インクレディブル・ハルクのレビュー・感想・評価
全126件中、1~20件目を表示
【”恋人は怒ると、緑の怪物になる。”名優、エドワード・ノートンとティム・ロスがマサカノ怪物化する驚異のメタモルフォーゼムービー。】
ー ハルクは、マーク・ラファロかと思って居たが、最初はエドワード・ノートンだったんだね!吃驚!-
■科学者のブルース・バナー(エドワード・ノートン)は、愚かしきロス将軍(ウィリアム・ハート)の指示により、人体への放射線抵抗を研究していた。
だが、実験中に事故が発生し、多量のガンマ線を浴びたブルースは、怒りを感じて心拍数が一定値を超えると巨大な緑色のモンスターに変身する特殊体質になってしまう。
そして、その際に恋人ベティ・ロス博士(リヴ・タイラー)は重傷を負い、エミル・ブロンスキー兵(ティム・ロス)は、只一人軍で生き残る。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・冒頭の事故のシーンからの、ブルースが孤独にブラジルの飲料工場で働いている場面転換からの、ロス将軍とエミル・ブロンスキー兵が、執拗にブルースを追う姿がちょっと面白い。
・エミル・ブロンスキー兵の、昇格を望まずに只管にブルースを倒そうとし、自らもアヤシイ体力増強のエキスを体内に注入してもらうシーン。良く、ティム・ロスはあの役を引き受けたモノである。
・そして、いつものようにエンドロール後には、MCUの”ドル箱だから、次も見てね!”って感じで、トニー・スタークが登場するのである。
MCUは商売上手だなあ。
<今作は、物語としてはシンプルな構成で見やすい。初期のMCU作品は分かり易くて良いね。
それにしても、ハルクとエミル・ブロンスキー兵が変身した怪物との闘いは、トンデモナイね。
先日、ハリソン・フォードが赤いハルクに変身する映画で観たばかりであるが、名優は何故にMCUに惹かれるのであろうか・・。>
キャプテンアメリカBNWの予習のために
キャプテンアメリカBNWでこの話しが重要になって来るとの噂を聞いたので何年かぶりに見ました。(20年ぶりくらい)
序盤、自分の中の何かに怯えながら生きている主人公の表現がホラー映画のような演出でハラハラします。
中盤は、怒りで別人格のモンスター(ハルク)に変化する主人公とそれを危険視し止めようとする軍のバトルはモンスターパニック映画のようでした。
ヒロインが唯一ハルクの理解者で争いをおさめようとします。意図しているかは分かりませんがキングコングと重なります。
終盤で、ハルクの様な能力を持った敵と対峙していくのですが、やっとヒーロー映画になります。
当時としては質の高いCGだっただろうなと思うバトルでした。まるでモンスター同士のプロレスです。
ストーリーに深みはありませんが王道のヒーロー映画としては楽しめる作品だと思います。
新作『キャプテン・アメリカB.N.W』前、大正解
見るに堪えない程ではない
世間で無条件にボロカス言われてるほど悪くもないんじゃないだろうか。
他のMCUのノリと比べて異なる空気感があるのと最終決戦に向けてのカタルシスはまあ……まあそこそこ…そんなにか……って感じではある。
もっと殴り合い怪物バトルするハルクを見せてくれ~と思った。
敵踏んづけて勝利の咆哮は好き。
ロス将軍これまでカス野郎のイメージしかなかったんですがちゃんと人の親なんだなと思った。
一般市民がヒーロー名名付ける流れも好き。ハルクってそういう意味だったんですね…。
一触即発!緑の巨人が大暴れ!
2008年の公開当時、「ハルク」からわずか5年でリニューアル映画化と言う話を聞いた時は、はっきり言ってショックでした。個人的な考えなんですが、リメイクってのは、どうも好きになれなくて。まして、こんな短い期間では。
でも、仕方ないかなって言う気もありました。「ハルク」は、世間一般からの評判良くなかったし、自分もあのずんぐりむっくりハルクはどうかなって思ってました。
ただ、ジェニファー・コネリーが出ているヒーロー物って言うだけで自分的に満足していましたが。
そして、「インクレディブル・ハルク」、良いですね。今回、見直しましたが面白かったです。
ジェニファーに変わってリブ・タイラーがヒロインですが、この人も綺麗ですごく魅力的な人です。
そして何より、撮影技術、CGの進歩も加わって迫力あるシーンの連続に楽しませてもらいました。ところどころに、クスッとさせるお笑いなんかも入れてあって、まさに皆が楽しめる映画になってました。
オープニングを端折ってくれたおかげで、「ハルク」(2003年版)の続きのように感じる事も出来て嬉しいかぎりでした。
何よりも今作で良かったのは、ハルク同士?の対決ですかね。往年の東宝怪獣映画のバトルを思い出しました。着ぐるみと違って迫力は断然こっちが上でしたが・・・。
【ネタバレ】
日本での公開はこっちの方が「アイアンマン」より先だったんですよね。最後に出てきたあの人は誰?って感じで、殆ど覚えてなかったんですが、今、見直してニンマリが止まりませんでした。
おっと、言い忘れてた。当時は全く気付かなかったっていうより、気にも止めなかったんだけど、何気にホークアイが登場してました。活躍はしてないけど・・・
お似合いの二人、ブルース(エドワート・ノートン)とベティ(リヴ・タイラー)
MCU第2作目‼️
MCUにおけるハルクの一作目‼️貴重なエドワード・ノートンによるブルース・バナーです‼️ここではオリジンは語られず‼️プロデューサー曰く「みんな知ってるから、あえて描く必要はない」って、知らないだろ‼️特に日本人は‼️アン・リー監督の「ハルク」はあったけど‼️でもおかげでストーリーの密度は濃い‼️いきなり逃亡中のバナーから始まるのもイイですね‼️ヴィランであるアボミネーションとのバトルは、重量級だけにモンスターバトルとも言える迫力‼️ヒロインのリヴ・タイラーのベティ・ロスはバナーがナターシャ・ロマノフに移り気したため、以降出番ナシなのが可哀想‼️そしてラストに登場するアイアンマンことトニー・スターク‼️アベンジャーズへの布石は着実に・・・‼️
冒頭の数カットで過去の出来事を見せるのは上手い
冒頭の数カットで過去の出来事を見せるのは上手い。これにより途中回想が入らずテンポ良く見れた。
ストーリーはブルースがずっと追われてるだけなので起伏が少なく単調に感じる。
ハルクの肉弾戦が豪快で爽快。水嶋ヒロの吹き替えは棒気味で滑舌怪しかったけど、台詞そんな多くないしそんな気にならなかったかな。
面白いとは思うんだけど
前提として
・多分4回目。
・原作と思しきものは未読。
・『アイアンマン』は視聴済。
・『ハルク』は視聴済。ドラマシリーズの『超人ハルク』は未視聴。
・ルイ・ルテリエ監督の他作品だと、『トランスポーター』を視聴済。
面白いとは思うんだけどなぁ……なんか暗いんだよなぁ……
"ハルク"という、一見異色だが中身は正統派のヒーローが主役。他のMCU作品(特にフェーズ1)と比べても珍しいのは、恋愛を主軸にした物語であるということ。
これが"ハルク"というヒーロー像と非常にマッチしている。「ただ怒る」から暴れる、暴れるから強い。のではなく、「愛する人を守るために怒る」から強い、という描き方につながるのだ。
悪役とかダークサイドとか必要悪にすらも見え兼ねない"ブルース・バナー"の二面性を、しっかりヒーローとして魅せてくれる。子供を助けるシーンが無いのもハルクらしい(かといってブルースが子供を助けるシーンも無いけど)。
他シリーズ作品と比較するのはあまり良くないが、終盤の展開は『仮面ライダー』好きにも刺さるんじゃなかろうか。自分と同じタイプの敵、普通の人間には戻れないという不可逆性と不死身、愛する人と共に過ごせない孤独と哀しみ……うーむ、俺は大好物だぞ。ハルク及びブルース・バナー、非常に深いキャラクターだ。
脇役もなかなか良いキャラクターと役者を揃えていると思う。主人公以上に印象に残るシーンが多く、メインの悪役だけどブロンスキーとか、癖強のサミュエルは推し。
などなど、渋さと面白さがかなりある。ストーリーも結構面白いと思う。ブルースの神経質さと優しさとかもしっかり出ているし。
ただ、どうしても他人には勧めづらい。
まずは作風。スタイリッシュなものを目指そうとしている様子は垣間見える。のだが、ちょいと暗い。MCUフェーズ1のあるあるっちゃあるあるなんだけど、その中でも本作はかなり暗い。
一般社会に介入する軍。吹っ飛ばされて木に激突する血まみれ兵士。大人な雰囲気のベッドシーン……なんか「スーパーヒーロー作品」って言いづらくない?? 子供にはなんとなくオススメしづらい……。
画角というかカメラに関してだが、なんか観づらい。あえて観せない部分なら分かる。でも全体を通して、気持ちよく観れない位置にある。前述した"暗さ"も影響しているのだろうけど、どうもパッとしない印象で終わるのはこのためか。
CGも時折気になる。ヘリコプター、もう少しどうにかならなかった? 車両関係はすごく良いんだけどなぁ……。どうしても『アイアンマン』と比べるし、比べると気になってしまう。
『アイアンマン』を例に出したが、MCU(特にインフィニティ・サーガ。)との関連が深いか、と問われても答えに困る諸々。「『アベンジャーズ』の本筋を知りたいだけなら観なくても良い」という暴論が出るのも、分からなくはない。
俳優が変わったことによってキャラクターの方向性も大きく変わったり、ロス大佐との絡みもなんか曖昧だったり、サミュエルの伏線もなかなか回収してくれないし……
版権問題とか長編シリーズ製作って本当に難しいプロジェクトなのだなぁ、と今更ながら実感している。
ま、色々書いたけど個人的には好き。何回観ても苦にならない。
なんだかんだ言われてるけど、毛色の違う面白さと渋さがそこにはある。そんな作品。
リブ・タイラーを観ると……
MARVEL・MCU作品2作目
2008年公開の「インクレディブル・ハルク」を観ました。
実験被験者だったブルース・バナーは実験の途中に爆発事故に巻き込まれ
軍に追われる身に。
ブルースはブラジル、ホッシーニャに隠れ住み瓶詰工場で働いていますが
心拍数が200超えると緑の巨人(ハルク)に変貌してしまいます。
いろいろと大変だね……と同情せざるを得ないです……。
主な敵は精鋭部隊でブルースの培養血清を打ったエミル・ブロンスキー。
アボミネーションとなってブルースに襲い掛かります。
ハルクに変化したブルースとアボミネーションと化したブロンスキー。
2体の巨人同士の戦いです。
ヒロイン役としてリブ・タイラーが出演しています。
彼女の父親はロックバンド「エアロスミス」のボーカルである
スティーヴン・タイラー。
(実は高校生の時からエアロスミスを聴いていました)
なのでロス将軍の顔をスティーヴンにしてみたら……と勝手に妄想。
更にスタンリーのお店で「ミスターピンクがいい」とベティが言っているシーン。
エアロスミスのアルバム「NINE LIVES(1997)」に収録されている
「PINK」という曲が頭の中で再生されました(笑)
最後にロス将軍の前にトニー・スタークが!
ロス将軍、今後も出るのかな??
そして、ブルースの血を浴びてしまった「Mr. BLUE」ことサミュエル博士。
彼はどうなるのでしょう??
エドワードノートンの理由
猫背でなよなよで優男(褒めてる)のエドワードノートンがなんでハルクなんや?とか常々思っていたのだけど、やっと観る機会があって理由がわかった。
ハルクって、人間のときは猫背でなよなよで優男だからこそ、変身した後のギャップがすごいんだね。ハルクって悪者じゃなかったんや!(マーベル初心者ですみません)
ハルクは戦ってるときは凶暴な目をしてて怖いけど、ベティといるときは少し自分を取り戻せるんやね。なんかエモいぞ。ハルクからエドワードノートンに戻ったときの腹斜筋もなんかエロくて良かったです(何を言っている?)
キャストも意外にも豪華で見応えがあった。リブタイラー可愛すぎる。モダンファミリーのパパ、久しぶりに見た!
ブルース・バナー
パワー!!!
アイアンマンのような見応えは無いけれど、主人公への感情移入は唯一無二だったし、何しろ力ずくで敵を倒していくのは爽快。脳筋映画なのに、シリアスでドラマチック。エドワード・ノートンがハルクを降板してしまったのは、残念で仕方ない。
ハルクに対して恨みだとか憎しみとかを抱えた敵ではない(実際にはそうなんだけど、敵キャラの過去があまりにも描けていない)のがマイナスポイント。話が一本線であるために、エンタメ性は欠けるかな〜。アクションはめちゃくちゃいいんだけどね。
エドワード・ノートンの好演があっての映画だったと思うし、この作品以上にハルクを愛することはできないだろうなと思ってしまう。でも1つ嬉しかったのが、スターク製の武器が登場したこと。MARVELはひとつの世界であり、繋がっているんだなと改めて気付かされました。
ヒーローものとはちょっと違うけど、可哀想な運命を辿ってしまった1人の男の物語としては中々良質で面白かった。「ナイブズ・アウト グラス・オニオン」のような悪キャラも最高だけど、こういう役もハマるエドワード・ノートン。結構好きになりました。
全126件中、1~20件目を表示