「夢に見た映画化!」ジョン・カーター さくらももさんの映画レビュー(感想・評価)
夢に見た映画化!
原作のファンです。
つっこみどころ満載の映画ですが すごく楽しめました。
決してアバターのパクリではありませんよ。緑色人も空飛ぶ船も 100年も前に書かれた小説に あのまんま きちんと描かれています。
ぶさカワ犬のウーラは 原作でも実にキュートな存在です。野蛮で残忍なことが大好きなサーク族に飼われているウーラは 自分がいじめられているときに助けてくれたり、思いっきりかわいがってくれたりするジョンに ぞっこんになります。
サーク人にしては バランスのとれた判断力と 旺盛な知的好奇心を持つタルス・タルカス。サーク人にあるまじき 美しい心を持つソラ(彼女の気質は母親から受け継がれているらしい)。
ディズニーさん、がんばって原作に忠実に描いてくれてます。
ジョンは ちょっとやんちゃだけど かっこいい!!
ただ デジャー・ソリスが・・・。
リンはとても素敵な女優さんだけど、武部本一郎先生の挿絵の印象が強すぎて やっぱり違和感が・・・。
挿絵のイメージに近い女優さんで 剣術にも秀でている、とした方が ギャップも楽しめてよかったのでは と思います。
ウン十年前に 初めて原作を読んだとき
『ああ、ぜひぜひ 映画化して欲しい!!』と 興奮し、
『あっ・・・ でも緑色人がこんなにいっぱい出てくるし・・・絶対無理だ・・・』と 意気消沈したことを 思い出します。
ディズニーさん ありがとう!!!
コメントする