「伝えるって難しい」愛を読むひと ヨコタス@名作探検家さんの映画レビュー(感想・評価)
伝えるって難しい
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映画評価:35点
この作品を見たのは今年の5月9日飛行機の中でした、飛行機内では先行上映されていて、アカデミー賞などを受賞しているという事で観覧させていただいた次第でございます
最初はマイケルとハンナが出会った頃からストーリーが始まっていきます
マイケルは21歳も年上の女性にゾッコンになります、年上彼女との突然の別れにマイケルの苦悩の姿はとても良い演技でした!
ハンナも苦しみながら別れを選んだ気持ちが伝わるし、何よりハンナの心内がマイケルといる月日が経つにつれて変わるのも見ものです
二人は数年後法廷の場で会う
そこからマイケルは牢獄にいるハンナに本を朗読したテープを送り始める
字が読めないハンナに字の読み方を授けたり、一人の淋しさを慰めた事でしょう
そのテープは、ただ本を読むだけではなくハンナに掛替えのない勇気と愛、慈悲、言葉、励まし、夢、期待…たくさんの想いを伝えたことでしょう
彼女にとって牢獄にいた間はとてもマイケルの愛を感じれたのだと思う
それは、とても文字や言葉では表しきれない程の大切な何かが...私はそう捉えました
本を読むひとではなく、「愛」を…とても深い映画ですね
1度では到底この愛の意味を知るなんて不可能でしょう!でもシリアス過ぎて重いだけで逆に怖いと感じる方や、意味不明と思う方もいらっしゃると思います
僕は理解とまではいきませんが意図はつかめたつもりです
でも地味というか深すぎて興味がもてないというか、新しい愛の形として楽しませていただきました
論理的に解釈の出来る方などを限定として見てみてはどうでしょうか?
この映画は情で見るものではないので他の映画の延長線と考えている方は見ない方がいいと思いますね
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