「社会派の仮面を取り去ると、そこはアクションの地平線。」第9地区 ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
社会派の仮面を取り去ると、そこはアクションの地平線。
これって、本当に低予算なんですか!?
お金、掛かってますよね!?掛かってないの!?
嘘だよ、嘘!!
じゃあ、この脚本とこの面子で、もっとお金掛けたらどうなるの!?
…低予算ですか。本当ですか低予算ですかそうですか。
参りました。とにかく兜を脱ぎます。
超絶面白いです。
これ、観なきゃ損します。
舞台設定を南アフリカにして、宇宙人をアパルトヘイト状態に見立てる導入部分。
そこがメディア的にも取り沙汰されているから、社会派サスペンスな感じかと思ってました。
そこだけに重きを置いてる、所謂「アイデア一発勝負」映画だと。
アクションなんて、まるで期待してなかった。
いやいやいやいや…思っきり、アクションじゃないですか!!
D―9政策はあくまで導入部分としての取っ掛かり。
それから怒涛の展開に、観客はただただ口アングリ状態。
二転三転の窮地、裏切り、ギミック、バイオレンス、エクスターミネート…気が付くと映画は終了というw
心地よい疲労感に包まれ、劇場を後にするw
…訳は分からなくても、凄さは伝わったでしょ?
何だか、続編が作られてもおかしくない終わり方でしたが…どうなんでしょうか?
期待しても良いのですか?ヴィカス君!←主人公の名前
いやあ、なんつーか…
SFがダメとか、グロが苦手ってなら仕方ないと思うのですが…
もう一回言います。
「これ、観なきゃ損しますよ!?」
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