「脚本の1ページが大切。」幸せの1ページ ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本の1ページが大切。
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おそらく好き好きが分かれるだろう映画。
原作はいい話なのかなぁ。読んでないけれどx
私はJ・フォスターのコメディエンヌぶりを楽しみに
観に行ったんだけど、そういう意味では楽しめた。
ただ、全体的に荒唐無稽な展開が続き、明らかに
子供映画のありきたりなあらすじを辿るだけの物語…
というのが非常に残念で、せっかくの大御所を
携えたのに(主要三人の演技力は良い)勿体ない。
もっと脚本の練りようはなかったのかなぁ…。
冒頭から彼女は笑わせてくれる。
やや大げさなリアクションやドタバタ感も楽しい。
これまでやたら激しく強い母親の役が多かったから、
こういう役の彼女を観ているとなんか安心できる^^;
作家としての才能を特に見せるわけでもなく(爆)
ネットで知り合った子供にネタの提供を煽るなんて
考えられないくらい子供っぽい。
で、そのネタ元として無人島?に住む女の子役で、
ストリッパー踊りが見事だった(爆)A・ブレスリンが
出てくるのだが、ジョディよりもすごくオバサン顔…!
父子家庭ということで、性格もしっかりしているため
こちらの方がずっと大人に見える。
お互いに外界をいぶかしみ、恐れているところが
共通しているんだけど、本当ならここからが見せ場。
さあ物語の醍醐味…!に入る手前で、
なぜかストーリーは、ファンタジックに失速していく。
良い悪いというより、勿体ない作品だった。
いくら児童文学とはいえ、物語には説得力が必要。
大人の恋愛に子供騙しは通用しない意味でも…(爆)
(1ページをめくる前に、いろいろ考えてみる必要が)
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