インクレディブル・ハルクのレビュー・感想・評価
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冒頭の数カットで過去の出来事を見せるのは上手い
冒頭の数カットで過去の出来事を見せるのは上手い。これにより途中回想が入らずテンポ良く見れた。
ストーリーはブルースがずっと追われてるだけなので起伏が少なく単調に感じる。
ハルクの肉弾戦が豪快で爽快。水嶋ヒロの吹き替えは棒気味で滑舌怪しかったけど、台詞そんな多くないしそんな気にならなかったかな。
リブ・タイラーを観ると……
MARVEL・MCU作品2作目
2008年公開の「インクレディブル・ハルク」を観ました。
実験被験者だったブルース・バナーは実験の途中に爆発事故に巻き込まれ
軍に追われる身に。
ブルースはブラジル、ホッシーニャに隠れ住み瓶詰工場で働いていますが
心拍数が200超えると緑の巨人(ハルク)に変貌してしまいます。
いろいろと大変だね……と同情せざるを得ないです……。
主な敵は精鋭部隊でブルースの培養血清を打ったエミル・ブロンスキー。
アボミネーションとなってブルースに襲い掛かります。
ハルクに変化したブルースとアボミネーションと化したブロンスキー。
2体の巨人同士の戦いです。
ヒロイン役としてリブ・タイラーが出演しています。
彼女の父親はロックバンド「エアロスミス」のボーカルである
スティーヴン・タイラー。
(実は高校生の時からエアロスミスを聴いていました)
なのでロス将軍の顔をスティーヴンにしてみたら……と勝手に妄想。
更にスタンリーのお店で「ミスターピンクがいい」とベティが言っているシーン。
エアロスミスのアルバム「NINE LIVES(1997)」に収録されている
「PINK」という曲が頭の中で再生されました(笑)
最後にロス将軍の前にトニー・スタークが!
ロス将軍、今後も出るのかな??
そして、ブルースの血を浴びてしまった「Mr. BLUE」ことサミュエル博士。
彼はどうなるのでしょう??
ホラー界では古典直系の怪人
ハルクはマーベルのコミックヒーローの中では地味な方だが狼男やフランケンシュタインの流れ、ジキルとハイドのような変身とホラー界では古典直系の怪人ですね。
ギャップが見せ場だから平時のブルース・バナーはひ弱な学者で研究仲間のベティと恋仲、中盤から終盤に掛けては二人の逃亡劇のメロドラマ。
アベンジャーズのハルク役のマーク・ラファロの方が見慣れているのでエドワード・ノートンさんはしっくりこなかったがロマンス絡みには向いているかも。
主人公を街の破壊者にしてしまうのも憚れるので野蛮な軍人エミル・ブロンスキーをハルク・アボミネーションに変身させて一騎打ち、敵役の使い方も堂に入っていますね。
ただ、ロケット弾直撃でも死なないのに鎖で首を絞められてアウトというのは、ちと解せません。
B級映画ならベッドシーンはお約束ですが脈拍が200を超えると変身してしまうのでおわずけとは笑えます。地味ながらも真面目に作っている感があり大人でも愉しめました。
優しい愛の物語
アメリカ軍のスーパーソルジャーを作るための実験に、利用され実験体となり「ハルク」へと変貌を遂げてしまったブルース・バナーが、愛する人と人々を守るために奮闘するという話。
この映画はそんなに評判は高くなく、むしろ無かったものにされかけているわけだが、個人的にはMCUを全て見た上でも、好きな映画の1つである。
好きな理由として、とにかく優しい映画だということ。
勿論主人公のバナーは心優しき男だし、恋人のベティはバナーがいなくなって新たな恋人を作るわけだが、偶然再会した瞬間に「待って。もうどこにも行かないで」と雨の中抱き合う。ここはかなりの名シーン。
そこから命を賭してバナーを守り続けていて、強く優しい。
よくある話だと、新しく恋人がいて生活があれば、元サヤに戻る事はなかなかないと思う。
それでもずっと愛し続けていたベティも素敵だし、じゃあ今カレは嫉妬に燃えて復讐し出すかと思えば、ベティの身を案じ、ロス将軍とバチバチしちゃう程に優しい。
ハルクも、結構無差別な暴れん坊のイメージがある気がするけど、ベティだけはずっと守り続け、ベティの安全を脅かされるのではと雷に怒っちゃう可愛さもある。
長年夢見たハルクを消す事に成功するも、町の人々を守るためにもう一度ハルクとなり、ベティとの幸せな日々を送る事を諦め、1人寂しく田舎暮らしをするというなんとも切ない展開で幕を閉じる。
まさにハルクらしい展開で、とても好き。
ベティも大好きだし、冒頭に出てくるブラジルの工場で働く女性もめちゃくちゃ可愛いから、ドラマ「シーハルク」とかで2人共復活しないかなとか絶対に有り得ないであろう淡い期待を抱いています。
ベティとバナーの逃亡生活の描写も好き。
結局お金や障害があって不便な暮らしでも、愛する人と一緒にいられる事が何より幸せであるという事を描いてくれている気がする。
アボミネーションもかっこいいよねぇ。
「シャンチー」で見た目変わってちょっとダサくなっちゃったけど、シーハルクでの俳優さん共々の復活はとても嬉しい。
ロス将軍の俳優さんもお亡くなりになられて、勿論再出演は無いが、とてもじゃないけど好きになれない憎らしい悪役を演じ切っており、素晴らしい方だと思っています。
バナーの俳優さんもアベンジャーズから変更になってしまったが、どちらも好きなのでしょうがない事情だったのかなぁと納得。
ベティと一緒にカメオ出演とかしてくれると飛び跳ねるけど、多分ないよなぁ。
とにかく、低評価の多い作品だが私は大好きな作品なので、これから何度も見返します。
MCUの2作目であり大コケした黒歴史
今や世界最大のシリーズとなったMCUの2作目であり、大コケした黒歴史
脚本と映像がお粗末で観賞中何度も失笑してしまう
2008年の作品にしてはCGはがんばっているが、それ以上に展開が遅い
前半はだらだらとブルースが逃げ回るだけ
工場で意味深な血液が瓶に付着するシーンはカメオのスタンリーだけで不要
逃げるようにして別れた恋人は、長い月日の間に新しい人生を送っていたにも関わらず、再会した途端に新しい彼氏を捨てる冷たいヒロイン
そんなヒロインを体を張ってハルクが守る傍ら、ブルースがいない間支えてくれた彼氏が見守っているがかわいそうで見てられない
晴れ渡った広場で戦闘していたのに、ヘリが爆発したタイミングで雨が降ったり、中和されたはずが自在にハルクになれるようになったのも説明不足
ツッコミどころが多く監督と脚本家の実力の乏しさが明白に表れてる作品
これはハルクが悪いんではなく制作陣の問題
見どころわからず…。
優秀な人物なのに、序盤はひたすら軍やチンピラに追い回されて逃亡し、最終的に戦闘狂のブロンスキーにケンカ相手として目をつけられ戦ったあげく、愛する人の前から姿を消さざるをえないヒーロー=ハルクのブルースがあまりにも不憫…。なんか湿っぽい作品だった。
そして不憫な割にその悲しさが物語の構造の核となっているわけでもなく…。
個人的には色々消化不良の作品だった。
たとえば映画「ダークナイト」では、ヒーローであるバットマンの悲劇性や苦しみが「正義」についての問題提起になっていた。バットマンが悲しみや戦うことのジレンマを背負うから観客がヒーローという存在について考えざるをえない作品になっていた。(と私は思った。)
本作のブルースはそういう感じでもなく、ひたすらロス将軍の判断ミスの尻拭いをする感じになっていたのが観ていてフラストレーションが溜まる…。
ていうかロス将軍が色んな元凶な気がする。
娘のベティが怒るのもわかる。
ていうか割と世の中にとって大変な驚異のハルクという生物兵器の話がベティ父娘とその周辺の話として終始していたのもモヤモヤ…!
そんなこんなでせっかくのベティとブルースもロマンスもあまりグッとこず。
個人的には楽しめなくて残念…。
アクションや軍兵器がドッカンドッカンするのは派手で良かった。
みんなで叫ぼうハルク・スマッシュ!! 何よりパンツの伸縮性がすごい…。
アメコミヒーロー映画「MCU」シリーズの第2作。
実験により巨大な怪物「ハルク」に変身してしまう体となった生物学者ブルース・バナー博士と、彼を追うアメリカ軍との戦いが描かれる。
○キャスト
トニー・スターク/アイアンマン…ロバート・ダウニー・Jr。
新たなキャストとして、主人公ブルース・バナー/ハルクを演じるのは『ファイト・クラブ』『レッド・ドラゴン』の、名優エドワード・ノートン。
ブルースの元恋人、エリザベス・ロスを演じるのは『アルマゲドン』『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのリヴ・タイラー。
敵対する海兵隊員エミル・ブロンスキー/アボミネーションを演じるのは『レザボア・ドッグス』『パルプ・フィクション』のティム・ロス。
ハルクの血液入りジュースを飲んで大変なことになってしまったミルウォーキーの男を演じるのはスタン・リー。本作でも製作総指揮を担当している。
製作はケヴィン・ファイギ。
本作はスーパーヒーロー物というよりは怪獣映画といった方が良いだろう。
映画のクライマックスでの、ハルクVSアボミネーションは見応えたっぷり❗️
まさかの必殺技炸裂!ハルク・スマッシュ!
ロケーションはとても美しい。
前半の舞台であるブラジルの貧民街は、ごちゃごちゃしていながらも色彩が鮮やかで、否が応でも映画の世界に心が惹きつけられてしまう。
「MCU」シリーズ1作目の主人公トニー・スタークがこの世の全てを手に入れたかのような大富豪のプレイボーイだったのに対して、本作の主人公は政府から追われ、極貧の中なんとか生き延びている陰気な男。
同じシリーズなのにこの2作が対称的な作品/キャラクターとなっている点はとても興味深い。
ところどころ良いね!と思えるポイントはあるのだが、映画の出来はというと決して褒められたものではない。
映画の大部分はエドワード・ノートンがシリアスな顔をしながら逃亡を続けるだけ。
途中でヒロインが合流するが、このキャラクターが全然好きになれない…。リヴ・タイラーは確かに美しいが、今彼から元彼への心変わりの早さといったら…。何のためにこんな設定にしたのか理解不能。
辛気臭い男と尻軽女の逃避行を延々見せられてフラストレーション溜まりまくり。
そもそもバナーとエリザベスの掘り下げが全く出来ていないため、この2人に全然感情移入出来ないというのはかなりの大問題だと思います。
アメリカの精鋭部隊も全然強そうじゃないし、実際弱いし、ラスボスも特に理由無くハルクと戦うし、とにかくシナリオの一つ一つが中途半端!物語の求心力が弱すぎる!
大体バナー博士も血が出るとヤバいことを知りつつジュース工場で働いてたり、クライマックスでは変身できる確証もないのにヘリから飛び降りたり(下に人が居たらどうする気だったのか?)、細かい所が適当でそれがすごくノイズになりました。
ハルクが大暴れするシーンは面白いのに、それがあんまり無いことが残念。全体的に惜しい作品だと思う。
※ラストシーンに次回作への伏線が仕込まれていたし、次もエドワード・ノートンが大暴れするんだろうなぁー( ˘ω˘ )
…って『アベンジャーズ』からキャスト変わっとるやないかいっ∑(゚Д゚)(知ってたけど…)
エドワード・ノートンからマーク・ラファロにチェンジ。
役者としてはノートンの方が好きなのだが、ハルク役にはマーク・ラファロの方が似合っている。
ノートンだとちょっとヒーロー感が出過ぎていて、バナー博士の幸薄い感じが上手く表現出来ていなかったように思う。
『アベンジャーズ』への出演をノートンが断ったらしいが、結果的にはその方が良かったかも(ノートンはビッグ・チャンスを逃した形になったが…)。
今考えると、アベンジャーズのメンバーにエドワード・ノートンがいたかも知れないとは想像できないなぁ。
しかし、2020年現在、『ハルク』の単独主役の作品はこの一本を除き制作されていない…。同期達は『3』まで作られているのに…。
頑張れハルク!!ハルク・スマーッシュ❗️❗️
「その「力」、ためらうな。」
原題
The Incredible Hulk
感想
マーベルシリーズ2作品目。
ハルクとブロンスキーの闘いは迫力があってよかったです。
感情の抑制の師匠はヒクソン・グレイシーでした。笑
シールドが関連したり、雷に吼えるシーンがあったりとこれからのことを連想させられワクワクしました。
次はアイアンマン2を見る予定です。
※ハルク・スマッシュ!
ハルク = ?
エンドゲーム後のおさらい鑑賞。
今ではハルク=マークラファロが強く、
現在のバナーと今作のバナーが同一人物として繋げることがやや難しかった。
ただ、それは仕方がない話で、、、、
内容としては、あらすじ、カメラワーク、MCUの伏線すべてが自分好みだったと再確認。
インフィニティウォーのキャップ爆速走りに似たものもこの時からありました笑
普通にハルクが喋っとる!
マーベル・シネマティック・ユニバース第2作。
DVDで2回目の鑑賞(字幕)。
コミックは未読です。
ハルクのオリジン・ストーリーですが、ブルース・バナーがハルクになった原因はダイジェストみたいにまとめられていたので、スピーディーに物語が展開していました。
直近でMCUと無関係なハルク映画があったため、同じ内容を繰り返さないように配慮したのかもしれません。
その分、アクションが豊富で、個人的に好みでした。クライマックスのアボミネーションとの死闘はさながら怪獣映画のようで、すごい迫力でしたし、手に汗握りました。
エドワード・ノートンがハルクになるのを観られるのは本作だけ。以降はマーク・ラファロにキャスティングが変更されていますが設定上は同一人物なのでご注意を…
改めて観ると、ハルクの顔が違う…。演じている俳優が異なるので当然ではありますが、やはり違和感が…。本作のハルクの方が断然イケメンな気がしました(笑)。
MCUを追っている者としては、完璧な形で「アベンジャーズ」を迎えたかったと云う想いはあるものの、改めて本作を鑑賞して、ノートンからラファロへのキャスティング変更は功を奏していたのではないかな、とも思いました。
ノートンのバナーは身体能力も高そうだし、カッコ良過ぎる気が…。なんでも出来そうな感じがして、控えめな科学者と云う人物像がしっくり来ない…。美人過ぎるエリザベス・ロス博士とのロマンスも納得。ちょいワイルドやし(笑)。
一方、ラファロのバナーは不器用なイメージにピッタリ。控えめな性格と云うのも素直に頷けました。それに何より、科学者っぽい(笑)。研究室に籠もっているのが似合うなぁ、と…。後々のナターシャとの恋模様は言わずもがな…
今回改めて観直して気づいたのですが…ハルク、普通に喋ってるやん!(笑)。「マイティ・ソー/バトルロイヤル」で初めてハルクが喋ったと云うことになっていたような気がしましたが、本作の時点ですで喋れてたのねぇ…
「ハルク・スマッシュ!」と、ヒーロー物ならではな必殺技の名称を叫んでいました。それとも、本作での出来事はキャスティングが変わったこともあって一部の設定が無かったことにされているとか…?―うむむ…興味が尽きぬ…(笑)。
※修正(2022/08/08)
緩急のある対比
朝と夜
人とモンスター
室内と野外
追われるものと追うもの
その対比がスピーディに変貌していき、ストーリーを作っていく様が美しさを感じた。
最初の10分ほどはものすごくつまらないのだが、最初に室内でハルクになるシーンはハルクらしさ満点で一気に引き込まれた。
おそらく5-10年前に始めてみた時よりも、MCU全てを網羅した今だと感じるものが大きく違った。
スーパーソルジャー計画として、キャプテンアメリカのような実験体だったのだと改めて感じた。
個人的には、モノを使うハルクが大好きで、序盤の盾にするところや、終盤のパトカーをグローブがわりにするところ、そしてなんといっても最後に言い残した事があるかの後にハルクスマッシュをするところ。割とやりたいことや見たがっていることを表現しきれているんじゃないかと思った。マーベル作品として贔屓目で見ているが、普通のモンスターものとしては、美女と野獣のように美しさもあるがファン映画でもある。
最後のトニースタークは上等なスーツを着ているので、やっばりカッコいい。。
ハルクカッコいい♡
アベンジャーズメンバーで2番目に好きなハルクヽ(*´∀`*)ノ
恋人リブ・タイラーの父、米軍将軍?に追われるエドワード・ノートン。
アメリカを離れて南米で隠れてジュース工場で働き、MR.blueと交信し凶暴化する自分を治したいと奮闘していたが、追っ手はそこにも…
同時に米軍のひとりもハルクの血液を取り込み強靭な肉体改造を始める。
ラストはハルクとそのふたりのバトル。
巨大化した後のハルクの切ない表情。素敵すぎる。
エドワード・ノートンとリブ・タイラーの組み合わせも最高に良かった!!
唸れハルクスマッシュ!!!!
マーベル・シネマティック・ユニバース第2作目はご存じ超人ハルク。
2003年のアン・リー版ハルクをリブートし、ユニバースに組み込んだのが本作。
大概のアメコミ映画の1作目は主人公がヒーローになるまでのオリジンを丁寧に描くが、本作はそれをバッサリ省略!!
ブルース・バナーがハルクになってしまった過程をOP数分でさらっと流すと言うその思い切りや良し!
アン・リー版ハルクが人間ドラマを重視した「静」ならこの作品はハルク本来のアクションを重視した「動」だ。
ストーリーは主に軍に追われるバナーの逃亡劇だが、ハルク化してしまった時のこの「手に追えない」感や恐怖感は中々に良く、この感じが以降の作品に継承され続けているのも実にいい。(まぁラグナロクでは見事に恐怖感はなくなったけどw)
個人的に最も気に入ってるのがハルク化を止める方法を愛するベティとやっと見つけたにも関わらず、暴れまわるアボミネーションを止めようと自らの運命を受け入れ、ヘリコプターから飛び降り、ヒーローハルクとして戦うシーンだ。
あのシーンにバナーの覚悟と決意が見て取れ、とてもドラマチックで熱い仕上がりになってると思う。
そこからハルクVSアボミネーションの小細工なしのタイマンバトルが始まる訳だが、周りなんか関係ねぇ!!引っ込んでな!!と言わんばかりに拳と拳のぶつかり合いの連続。あの輪ん中に入れるのはアベンジャーズじゃソーぐらいだなw。
挙げ句の果てに掌バチーン!!で炎を吹き飛ばす爆風など、やることなすことすごすぎて笑っちまうぜハルクw。
極めつけはハルクファン感涙の必殺ハルクスマッシュ!!
と言っても力込めて地面割っただけだが、原作の往年の決め台詞がやっと映画でお披露目になったので全然OK。
むしろこの映画に使わずどこで使うんだと言った感じ。
1作目のアイアンマンではアベンジャーズ関連や他作品とのリンクネタは薄かったが、今回は関連ネタが至る所に盛り込んである。
OPシーンでフューリーの名前やシールド、トニーが経営する会社スターク・インダストリーズの名が出てきたり、キャプテン・アメリカを語る上でかかせないスーパー・ソルジャー・プログラムの話が出たり、ハルクが雷に向かって吠えるシーンはいずれ来るソーとの戦いを示してたり、この映画のソフトの特典映像に入ってるOP別Ver.には凍ったキャプテンが出てきたり、ラストにはトニーが普通にご登場したり(これにはびっくりでまたしてもアチャーとなった記憶がある)とかなり興味深い。
あとシビル・ウォーにも出てきたロス将軍がどれだけイカれてるかをこの映画で再確認するのもいいだろう。
関係ないけど惜しむらくは、アン・リー版とこの作品とアベンジャーズでは演じてる役者が全く違うのでアメコミをよく知らない人からすれば、違いが分からないのが痛手か。
アン・リー版は全く関係ないがこのインクレディブル・ハルクはガッツリMCUシリーズなので、勘違いしないように。
ミスター・ブルーはあの後どうなったか、未だに伏線投げっぱなしだしトニーとロス将軍の密会シーンはエンドロール後で良かったんじゃないかとも思うが、まぁそんなことはどうだっていい。
ハルクが存分に暴れてくれただけで本作は十分にファンの期待に応えてくれてる映画だ。
追記
ベティは今頃、何をしてるのだろう。
元気にしてるだろうか。
可もなく不可もなく。
物語の盛り上がりが弱く感じる。
戦闘シーンも単調。
最後のラスボスに、勝てたのがどうして勝てたのかうーん?ってなります。
でも面白くなくはない。
ヒロインが好感持てました。
物語と悪役に華がないのもマイナスポイントでしょうか。
好きになれるキャラも少なかったです。
Hulk smash! MCU第2弾の「ハルク」リブート
今観ると何故にハルクがエドワード・ノートン?って印象を受けますね。でもやせ形なヒョロッとした体型はエリック・バナよりも、マーク・ラファロよりも原作のブルース・バナーに近いです。
本作より5年前のアン・リー監督の「ハルク」は関係ないですよっとしておきながらもオリジンをぶっ飛ばす潔さ!ってかオリジンなしってメッチャ前作観てる前提やん!!逆に言えば「アベンジャーズ」にはアン・リー「ハルク」を観ていれば話は繋がるようになっています。暴れるだけ暴れて雲隠れするってオチは結局一緒やしね。
キャストが何気にスゴい。リヴ・タイラーにティム・ロスにウィリアム・ハート!とりあえずこれからアベンジャーズまでやってくんで有名所揃えましたって感じです。そういえばこの作品から後々もマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に出てるのってロス将軍ぐらいですね。ある意味MCUの中でも珍しい作品ではないでしょうか?
見た目の濃いハルクの割りに、映画は意外と薄味でした。MCUも初期はこんな感じだったんだなぁ。さぁ、お次は「アイアンマン2」だ!!
怪物と人間の間にある苦悩
アベンジャーズのシリーズで唯一見てなかったのがこのハルクだったので初鑑賞。
感情が高まると緑色の怪物になってしまう科学者の苦悩と努力が描かれていた。
ただ何か物足りない。
敵も強すぎるし(ハルクが強いから仕方ないのかもしれないが)、ストーリーがしっくりこない。
アベンジャーズへの繋がりは良かった。
今度はスボン
パンツ伸び伸び映画は、5年の月日を経てズボン伸び伸び映画へと進化を遂げた(笑)
冒頭で怒りを抑える為の手段として“あの男”が登場。ほんの少しだけテンションが上がる。しかし何だねもう歳だね。とても闘う体力が有る様には見えなかった。まぁ、どうでも良いか。
映画はその後アクションシーンへ。設定は深夜の様なのに突然昼間になり、やがてまた夜のシーンへ…丸々一日中追っ掛けっこしてたんかい(笑)
その後どうやってアメリカまで…流石に漫画だ!
映画を面白くするのには強力な悪役が不可欠だが、今回ハルクに対抗すべく選ばれたのがブロンスキー役のティム・ロス。
いやー、最高に格好良い。
こうなると最後の一騎打ちが楽しみだ…って。あれ?ティム・ロスも怪獣に変身してしまうと今ひとつ盛り上がりには欠けるかなあ?生身で対抗するブロンスキーが格好良かったんだよなぁ〜。
あ?出た、ブルース・リーの『ドラゴン○りの○拳』の場面。
どうやら第3弾がありそうだけど、今度は何処が伸びるんだろう。
個人的にはハルクよりも、ブロンスキー物語を希望。
(2008年8月9日TOHOシネマズ錦糸町No.6スクリーン)
これは本当にリメイクなの?
インクレディブル・ハルク、ブルーレイで観ました
感想は...
タイトルどうり、本当にリメイク作品なの?って思いました
理由は『冒頭で語られるハルクになるまでの過程の語り口』です
あれは映画のトーン、スピード感が上がっていい!
という人もいるかと思いますが
アメコミヒーローものに限らず、主人公がヒーローになるまでの過程の話はかなり重要で
『日々の葛藤であったり悩み、トラウマのある普通の人物がヒーローになる、超人的な人物になってしまう』
というのが映画の見所だと私は考えます。
それを描く事、フィーチャーする事で
主人公の背景、人物像を表すだけでなく主人公への求心力、ひいては映画の求心力にまで反映されるのではないのか
そう感じています
この映画は?というと、ほぼ新聞記事だけという形で冒頭数分の内にそれを描いてしまうのです
そのため主人公への感情移入ができない内に話が進んでしまってなんかなあっていう
確かに前作が語りすぎて今回はいいから他でっていう意見やハルクになった以後にフィーチャーした作品なんだって意見はあるかと思いますが
だとしたらリメイクなんだから、また一から練り直してヒーローになるまでを描いてよーっていうね。
2作目です!と言われれば納得なのですが
その点でいうと長すぎた感はありますが、前作は良かった
前作のアン・リー版は劇場で見たのですが
途中眠気に襲われそうになるくらい主人公の葛藤が長々と語られるのですが
今思えばあの長さがある分、ハルクになる事の求心性があったのでは
とも考えるようになりました
肝心のアメコミファン必見のアクション面はまあまあかなと
原作コミックスは見ていないので、原作ファンから
「ハルクはこんな感じなんだ」と怒られるかもしれませんが
映画のアクション描き方をとして、もう少し超人化したハルク見せてもいいんじゃねと個人的には思いました
まあとにかく惜しい。
この理由から評価が難しい、印象も難しいにしてます。
脚本面がもう少し濃縮していればなぁ
なのでアベンチャーズにも期待してますが
結果!
この作品はこの作品としていいから、これの前日談が語られる作品ができる事を期待してます!
繋がってる〜
本作は何よりも、ハルクは他のヒーローよりも自分の能力に苦しんでいる感じが本作では伝わってきた。
敵の登場の仕方がスパイダーマンと被っている感じは否めない💦まぁ、仕方ないか💨
リブ・タイラーがキュート❤セックスできないのがかわいそうや😢
私はアメコミ映画が大好きだから、あの終わり方は興奮したよ❤アベンジャーズだろ⁉ってね❤
そして、ブルースが最後に逃亡する地が「カナダのブリティッシュコロンビア」なのですが、そこは、ウルヴァリン(ローガン)の故郷とされる地❕コミックでハルクとウルヴァリンが初対面するのもブリティッシュコロンビア。
おぉ、繋がってる❕マーベルが繋がってる‼と感じた一作💕
全24件中、1~20件目を表示