「アナキンよりベルの映画。」ジャンパー ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
アナキンよりベルの映画。
公開前から友人と、
「ジャンパーを着てジャンパーを観よう。キャンペーン!」
なんていうのがあればいいのにね!?なんて言っていたら、
本当にその友人がジャンパーを着てきたから笑ってしまった^^;
もちろん、なんの特典もありませんでしたけど…。(爆)
何がいいたいのか分からない映画だとは聞いていたので、
それほど「?」感はなかったけれど、確かに溜息は出ます^^;
彼のジャンパーとしての能力そのものが活かされているのが、
悪事を働いている時っていう、やはりアナキンだよな~なんて
あの上目づかいにジリジリしてたら、いきなりメイス登場!?
っていう、観客の楽しみ方の方向性を試されるような?作品。。
物語そのものは特に難しくはないので、あとはどう描くか。
なんでしょうが、私的にはせっかく能力に目覚めたんだから、
その爽快さをもっと表現してほしかったかなぁー。いろんな
国や場所(世界遺産はすごい♪)にひとっ飛びの映像は良かった
ですけどねぇ。あとはほとんど追いかけっこ&闘いのシーンで、
バーでの乱闘とか、わりとどうでもいいシーンも多かった気が。
でも、私的にいちばんどうでもいいのはあの彼女?でしたねぇ。
なんでも実生活で二人は付き合っているそうですが、それは
それでいいとして、あの彼女、なんで小さい頃はあんなに
利発で可愛かったのに(A・ロブ)、大人になってアレレ…??
主人公の初恋の相手。なのはいいけど、とにかくしつこすぎ。
鬱陶しいし、うざったい。あの彼女がなにか危機をもたらして
くれないと、話が進まないのは分かるけど。いや~ウザイ!!
二人でどっか行っちゃってくれ!って感じでしたねぇ、もう。
可哀想なのはもう一人のジャンパー。J・ベルの方ですよ。
彼らの出現や同行のせいで、ホントいい迷惑だったはず(-"-)
なんならJ・ベルで、スピンオフでも作って欲しいですねぇ。
彼、いい俳優に育ってます。薄汚い感じも似合ってる~!!
映像自体はかなり凝ってて、空間を抜ける時に発生する引力?
そのものの力がかなり大きくて周囲を巻き込むところも面白い。
まさに「ワープ!」って感じでした。なにが目的で、その力が
もたらされ、それを使うとどうして抹殺されてしまうのか。が
ほとんどまったく解明されないまま終わってしまう尻切れ感も、
そもそもこんなことありえないんだからさ~。っていう無言の
圧力で無理やり消された感じですね。続編はあるんだろか??
(日本のシーンはまずまずですかねぇ。彼ら目立ってますが。)