「日本版オリジナルテーマソングさえなければ」アメイジング・スパイダーマン よねさんの映画レビュー(感想・評価)
日本版オリジナルテーマソングさえなければ
今回の仕切り直し、監督が『(500)日のサマー』のマーク・ウェブと聞いた時には正直はぁ?と思いましたが、今回全体の7割方を占める学園青春ドラマパートの軽快なポップさと今回のヒロイン、グウェンの端正な美しさは間違いなく彼の功績。諸悪の根源がピーター自身の行動が原因という前回よりもヘビーなテーマもベテラン陣による助演で静かにじっくり描かれています。
オマケとしてとっても嬉しいのが80年代初頭にあの宇宙人映画を観てる人には涙が止まらないアノ人の活躍。前シリーズでグリーンゴブリンに石を投げたNYC市民達に匹敵する感動をたった一人で捻り出してくれます。アクションシーンはかなり地味めなので3Dでの鑑賞は正直オーバースペックだったと思いますが、映画としてとても素晴らしかったです・・・エンドクレジット中に被せてきた日本版テーマソング以外は。
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