「ナヴィの世界観に没入」アバター(2009) shinobu999さんの映画レビュー(感想・評価)
ナヴィの世界観に没入
アバター2を鑑賞したことをきっかけに、自宅で十数年ぶりに再鑑賞。エイワの元、自然の森や生き物と共生し、するナヴィとそれを壊そうとする人間の物語。
公開当時は3Dメガネを使っての鑑賞で臨場感が絶大で、没入感という意味で本当に圧倒的で、映像の美しさと、ナビィとして生まれ変わるハッピーエンドで終わるというストーリーの秀逸さもあって、素晴らしいものを見たという見終わった後の高揚感、幸福感が最も高かった作品であった。
好きな場面としてはナヴィが結集し、人間に立ち向かったものの、軍事力の差から絶望的な状況に陥ったものの、そこでエイワが味方となり、パンドラのあらゆる生命体が結集し、人間を叩きのめしする場面は胸のすく、素晴らしい場面だった。
細部まで作り込まれた圧倒的なリアルなCGと共感を呼ぶストーリーと相まって、気がつくとナヴィの世界観に没入し、憧れる自分がおりました。
ジェイクがナビィとして生まれ変わる場面は次の物語を予感させるものであるが、次の作品が生まれるまでに13年ほどの歳月が必要だったことからもこの作品がいかに手間暇かけて作られているかを物語っている。ジェームズキャメロンに頭が下がる。映画に革新をもたらしたという意味では当作品は自分の中で間違いなくNo.1です。
余談だが、自分が同じ映画を複数見ることは非常に稀だが、その時の感動をまた見ることができて、良かったと思う。自宅で見たい時に気軽に見れるようになったことは良い時代になったなぁと感じた。