「おとぎばなしの原点を観たような気がしました。」ジョン・カーター ちゅうみぃさんの映画レビュー(感想・評価)
おとぎばなしの原点を観たような気がしました。
インタビューにあるように、みなさんが大切に楽しみながら創った作品だということが確かに伝わってきました。
作品は、地球から火星にワープした主人公がそこで繰り広げるアクション&ロマンスなどを織り込んだファンタジー的物語で、テンポよく進み、ストーリーも面白く、ユーモアのセンスもあって楽しめる3Dだったのですが、これが100年前の構想というのはやはり信じ難く、まさにディズニー記念作品に相応しいですよね。
欲を言えば、もう少し色彩的に鮮やかだったらとか、異形のキャラが親しみやすいブサイクさ加減だったり、3人の僧侶風の登場人物の背景がわかったり、時差もあるだろうから、もっとしっかりとハッピーエンドの光景が見れたら・・・なんて思いましたが。
すでに世界各国で上映されており、興行面では記録的に振るわない状況のようですが、鑑賞した限りではよくできていて、楽しめる作品だと思ったので、何がそんなによくないのか、いまひとつよく理解できません。
主人公が生きる希望をみつけ、再生していく過程の奇想天外な発想、やっぱりおもしろいです。
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よことしさんのコメント
2012年4月18日
なぜ、皆むずかしく見ようとするのでしょう。なかなかスリリングでスピーディーで感動もありストーリーにひねりもあり、CGも美しくて、バルスームへの旅は楽しい物でした。