「バスルームなら毎日行くのに。」ジョン・カーター ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
バスルームなら毎日行くのに。
前評判があまり芳しくなかったですよね、これ。
本国だと惨憺たる興行収入だったとか。
壮大なスケールなのにつまらない、て最悪じゃないですか。
それで急速に興味が薄れてて、うん、正直観るの億劫になってたんですよ。まあでも観に行きました。
イヤ何ですかね、全然、まなかなか楽しめましたけど?
画的にしっかり派手で、兎に角インパクトがあれば良いじゃん!ていう、そのお手本みたいな映画というかね。
物語の中身は置いといて、スクリーンに広がる壮大な異世界に飽きは来なかったです。て、云うと“物語は駄目”みたいに受け取られるかもしれませんが、自分はこの程度のさじ加減で良かったんじゃないかと思ってます(監督のアンドリュースタントンがどんなさじ加減のつもりだったかは知りませんけど)。
元々が荒唐無稽な設定なのにリアリティ路線で行かれても仕方ないと思うし。地球から火星に飛ばされるってんだから元々無理がある。
CGでも何でも、世界観をしっかり提示してくれれば、ハッタリ堂々とかましてくれれば、何も不満はない訳ですよ。
そこの問題は自分の中ではクリアだったんで、全くオッケーでした。
楽しかった。
まそんな感じです。
コメントする