「悲しい恋愛を幸せな結末にした話」つぐない どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
悲しい恋愛を幸せな結末にした話
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今作は、著者:イアン・マキューアンの『贖罪』と追記『ロンドン 1999』をまとめて映画化したもの。
映像、特にカメラワークが良い。序盤、何もかも美しく BGMも心地良くて 眠くなってしまった。中盤あたりから 怖いシーンがある。
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なんとなく、今作の登場人物を「陸」・「海」・「空」に当てはめてみる。
●「陸」が、主人公のブライオニー・タリス ...空を見上げ海に憧れる陸のような主人公。
●「海」が、憧れのロビー・ターナー ...海が空を映すように、姉ばかり映し出す。主人公の嘘が引き金になり海外派遣軍兵士として戦死する。
●「空」が、姉のセシーリア・タリス ...姉の存在は、空のように大きい。ロンドン大空襲(ザ・ブリッツ)で亡くなる。
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1940年のダンケルクの戦い をリアルに描いたシーンは臨場感がある。
戦争も悲しいが、主人公が 最後の最後まで 片思いで悲しい。
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