「描きたいものがブレていませんか?」マックス・ペイン よしさんの映画レビュー(感想・評価)
描きたいものがブレていませんか?
妻子を殺された刑事が、その真相を暴く物語。
設定はベタですが王道で、マーク・ウォールバーグ主演、セット等もしっかりとお金をかけた映画です。それだけに、アクションシーン等は楽しめる作品ですが、それ以上のものではありません。
全体的に浅すぎるように感じます。犯人を特定するサスペンス部分、協力する女性の描写、終盤前にある港のシーン。簡単に都合よく進み過ぎて、戸惑いを覚えます。
また、ハードボイルドアクションとして魅せてくれてれば良いのですが、何故かダークファンタジーの色を交えさせようとして、これにも戸惑いを覚えます。
単純でも良いので、しっかりとしたハードボイルドアクションであって欲しかった。
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