「人間の驕りは自滅の道を辿る」地球が静止する日 megu&m&bさんの映画レビュー(感想・評価)
人間の驕りは自滅の道を辿る
クリックして本文を読む
地球環境の破壊に歯止めをかけるため、宇宙人は人類滅亡を企てる。
宇宙人クラトゥは“地球を救う”為にやってきたが、ジェニファー・コネリー扮する科学者と触れ合ううち次第に心を動かしていく。
「危機に直面した時、人間は変われる」
彼女の言葉に戸惑うクラトゥ。
そして、彼の力を以ってしても亡き父を生き返らせることは出来ないと知った息子が、命の尊さを理解した時、クラトゥは人間に希望を見出す。
ネット社会、核などの技術革新による文明の急激な進化は、社会を多様化させ、利便性の追求は犯罪も増加させた。生態系は崩れ、環境破壊へと繋がっていった。
結局は人間たちの驕り高ぶる行いが自滅の道を辿る、自然淘汰ということだろう。
今の時代にはぴったりな映画かもしれないが、如何せん面白くなかった。キャシー・ベイツはミスキャストだし、メッセージを投げかけて途中で終わってしまったようなラストである。大切なシーンが抜けていたのでは?と思う作品であった。
コメントする