ベン・スティラーの趣味炸裂
もともと熱狂的なトム・クルーズのファンだったベン・スティラーが、彼をキャスティングし、今までのイメージを破壊するような太っちょ、ハゲメガネでこの上なく下品なスラングを吐きまくるプロデューサー役を演出したことに快哉を叫びたい。
映画そのものは「まあ、いいんじゃない?」程度の内容ですが、ストーリーそのものが映画人を揶揄するような内容なので、キャスティングの面白さにクスッときた人はきっと楽しめるはず。
それ以外にはちょっとキツイ内容ですな。
ロバート・ダウニーJrが、役に埋没してしまい、「デニーロ・アプローチ」を茶化したような演技にもほくそ笑んでしまった。
そのほかにも、見れば見るほどに発見がありそうで、映画ファンとしてはとても豪華なパロディ作品なのでした。
ベン・スティラーの作風は苦手です
冒頭から偽広告や予告編、そうかと思えばやたらグロテスクなベトナムの戦闘シーン、導入部から面食らったが本作が相当型破りな映画だと察せられる。
半ば自虐的なハリウッドへの風刺は解らなくもないが、ベトナム戦争を劇中劇の偽戦争映画としてグロティスクなブラックコメディのように描くのは如何なものか、頭が固いせいか抵抗感を禁じえませんでした。
アイアンマンのロバート・ダウニー・Jr.が全身皮膚移植での黒人に扮した名俳優役、禿げ頭の激高プロデューサーがまさかトムクルーズ、なんで断らなかったのか・・。
たしかに人類の狂気性など馬鹿々々しくてまともに描けるものかと居直りたいのだろうが暴力性と笑いのブレンド、下劣さのオンパレードが表現方法として向いているのか疑問です。
やはりベン・スティラーが製作監督主演したLIFEでも感じたのだが彼の作風は私には合わないようです。
評価高くないけど好きな映画
いきなり予告編が出てきたのでダビングしたときに宣伝をカットするのを忘れてたと思ったらこれが本編の始まりだった。
やっと始まったのが戦場シーンでえげつない描写でびっくりしたら
これもロケの撮影で映画の本編のうち。
どうなるのかと思ったがなかなかのアイデアでおまけに好きな俳優ベンやブラック・ジャックが主役級とあれば期待せずにはいられないし「やってくれたなあ」というのが見終わってからの感想。
個人的にはメチャクチャ楽しめた。
下品な言葉のオンパレードも楽しめたけれどトム・クルーズにさせたらあかんやろ。
他の人も書いてたけれどひきうけたらあかん。
ひょっとして自らの殻を破りたかったんやろか?
芸風の幅が広がった?!
良くも悪くもベンの才能ということで・・・
まさか…
これ、トム・クルーズ?っていうくらい特殊メイク(笑)ノリノリのダンスを披露、Fワード連発し、こんな役よく受けたなと。おバカ、グロいシーンもあり、コテコテのアメリカンコメディだけど、アクションシーンは格好良く、メリハリに笑える。ニック・ノルティも偽義手だし、ロバートダウニーJrも黒人になりきる謎の演出でちょいちょい笑える。ちょっとジャック・ブラックが目立たなかったかな。所々ハリウッド映画、俳優を揶揄するシーン、ジョン・ボイト、ジェニファー・ラブ・ヒューイットのカメオ出演もあったが、全てはわからなかった。
いや、はちゃめちゃや! ロバートダウニーJrとトムクルーズなんて ...
メソッド演技へのアンチテーゼ
本作は随所にわたるパロディの数々、そしてメソッド演技に対する風刺が効いている。
ロバート・ダウニー・jr演ずるカークは役作りのためにメイクではなく皮膚整形で本物の黒人そっくりになり切るし、ベン・スティラー演ずるタグは本作が本物の戦場であるのにそれを映画のセットなのだと完璧に信じ切り、多くのトラブルに巻き込まれながらも演技し続ける。
麻薬組織に捕まり、彼の過去作である「シンプル・ジャック」を徹底的にやらされるシーンは演じるがあまり、その役に狂気的にのめりこむ危険性があることを笑える作りではあるがメッセージ性が真剣に伝わり面白かった。せっかく脱出できるのに演技をすることだけ考えてしまいまた戻ろうとするシーンは、スクリーンの外に出れるのにまた映画の中に戻ろうとする執着性を感じて哲学的だと思った。
タグとカーグは鏡合わせのような存在であり、捕まっていたタグを救出するシーンでようやくカーグも自らがメソッド演技に取りつかれていたことが自覚できて、メイクをはがす=役から脱却できる、というのを象徴的に見せていたところもなかなか興味深く見れた。
俳優たちの魅力が伝わる
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