「ビーの愛らしさ倍増。」トランスフォーマー リベンジ ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
ビーの愛らしさ倍増。
個人的にはそれほど思い入れのない作品なんだけど^^;
まぁ、ベイだし(爆)スケールだけはデカイのだろうと期待。
つい最近「ハゲタカ」で金の使い方ノウハウを観たところへ、
これくらい金を使えば何でも映像化できるんだわなー!と
口をアングリしたくなるような凄い映像(特に爆破)の数々。
加えてロボットの形態のリアルさというか、いやもし私が
男の子で、こういうの持ってたりしたらハマるだろうなー!
と、周りを見回すとさすがに男(オジさん含む)だらけだった^^;
1作目の続き…感がちゃんと描かれているので、難しい事は
何もないが、ただ彼らがトランスフォームする速さが超すごい!
ため、ゆっくり眺めていたくてもそれが出来ないのがうーん。。
オートボット(正義)側のオプティマスとバンブルビー以外にも
今回は面白キャラが色々登場するので、楽しめるんだけど…
今のどれが誰なのさ!と彼らの動きを追うので精一杯!(爆)
動体視力が試されるような(私だけ?)作品でもある。
とくに深い事は考えずに観られる作品なのは間違いないが、
とりあえずキャラ設定は勉強&復習しておいた方がいいかも。
ディセプティコン(悪)側もエイリアンぽいのから、怪獣、小型、
美女、兵ジジイ^^;、などバラエティ豊かで今回は面白かった。
しかし今回もかなり尺が長いので、けっこう中だるみしている。
監督としては5分毎に爆破させていれば満足かもしれないが?
つまりこれはロボット目当て!(じゃない人はいないと思うけど)
にルンルンと観に行ってしまうのが正解で、間違っても、
ドラマに深みを求めるとか、サムの両親ってホントのバカ?とか
とにかく真面目に考えない方がより楽しめる作品だと思う。
監督の持ち味(まだ足りないらしいけど)は存分に発揮されてる。
まるで機械に心が宿ったような(いや、そうなんですけども^^;)
人間との心の通い合いが面白かったり。切なかったり。
せっかくの大学生活をエンジョイするはずだった、サムには
やや気の毒だけど…普通の生活なんてさせないわよ(爆)的な
強引に巻き込もうとする展開はハリウッドならではのお楽しみ。
男の子たちが鼓舞する作品がこういうのだとなんかホッとする。
(まだまだ子供だ。と思いたい親の心境か…^^;)
人間側のキャラも前作同様、変わりないのが嬉しい。
J・タトゥーロがやっと出てきたときは、心で手を叩いてしまった。
(宣伝が足りん!とベイが怒ったらしいけど…もう十分かな、と^^;)