アメイジング・スパイダーマンのレビュー・感想・評価
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よりリアルに!よりスピーディに!原作に近づき、ほんとに“アメイジング”なスパイダーマンに!!
原作に近くなった!と思いました!!
サム:ライミ版のスパイダーマンは主人公ピーター:パーカーの性格や生い立ち、ヒロインや、スパイダーマンの能力など
映画版オリジナルの設定がたくさんありました。
ですがマーク:ウェブ版では、スパイダーマンが軽口を叩いたりウェブシューターがあったり、コスチュームが原作に近かったり、ヒロインがグウェンになったり、ピーターの両親の謎についてなど
原作にとても近づいて作られたと感じました!
そしてサム:ライミ版よりもスパイダーマン/ピーター:パーカーがより!“悩めるヒーロー”になっていたこと。
サム:ライミ版では1作目からスパイダーマンがヒーローという立場にいましたが、マーク:ウェブ版ではなんと逮捕状がだされてしまいます。
そんなスパイダーマンの正体はご存じピーター:パーカー。
トビー:マグワイアのピーターは優しいイメージがありましたが、今回のアンドリュー:ガーフィールドのピーターはどこか“暗い”イメージがありました。
それに関してサム:ライミ版と違うなと思いました。
いくら特殊能力をもった人間とはいえ、ピーター:パーカーは我々となんら変わりない悩みをもつ一人の人間なのです。
そこはスパイダーマンの一つの特徴と言えると思います。
なのでとても感情移入しやすく、物語を楽しむことができました。
そして何よりも驚いたのはスパイダーマン特有のスピーディなアクション!!
サム:ライミ版もよかったのですが、それを上回る素早さ!!
それだけではなく、3Dだからこそできる“一人称視点”!スパイダーマンの目線で建物の間を跳びまわったりと、まるでアトラクションに乗ってるような気分でした。
そして、その一人称視点が随所にちりばめられているので
アクションシーン以外の“移動シーン”でも楽しむことができました!!
まぁ見に行く方はぜひ3Dで見に行くことをオススメします!!!
〜追記〜
もうすでに続編の制作が発表され、2014年に“2”の公開が決定されています。
“1”の敵をリザードにしたということ&ピーターの両親の意味深な登場から察するに、おそらく“2”の敵はヴェノムだと思います。
あれだけ原作に近づけて、物語を進めていく上で必要になるのはやはりヴェノムだと思います。
まぁこの予想はまた今度書きたいと思います!
見てくれる人がいるばの話しですが(ρ_;)
見てくれたら嬉しいです!!
元カノ(ライミ版)を忘れさせてくれる快作!!!!
ハリウッド界隈での、この頃流行りのリブートってやつです。
まリメイクと何が違うんだって話ですが、リブートってやつです。
正直ね、同じ題材で何回作り直すんだよ!てウンザリしてますよ。
しかも!しかも!よりによってスパイダーマン!
ライミ版大好きだったのに!4を心待ちにしてたのに!
焼き直し!再起動!リブート!ふぁっく!
100歩譲って監督キャスト一新しても4として制作出来なかったのかよ!と憤りましたよ!憤りましたが!
いつまでも憤ってもいられないし、映画でのマーベルユニバース界隈も騒がしくなってきて、アベンジャーズとのコラボも?なんて話がまことしやかに出回ってるし、ま、もう仕方ねえな、という諦め?でライミ版との比較も兼ねつつ先行上映に足を運びました。
結論から云えば「ヤバイ面白かった」。
ヤバイ面白かった。ヤバイです。あれ?DISる気満々だったのに、というw
ハッキリ云ってストーリー的に脚本の粗なのか編集バッサリなのか分からない雑なところは目立ちます。そして、その割りに時間が長い。
でも、直球だった。
スパイダーマンだ!これがスパイダーマン!観てくれ!俺がスパイダーマンだ!ていう熱意が凄い伝わりましたよ。
神経質で天才肌、両親の謎の失踪に悩み続ける新しいピーター・パーカー像。
ヒロイン、グウェン・ステイシーのキュートな性格とルックス。
スパイダーセンスに目覚めてからのコスチュームハンドメイド過程のワクワクさ。
FPS的感覚での空中移動の高揚感。
ヴィラン(リザード)との捻りのないド直球な肉弾戦。
ダークな一面を謳っていながら意外にライトでポップなノリ。
宿命の敵(?)と、恐らくそれに関係してるオズコープ社を強調したシリーズとしての新機軸。
観賞中、ライミ版との比較でこうだった!ああだった!とか、そんな考えが入る余地はなかったス。
このスパイダーマンはこのスパイダーマンでイイ!
ライミ版(元カノ)を忘れさせてくれるなら、俺はウェブ版(今カノ)でも構わない!
リブート自体にはね、これからも否定的な姿勢でいることに変わりはありませんが!うん、でも。
これは推します。好きですね!
ダイナミックさは減ったが、瑞々しく繊細でシャープな新章
前3部作から何年も経たない内にリブート(再起動)だなんて
ビジネスの臭いがしてヤだなぁと考えてしまうが、そんな事情は
面白い映画を創るぜッ!という作り手の情熱とはまた少し別な話。
実際、本作はかなりかなり楽しんで観る事ができましたよ。
サム・ライミ監督版のようなマンガチックでケレン味溢れる画が無いのは残念だが、
本作のアクションは前よりスピーディでシャープな感じ。
ヒーロー映画としての雰囲気は少々薄めだが、
キャラや話の展開にウジウジした所が無くアップテンポなのも好印象だ。
特に今回のスパイダーマン=ピーターはスマート&アクティブ。
主人公は能力を得る前から、気に入らない事に毅然と立ち向かう勇気を備えている。
頭の回転が早すぎてちょっと挙動不審に見える感じもリアル(笑)。
直情型だし、恋にも積極的だし、若く瑞々しい。
それに彼は、人を救う為なら正体を隠す事にそんなにこだわらない。
彼が少年を救出するシーンが凄く好き。
“ヒーローとは、勇気を持つ者ではなく、勇気を与える者”
そんな事を思わせてくれる。
仇敵リザードとなるコナーズ博士も◎!
親友の息子を大切に想う気持ち、力を得た後の傲慢さ、そして、新たな腕の最後の使い道……。
高潔さと脆さを併せ持つ人物像に同情してしまう。ガラスに両腕を映すシーンの表情に泣いた……。
次に、新ヒロイン・グウェンはとびきりキュート!なだけじゃない。
知力面でも、人の気持ちを読む面でも、このヒロインは賢い。
ここぞと言う時の度胸もあり、守られてばかりじゃない所が素敵。
自警団ピーターに警察官である父の姿を重ねる場面も良い。
グウェンの父親もステレオタイプなカタブツではなく、
スジの通った思考の持ち主だった。最後の活躍には感動です。
さてここから不満点。
まずはスコア。J・ホーナーの曲はいつも個性が薄くて僕はあまり好きじゃない。
このテのヒーロー映画にはもっとキャッチーでダイナミックな曲が欲しいです。
あとはリザードのデザインがド直球過ぎるのも残念かな。
それに、3D効果が薄く感じられる点も△。無理に3Dで観る必要は無いかと。
そんな小言を挟みつつ、すでに続編を楽しみにしている自分がいますよ。
判定4.0か4.5で迷ったが、ちょいと高めの4.5判定で!
あ、エンドロールが始まってもすぐ帰らないでくださいね!
ほんのちょっとだが続きがありますよ。
<2012/6/23鑑賞>
アクション大作
蜘蛛の糸サイコー!
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