スター・トレックのレビュー・感想・評価
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スッキリ
作品として独立している点が凄い
新シリーズの大いなる序章
もちろん、ウィリアム・シャトナーのカーク船長やレナード・ニモイのスポックは知っていたけれども、今までのTVシリーズも劇場版のシリーズもほぼ未見なので、以前のシリーズと比べてどうなのかについては分からないが、新シリーズの一作目としての役割は十分に果たしているのではないかと思う。
良かったなと思うのは、以前のシリーズの30年程前から物語が始まること。
ジム・カークの両親、誕生から物語が始まり、若き日のカークやスポックが如何にエンタープライズ号の船長となり、副長となったのかを描いている。
これで、以前のシリーズを知らない観客も入りやすいし、今までのファンも新鮮に感じるのではないか?
ただし、未来からの復讐者が過去に戻って、まだ起きていないことに対して復讐を果たすという複雑なプロットながら、タイムパラドックスについては無視していたり、ウフーラとスポックの関係もかなり唐突で、強引さも目立つ。
ただ、ラストでようやくレギュラーキャラクターが出揃ったので、新シリーズの真価が問われるのは、次作以降次第だと思う。
古風なSFが刺激的になってリメイク!
まったく期待せずに鑑賞した『スタートレック』
予想以上にめちゃくちゃ面白かった。
監督のJ・Jエイブラムスは『スターウォーズ』の大ファン(ヲタクらしいw)なのに良くこの仕事を受けたな…と驚きます。
『スターウォーズ』のファンなのにも関わらず、過去の作品に敬意を払った場面などが多々あり、『スタートレック』ファンでも満足できたのではないかと思います。
キャストも、ドラマ版『スタートレック』のキャストにそっくりでイイ!
特にスポックの再現度はやばいです。
エンタープライズのメンバーはみなキャラがきちんと立っていたし、スポックとカークの友情も良く描かれていました。
最初はダサいと思っていたけど、動くとエンタープライズ号はとてもかっこよかったです。
懐かしく古風だが、それでいて刺激的にリメイクされた本作はとても素晴らしい映画に仕上がっていました。
これならJ・Jに『スターウォーズ』を任せても大丈夫ですねw
TOSからの今。
STIDを見た後、速攻でTOS(宇宙大作戦)を見始めてはまってしまったStar Trekの世界。
そして、しばらく見たのち(シーズン1の半分ちょっと)こちらを見ましたが。
見ていると、STIDにつながる部分(SHIP to SHIPのくだりとか)、ニューバルカンの存在しかりTOSとは違う世界。
新しい時間軸。というのがはっきり見えてきてこれが、面白い。
TOSをしばらく鑑賞したのち再びみると、今度は「あ、トリブルがいる」ということにイロイロ思いを馳せるし、老スポックの「ずるを覚えた」のはジムのせい(おかげともいうのか)ということ。
そして、何度見ても老スポックが初めて出会った時にいう「今までも、これからも私達は友人だ」という一言が興奮するとともに、切ない。
そしてのっけから精神融合してる辺りなどなど。
何かイロイロと過去を見たからこそ面白い部分がワンサカ出てきたり。
見ながら、スールーが笑顔で「フェンシング」と言うシーンは、初めて見た時も思いっきり笑いましたが。
これもまた過去を知っていると楽しいセリフ。
ラストの語りが老スポックことニモイ氏であるあたり、色んな意味で感慨深く。
あのラストのキャストの名前と共に流れるテーマソング、そしてこれからの旅路を思うと、じわじわと感動が……。
なんとも深い世界にハマったものだ、と思いながら、これを踏まえるとSTIDのラストの語りがカークことクリス・パインな辺り、これまた感慨深く。
映画館で再びSTIDを見た際には、様々な思いが交じり合ってため息と共にちょっとウルっとした。
この映画、その後の映画。
是非ハマったらTOS(宇宙大作戦)を見るべきだな、と思いました。
そして宇宙、最後のフロンティアへと思いっきり飛び込むのが楽しいスタトレ世界への一歩だと。
ある意味、うまく新しい世界を作り上げたJJと各美術スタッフ(デザイン等も古いをよく新しくしてくれてると思う)、VFXスタッフ、サウンドチーム(SEが殆どTOSのリメイクで素晴らしい)、本当に好きで仕事をしてくれてるんだろうな、と思った。
この作品を生み出してくれて、感謝の限りである。
映画館で観たかった
イントゥダークネスが面白かったので前作を鑑賞。何年か前の映画だから映像技術が落ちてるかと思いきや今と遜色なかったのでびっくりした。前作も迫力ある映像だったから映画館や大きいテレビで観たかった。
主人公のカークのキャラクターが良い。
クリス・パインてこのシリーズで初めて見たけど 主人公にぴったり合いすぎてとても魅力的だった。見た目はそんなに男前じゃないのに。強引だしひねくれてるし女好きだけど中身は熱くて頼りになる男。
ストーリーは途中未来だか過去の話になった時が良く分からなかった。
そこからちょっと気持ちが失速。ずっとリアルな現在で良かったのに。ん?でも現在だったのかな?
唯一の恋愛模様はもう少し惹かれ合うシーンが欲しかったな。
あと身内が亡くなるシーンは助けにいった人がずっとそばで支えてれば助かったのでは?と思ってしまった。
主人公一人だったら絶対死んでて、やっぱり仲間との助け合いや信頼で困難を乗り越えていく所がこの映画の醍醐味だと思う。宇宙の冒険も良い。
完成されたA級SF
スタートレック エピソード0
トレッキーも、そうでない人も必見。
『クローバー・フィールド/HAKAISHA』のJ.J.エイブラムスが描く『スター・トレック』。しかも、TNGとか、DS9とか、VGRとかの新しい時代の話ではなく、いわば、“エピソード0”とでも言うべき、カークや、スポックの若かりし頃を描いています。“リ・イマジネーション”だそうです。
良い! 良いです。J.J.エイブラムスの『スター・トレック』と聞いて、スター・トレックの世界が壊されないかと心配しましたが、大丈夫でした。『スター・トレック』の世界を充分描いていてトレッキーでも充分見れる作品になっていると共に、これまで『スター・トレック』を見たことが無いスター・トレック初心者でも、宇宙活劇(表現古!)となっています。
一応この作品の主人公はクリス・パインが演じたジェイムズ・T・カークの筈なのですが、実は、そうでは無いのではないかと思うほどザッカリー・クイントが演じたスポックが光っています。裏主人公と言っても良いと思います。『スター・トレック』のその後の話では、スポックが感情を露にする事は殆どなくなっていますが、この若かりし頃はまだ感情の制御が難しかった様で、取り乱すスポックを見ることが出来ます。それから、あの左眉を動かすスポックの表情も出ていました。
ウフーラを演じたのは、ゾーイ・サルダナ。彼女は、トム・ハンクスが主演した映画『ターミナル』で、トレッキーの入国審査官ドロレス・トーレスを演じています。はまり役ですかね(笑)。
その他の主要登場人物として、マッコイを忘れてはいけません。今回マッコイを演じたのはカール・アーバン。マッコイが、カークから“ボーンズ”と呼ばれるようになった訳が、この作品で明らかにされます(笑)。その他、スコッティや、スールー、チェコフなど、この時既に、全ての人物がそろっているんですね。
ここから、少しネタバレ。
物語の最後に未来から来たスポックが出てくるんですが、未来から来たスポックは、レナード・ニモイその人が演じています。事前に聞いていなかったので知らなかったのですが、画面を見て「あれっ?」と気が付きました。
最後に。
始めに「良い!」と書きましたが、続編は望みません。J.J.エイブラムス自身はトレッキーでは無いそうなんですが、このまま続編を作ると、何か全然世界が違っていきそうで・・・。この作品はこの一つで、完結にして欲しいです。それが、傑作に繋がる道だと思います。突っ込みどころを言えばキリがありません。それを指摘する事は、止めて置きます。
トレッキーはがっかり、でも面白さはシリーズ1番かも
結論から先に言うことになるが、この作品をひと言で表すと、「スタートレック入門編」だ。だから、他のスタートレックのファンの方々の評価は当然だと思う。この作品以降からスタートレックのいつもの宇宙の旅が始まるのだから、スタートレックのシリーズ本来の哲学や人間味などまったくなく、スタートレックのファンには、まったく物足らない内容と言われてもいたし方ない。
しかし、スタートレックのシリーズから離れて、一本のSF宇宙アクション映画として見ると、昨今の同じようなものの中ではトップ・ランクの内容だと思う。スタートレックのファンから言うと、主人公のカークの性格が無鉄砲すぎるところは気になるが、直感で動いて危機を脱していく、見ていて手に汗握るくらいにハラハラするアクションの連続には思わず見入ってしまった。その内容からエンタープライズの艦長になるまで、というのは、カークとスポックの関係の構築とアクションが並行して描いていく演出のうまさにも感心するばかりだった。この作品の監督のJJ・エイブラムスは、テレビシリーズの「エイリアス」などで見ていて、ちょっとこけおどしのような演出が目についていたのだが、この映画ではきちんと点と線を繋ぐ物語の流れを大事にしていて好感がもてた。自分自身、スタートレック・シリーズのファンなので、ちょっと悔しい気分なのだが、今までのスタートレック映画の中では一番の出来だと思う。
今の「スタートレック・ジェネレーション」が、あまり好評でもないようなので、アメリカ本国でもスタートレックは過去のテレビ・シリーズになりつつあるらしい。だから。この作品からスタートレックの新しいファンが増えるのなら、トレッキーのひとりとして、とても嬉しいことなのだが...。
これこれ!これぞエンターテイメント!
大人気シリーズを、稀代のヒットメーカー、J・J・エイブラムスがリメイク。時系列ではエピソード0に当たる。
エイブラムスはさほど「スター・トレック」のファンではなかったとか。僕自身もそう。
一応映画シリーズは全部見たのだが、ファンでないとイマイチ馴染みにくかったこの作品を、誰もがすんなり楽しめるSFエンターテイメントに仕上げた手腕は賞賛に値する。
オープニングのカークの両親のエピソードからグイグイと魅せる。
ヤング・カークは、ホント自己中でこんな奴近くに居たらヤだなぁ〜と少々ハナにつくが、そんなカークが一人前になるまでを熱く描いてみせる。
ヤング・スポックを演じたザッカリー・クイントにはビックリ!レナード・ニモイのそっくりさんよく見つけたなぁ〜と感心。
そのレナード・ニモイも登場。昔からのファンをニヤリとさせる。
VFXも迫力満点、お馴染みのテーマ曲が流れるエンディングまでノンストップで飽きさせない。
続編が超待ち遠しい!
最高のライド
この作品を観るにあたって私は軽い予習しかしませんでした。オリジナル映画版と2作目の「カーン~」さらに「ファースト コンタクト」を観て雰囲気だけは掴めた気になっていました。しかし、今日このエイブラムズ版「スタートレック」はそんなことをしなくてもまったく問題がなくストーリーに入っていく事ができました。ただ、予想していなかったのはこれ程までに完璧な作品になっているとは思いませんでした。そして、映画が終わった後私は監督のJ.J エイブラムズに心から“こんな作品を作ってくれてありがとう!”と叫びたくなりました。この映画は今年観たものの中では今のところ最高の作品です。
主人公は偉大なる父親を持つ若き日のカーク。
彼の生い立ちから物語は始まり彼やスポック、ボーンズ、スコッティさらにはウフーラといったエンタープライズ号のメンバーが結成されるきっかけとなる最初の任務を描いてのですが、実は未来からタイムスリップしたあの方の物語でもあります。
注目は俳優陣の最高の演技、複雑に絡む人間関係、迫力のアクションシーンと並べればきりがないのですが、単純に言うと全てです。この作品はもうはっきり言って「スタートレック」を愛して止まない人達によって作られたものだという事は間違いありません。特にJ.Jエイブラムズが制作したテレビドラマ「LOST」のように登場人物を一人一人紹介した後に丁寧に一つずつ人間関係を作り上げていく手法を用いた重厚な人間関係は必見です。もうカークとスポックが対立する度心臓がドキドキしていました。
それから、俳優陣の演技はもう最高でした。噂のイケメン俳優クリス パインを筆頭に今後ブレイクする事間違いなしの彼らの活躍は素晴らしかったです。私としては若き日のスポックを演じたザッカリー クイントの演技が印象的でした。
そして、何と言っても凄かったのがアクションシーンの数々です。スターシップ同士の戦闘シーンも凄かったのですが、やはり好きだったのはあのスターシップからの落下シーン。アレは本当に爽快な気分になりました。もう「M・I-Ⅲ」なんて言う問題ではありません。アレは映画館の大スクリーン体験してほしいです。
さて、ここでいつもなら弱点がどうのこうのと偉そうに言うところなんですが、もうはっきり言って何もありません。昔からオリジナルテレビシリーズのファンだった人達はもう大喜びする事と思います。ただ、一つだけ心配なのはミッションが開始されてからの状況説明的な台詞があまりにも多すぎて予備知識なしで観た人達の頭がパンク状態になり、ギブアップしてしまう人達が出てくるのではないかという点です。世の中の人達が私のようにエンドロールが流れるまで映画が良かったかどうかを判断する人達ばかりならいいのですが、そうでない人達も沢山います。残念ながらそういった人達にはこの作品の良さは伝わらないと思います。“どうか最初から最後までワンシーンも逃すことなく観てから判断してください!”という事しか私には言えません。
もう既に続編の制作もあるとのことですが、私としては本当に楽しみです。本当にこのような作品と巡り会えてよかったです。最高でした。
これぞハリウッドのSFアクション映画
見て損はなし
正直言って、過去のオリジナルを見た記憶はあまりなくて
スポックの個性的な髪型を覚えているくらい・・・・・
スピード感があって、
配役も分かりやすくって
(どんくさい私は、観ている時に分からなくなる時があるのです)
映像もすばらしい~
主役も正統派甘いマスクで~
ストーリーもオリジナルを知らなくても分かるよう親切だったし~
先入観なく観れたのも良かったのかな
ディズニーランドのスター・ツアーズのスケールアップしたものを
観ているような臨場感だったので
乗ったことがある人は、「あれは、大画面じゃないとね~」と思うと
思いますが、これも、同じですよ~
マワシモノじゃないですが、映画館がオススメです
(ドーンとか大きな音で聞きたいし)
私って、このジャンルって好きなんだと
新しいを自分発見した気分です
ダーリンと一緒にもう一度観ようかなぁ~
現実とかけ離れている設定なので
”うそジャン”と思ってみてしまうとつまらないと思いますが
未来を知らないから楽しんで観ようと思うと
ストレス発散になると思います~
疲れていても、眠らない映画だと思いました
だから一緒に行っても大丈夫かと~
若さみなぎるSFアクション!
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