「尊大なテーマ」ツリー・オブ・ライフ なついちさんの映画レビュー(感想・評価)
尊大なテーマ
今回は、特にストーリーや観た方の感想なども見ず、
急に時間ができたので映画館へ行ったのですが、
先入観なしに観たので余計に新鮮でした。
人物のない映像と音声だけで、
あれほど心情や生命を表現できるなんて
すごいと心から感心しました。
今日は一人で美術館に行きたい気分だったので、
まさかの音楽付きであんなに綺麗な映像が観れて感動しました。
すうーっと心が洗われるような感覚でした。
初めて観る感覚の映画で、
独特なカメラの動きや映画の撮り方に見入ってしまいました。
尊大なテーマですね。
私も、私を取り囲むものも、
過去もいまも未来までも、
とてもちっぽけなものに感じました。
この映画をみたら、
何があっても受け入れられるような気がします。
強さというより、あきらめに近い。
だけど虚しくもない。
より人が愛しくなり、より寛大になれた気がします。
観る人によって感じ方も捉え方も幅広い、
色んなことを考えさせられる映画でした。
100人いたら、100通りの解釈ができそうです。
ちなみに主人は途中から寝てました。
(ショックです。が、睡眠不足だと思いきり眠気はきそう。)
我が子2人はまだ小さいですが、
きちんと向き合って、
日々を大切に生きていきたいと思います。
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2011年9月2日
尊大という言葉を誤って使ってませんか?
壮大とか荘厳と書きたかったのかなと想像しました。
尊大とは、下のような意味です。
[名・形動]いばって、他人を見下げるような態度をとること。また、そのさま。高慢。横柄。「―な口のきき方」