スーパー・チューズデー 正義を売った日のレビュー・感想・評価
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そのサブタイトルって…
政治と金と 駆け引きのお話です。 美男美女の共演で美しいですが、ストーリーは汚れてます。 きっと他国の政治家が観れば「アメリカだから…」なんて言い訳が聞こえてきそう。 場内の観客の中には、「モリスのモデルは クリ○ト○」なんて皮肉る人もいました、、苦笑
今もっとも旬な男、ライアン・ゴズリングの真剣な演技は 緊張感があって良かったけれど、大物俳優(ジョージ・クルーニー&フィリップ・シーモア・ホフマン)を前に ちょっぴり委縮気味(これが M・デイモンならもっとインパクトあったはず) もう少し 感情のメリハリをつけてほしいと思いました。
ヒロイン役のエバン・レイチェル・ウッドも今 注目の女優さん。 演技はわるくないのですが、キャラ設定が どうも安易。 エンディングに近づくにつれて、彼女を無知と見るのか・それとも弱者なのか、政治を学ぼうとする学生と見るなら 情熱を感じ得ず ただただ残念(決して彼女のせいではありません)。
助演キャストに マリサ・トメイとポール・ジアマッティを起用したのは 大正解だと思いました。
しかし、そのサブタイトルって 完全にネタバレじゃありませんか? いくら話が読めるとしてもね、ガッカリしちゃいます。。 大まかな内容は 政治スキャンダルなので難しくもないのですが、セリフが多く 政治用語なども多少解っていないと 私のように途中流れを見失う危険性アリです。 「ジョージ・クルーニーが作った ライアン・ゴズリングのプロモ」という見かたも付け加えておきましょう。 製作総指揮として レオナルド・ディカプリオも連名。 豪華共演という点で 一見の価値ありの3.5評価。 政治のこと・選挙(の裏側)が好きな方には さらにお勧めです。
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