「朗読を通じて育む神秘的な愛...」愛を読むひと しゃいさんの映画レビュー(感想・評価)
朗読を通じて育む神秘的な愛...
原作は読んだことないし、鑑賞前まではごく普通のラブストーリーかと思いきや全然違った。
とても深刻な物語だった。愛、差別、葛藤、秘密...挙げきれないほどたくさんの要素が組み込まれている。
胸が締め付けられるように苦しくて、鑑賞後何とも言えない感情を抱いた。特に後半からラストにかけての展開は驚きのひと言に尽きる。
本作の主人公ハンナを演じたケイト・ウィンスレットは登場人物に命を吹き込むのが本当に上手い。どんな役であっても自分のものにというかその人物そのものになってみせるのだから驚きだ。
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